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[No.1934]

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「ワシントコポスト」2022年06月02日[No.1934]号

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ドライブでぜんざい

 家族でドライブがてら寄る、おんなの駅 なかゆくい市場にあるぜんざいが大好きです。そこで働くスタッフさんの感じが良く、お客さんの顔や注文内容を覚えていたり、たまったポイントを使ったらポイント使用の感謝の葉書をくださったりとサービス精神があるのでますますファンになりました。

 ぜひ、皆さんにもぜんざいを食べてみてほしいです。

(浦添市 チョコ好き)

(編コメ)そろそろ、ぜんざいが一番おいしく感じられる季節になりました。チョコ好きさんの投稿を読んで、編者もぜんざいを食べに行きたくなりました! 読者の皆さんはどうですか~?

花壇に感謝

 Dこども園は、D小学校に隣接しています。アルバイトや買い物でその横の歩道を毎日のように通ります。

 こども園の歩道に面した花壇にいつも、心を癒やされています。子どもの字で「たちあおい」「まりーごーるど」と表示があり、ほほえましい説明に、ほっこりします。その他10種類ぐらいの花々が優しく咲いています。

 園の先生方の「子どもたちが育てています」や「犬のウンチは、おうちに持って帰ってくださいね」という呼びかけの説明文もステキ。早朝落ち葉を掃いてくださっているお年寄りの先輩たちも。いつもさわやかに通っています。ありがとうございます。

(那覇市 シラさん)

(編コメ)きれいなお花が咲く花壇には、ほっこりしますよね。お花を育てたり、手入れをしてくださっている皆さんには本当に感謝しかありませんよね。いつもありがとうございます!

6月生まれ

 6月といえば梅雨、祝日がない月など、何かと世間からは嫌われているようですが、私にとっては一年に一度の誕生日! 学生時代には、新しくできた友人と「誕生日いつ?」と気兼ねない会話ができるようになった頃には、私の誕生日はすでに終わっていて「じゃあ来年はプレゼントあげるね!」という言葉をかけられることもしばしば…。

 誕生日は、自分が今欲しいものが何なのかを考えさせてくれます。自分で働いてお金を稼げるようになると、欲しいものは自分で買うので、いつの間にか誕生日プレゼントは相手に任せてしまいがちに。その結果、要らないものばかりもらった年があるので、その反省を生かして、今年は「欲しいけど、自分で買うほどのものではないもの」をお願いしようかなあ。

(那覇市 6月生まれ)

(編コメ)誕生日おめでとうございます。誕生日プレゼントは、しっかりリクエストしたほうが贈る側も助かるかもしれませんね~。

ささやかな幸せ

 夫婦になって今年で49年目に。振り返ってみて長いようで短くも感じる。夫は外国より帰国直後で短期間内の縁。自分の信念を貫き頑張っていこうと決心。幸運にも一男二女の子宝に恵まれた。

 34年前、夫は単身赴任で県外生活。お互い健康に気遣い「アマヤ クマヌシワ」「クマヤ アマヌシワ」(あっちはこっちの心配をして、こっちはあっちの心配をする)で電話交流の生活。子どもたちには日頃から寂しい思いをさせ気がかりだった。

 小学生の頃、休日が重なるとそろって旅行も実現した。3人とも、笑顔で私を支えてくれた。何事もなく普通に育ってくれ、学校を卒業。就職し社会人になった。

 3人とも、立派な家庭を築き楽しい団らんのひとときに幸せ感。夫も隠居して20年に。運転免許証も自主的に返納、孫たちに囲まれ遊ぶ日々。健やかに成長した姿に悠々の癒やし、ささやかな幸せに浸っている。コロナ禍の昨今、体に留意し充実した人生行路を祈る。皆さんの笑顔満開が明日への活力に。

(読谷村 知花マサ子)

(編コメ)ささやかとおっしゃっていますが、これ以上の幸せはないのではないでしょうか。編者も幸せのおすそ分けをいただき元気が出ました。

人としての生きる答え

 「私たちって何のために生きてるの?」。こう聞かれたら何と答えられるだろうか。

 私は、子どもに「人間は動物でもあるし、鳥、植物、昆虫、さまざまな生き物がいる。それぞれの個性を持ちながら子孫を残し、地球を豊かにしていく宿命を持った生き物なんだよ」と教えたことがある。

 でも、現在は、何だろう。この宿命を教えられなくなってきた世の中になっている。

 コロナという厄介なウイルスがまん延している今日、人種差別どころか、人間の心の貪欲さゆえに起こる戦争でたくさんの人が殺されていて、本当につらい…。

 これじゃ何のために生まれてきたのかと説明ができない。以前、私の息子(自閉症)に厳しく指導してくださった方に「○○さん仏の心を持ってください」と言ったのを思い出しました。本当、皆、おのれの心に仏心を持つことこそが平和につながる、人としての生きる道なのでは―。

(那覇市 リリー)

(編コメ)ウイルスや差別、戦争がまん延する世の中に心を痛めておられるリリーさんの叫びが伝わってきます。私たち一人一人が優しい心を持つことこそ、今、本当に求められているのかもしれません。

天国から見ていてね

 5月12日付ワシントコポスト、クララさんの「今になって…」読ませてもらいました。

 私も同じ経験をしたひとりです。 私の場合は7年間介護をしてきた母が亡くなり、その半年後に愛犬が老衰で相次いで亡くなり、心にポッカリ穴があいた状態とでもいうのでしょうか、さみしくて、苦しくてつらい日々をすごしていた時、ふと、ラジオから流れてきた曲に耳を奪われた。涙がどんどんあふれ出してなぜかこの曲で振り付けをしたい…と思ったのです。

 その曲は坂本冬美さんが歌う「また君に恋している」。一行一行、亡くなった人への思いが込められているすばらしい歌詞だと思いました。私は日舞を指導していて、振り付けも自分で作っている強みもあり、母を思い、愛犬を思い泣きながら完成させた時、私から涙は消えていました。

 今では„天国から見ていてネ!“って伝えて心を込めて、父、母、愛犬を思いながら踊ることにしています。踊っていると„私がんばるからネ!“って気持ちになれるのです。

 だからクララさんも何か両親につながる大切な物を見つけて、忘れようとするのではなく思い出す事で、これから生きてゆく強い原動力になれると思います。愛する大切な人を亡くしたその経験は誰にでもあるはずです。その全ての人たちにつながれば良いかなぁ~と思っています。

(浦添市 すずね)

(編コメ)両親を亡くされ、気持ちの切り替えができないというクララさんへのお返事です。ご自身の体験から、真摯(しんし)なメッセージをありがとうございます。編者の心にも染みました。

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