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[No.1739]

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「ワシントコポスト」2018年08月23日[No.1739]号

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「落としたおやつ」を読んで①

 8月2日付「落としたおやつ」を読んで、小学校1年生の姉の孫が1歳になる前のエピソードを思い出し、一人で笑っていました。
 姉の孫を預かっていたときのこと。スプーンで食事を食べさせているときに、ポロリと床にこぼしてしまいました。すると、彼は素早く自分の手でそれを拾い「食べて」の仕草で私の口元へ差し出したのです。
 食べ物を粗末にしてはいけない派の私。子どもたちには食べさせませんが、私は「ふーふーしたら大丈夫」とか、「もったいない、もったいない」とか言いながら食べていました。
 子どもたちにとって、「落ちたものはケイ(私のこと)が、ふーふーして食べる」というのが、日ごろの私の行いから当たり前のようになっていたんですね…。
 ちなみに大叔母の私は、子どもたちから「ケイ」と呼ばれ、同級生並みの扱いです。彼らの良い遊び相手の私。食べ物に限らず、「物は大切に、感謝して」の心を伝えつつ楽しく接しております。

(読谷村 宵待草)

「落としたおやつ」を読んで②

 ときどきホームレスらしき人が、ゴミ箱をあさる光景を目にします。特に腐りやすい夏は大丈夫だろうかと思ってしまいます。おなかに影響のないことを祈るばかりです。
 8月2日付「落としたおやつ」の記事を読みました。私は戦後すぐの世代(団塊の世代)なので、ずいぶんとひもじい思いもしました。少々、落としたくらいでは拾って食べたものです。何の不具合もなくここまで健康で過ごせたのは単に運がよかっただけのことだろうと思います。
 いまでも落とした食べ物は1、2秒で拾って口に入れる芸当はできます。しかし幼児や小児はそうはいきません。やはり危険が伴うわけですから、落とした食べ物、落ちている食べ物は食べないしつけは必要かと思います。
 落ちた場所の安全うんぬんではなく、拾って食べないという習慣をつけることが大事だと思います。なにせ細菌は口から入ると大変なことになるのですから。

(那覇市 70歳のたまごっち)

(編コメ)70歳のたまごっちさんは、ひもじい思いをした最後の世代でしょうか? 世代によっても考え方は違うかもしれません。宵待草さんも70歳のたまごっちさんも、落とした食べ物を食べることもあるようですが、子どもには食べさせないというご意見でした。

正直すぎる親子

 友人と待ち合わせをしていたときのこと。デパートの入り口で立っていると、すぐ近くにいたかわいい4歳くらいの女の子が私に言いました。
 「おばちゃん、おなかに赤ちゃんが入っているの?」
 私はショックでしたが、それをごまかして、かなり無理やりなほほ笑みでニコニコしていました。そこへ、そばにいた30代ぐらいの若いママが「すみません。最近、周りに妊婦が多いんです」。
 ダブルパンチを浴びせられた私は、「いえいえ、子どもは正直ですから気になさらなくていいですよ」と言いました。
 タイミングよく友人も来たところで「バイバイ」と女の子に手を振り、その場を去りました。 自分ではチュニックワンピースを着て、いくらか若く見えるとばかり思っていましたが…。 ちなみに私は還暦。孫がいてもおかしくない年。「メタボ宣告」を恐れて延び延びになっていた特定健診を受けることにしました。正直な親子に感謝しています。

(那覇市 Y・N)

(編コメ)チュニックワンピースはマタニティードレスにも似ているような気がします。それで勘違いしたのかも? いずれにしても、健診に行くきっかけになったので良しとしましょう!

将棋はダメなの?

 わが子の小学校では、今年度初めて校内での将棋が禁止となりました。 紙で手作りした将棋の駒さえ、ダメだそうです。
 3年前から将棋の楽しさを知った息子は、とても残念がって私に報告してきました。そばで聞いていた中学生の兄は、「僕たちが小学生のときは別に禁止されてなかったよ」とふに落ちない様子。私もがっかり。
 それならば、サッカーやバスケットなどを休み時間に行うのも禁止されてしかるべきでしょう。でもスポーツだと肯定的に受け止められるようで…。
 皆さんの小学校ではいかがでしょうか。禁止の可否についてほかの方のご意見を伺いたいです。教育委員会にもお伺いしたいと思っています。

(浦添市 紅子)

(編コメ)学校からは禁止の理由を聞かされていないのでしょうか? 例えば、将棋の対局は時間がかかり、次の休み時間まで気になって授業に集中できなくなるからとか? なぜだめなのかが気になります。

映画より感動

 桜坂劇場に映画を見に行きました。映画が始まり、しばらくしてから招待券を持っていたのに、うっかりお金を払っていたことに気が付きました。
 招待券の期日は今日まで。迷いましたが、売り場に戻り事情を話すと、なんと係の方は招待券を受け取り、お金を返してくれたのです。
 恐縮する私に「早く気が付いてよかったですね。映画、楽しんでくださいね」とニコニコしながら優しい言葉! 映画より感動しました。ますます桜坂劇場のファンになりました。ありがとう。

(那覇市 もも)

(編コメ)優しいスタッフさんのおかげで、いい一日になりましたね! 本当に気が付いてよかったです。

夏の風物詩

 今年もやってきました甲子園の季節!! この内容が掲載されるころには、もう沖縄県代表も決まっているころですね。
 一生懸命に白球を追いかける球児の姿は大好きです。沖水(沖縄水産高校)が甲子園で2年連続準優勝したあの時代が、私の青春真っただ中でした。ですので、、とても印象に残って忘れられない試合は、やはりあの時代の沖水なのです。
 気付けば、出場する選手は年上のカッコイイお兄さんたちから、二回りも年下の子どもたち…。 自然と観戦する熱もフィーバーとまではいかなくなっていましたが、昨年あたりから甲子園を見る目がちょっと違ってきています。
 というのも、息子が少年野球を始め、この1〜2年、毎日のように朝から晩まで甲子園関係の録画番組を繰り返し見ているので、私も一緒に見るようになりました。
 ファインプレーや鳥肌が立つようなアルプススタンドの歓声、負けたときの悔し涙や甲子園を目指すまでの道のりなどなど…やはり気持ちが高まってきました!
 息子は、ファインプレーのまねをしては室内を駆け回り、飛び跳ねてガッツポーズをしたり、ヘッドスライディングをしたりとすでに心は甲子園に飛んでいってます(笑)。
 彼が甲子園を目指す年代になるころまで、私も一緒に日々の練習に付き合ったり、高校生の試合を見に行ったりと野球づけの生活になりそうです。おかげさまで気持ちが若返ってきています〜。
 今年の甲子園も楽しみです! 頑張れ〜沖縄県勢!!

(読谷村 かなともほ〜の)

(編コメ)すでにご存知の通り、興南高校は2回戦で惜しくも敗退…。しかし、懸命にプレーする姿は素晴らしかったです。感動をありがとう。息子さんには甲子園目指して頑張ってほしいですね。

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