「ワシントコポスト」2017年08月03日[No.1684]号
わが家はほとんどテレビを見ません。朝、昼、晩と家にいるときは必ず音楽が流れています。そのため朝から、5歳の息子と俗にいう「チャンネル争い」ならぬ「CD争い」を繰り広げています。
私は仕事柄、ジャズを演奏することがあるため、持っているCDは全てジャズ。その影響か、息子はアニメソングや童謡、妻のポップスなどには目もくれず、なぜかジャズを聞きたがるのです。「え~っ、またその曲?」「今日はこれがいいんじゃない?」「この写真がかっこいいのによ」と、ジャケットの写真を見て聞く曲を決めようとします。サックスプレーヤー”J•コルトレーン“のアルバムを1週間連続で朝聞かされたときは、さすがに疲れました。
息子と話し合った結果、一番早く起きた人がその日の朝にかけるCDを決めることにしました。すると起きる、起きる。6時半に起床し、ゴソゴソとCDを選ぶようになりました。 なぜこんなに息子がジャズを好きなのか考えてみたところ、ある光景がよみがえりました。息子は自然分娩で助産師さんに取り上げられたのですが、妻が苦しんでいるとき、「お父さん、有線があるから好きな曲をかけて。そして落ち着いて奥さんの背中をさすってあげて」と助産師さんに言われました。ジャズを大音量で聞きながら、息子は生まれてきたのです。
「私は数十年助産師をしているけれど、ジャズで生まれて来た子は初めてよ」。その助産院はもう沖縄にありませんが、だから息子はジャズを聞くと落ち着くのかもしれませんね。今夜は晩酌も程々に早起きするぞ。だって父ちゃんはピアノトリオで目覚めたいんだもん。
(宜野湾市 りゅうすけ)
(編コメ)りゅうすけさん、ミュージシャンなのですね。楽器は何を?石塚真一さんの大人気音楽マンガ『BLUE GIANT』の愛読者なので、興味津々です(笑)。それにしてもジャズを聞きながら生まれ、成長している5歳児ってかっこよすぎます。将来が楽しみですね。
7月に入って、沖縄も連日32度以上の暑い日が続いています。毎朝、セミの鳴き声が隣の庭から聞こえるようになりました。
そんななか、わが家に「ピンポーン」とお中元ギフトが届きました。埼玉の弟からメロン2個、大阪の親戚からお菓子をいただきました。ちなみに私はそれぞれにマンゴーを贈りましたよ。うれしいお中元。夏はやっぱりいいなー!
(宜野湾市 なんくるないっさぁ)
(編コメ)お中元の包みを開けるときって、いくつになってもワクワクしませんか? 8月10日発行号の特集では「お中元ギフト」について紹介します。お楽しみに!
「おばぁのおっぱい。若い頃は大きかったらしい。今では重力に負けて垂れ下がっている。わき腹が痛いというから、湿布を貼ろうとしたけれど、おっぱいが邪魔。『おっぱい上げて』と言っても、おばぁは手が思うように動かせないから自分で上げられなかった」
これは、孫がおばあちゃんのわき腹に湿布を貼ろうとしたけれど、おっぱいが邪魔で大変だったという話です。孫とおばぁの温かい交流にほっこりしました。
何気ない日常にある、家族や周囲の人との触れ合い。幸せとはそういうものだと思います。互いに認め合い、絆を強め、こういう光景がいたるところで見られるようになったらうれしいです。幸せの縮図だと思いました。
(伊江村 いつでも哲学)
(編コメ)お手紙を読んで、ほっこりしました。何気ない日常の中にこそ、幸せはたくさん隠れているのでしょうね。
6月22日付、匿名希望さんの「100万回のありがとう」を読んで、「私も」と共感し、涙が止まりませんでした。私も4月末から1カ月近く、琉球大学医学部附属病院の脳神経外科の東病棟に入院していました。
入院当初は頭痛、吐き気との闘いでしたが、看護師さんからの手厚いサポートやケアがあり、常に優しく親切に対応していただいたおかげで、入院生活を不安なく送ることができました。お医者様にも適切な治療を施していただけて、点滴をしながら安静に過ごし、病気を治すことができました。本当にありがとうございました。
またこの期間に、血液検査で異常が見つかり、内科を紹介してもらったところ、バセドウ病だということが分かりました。入院がきっかけで、これまで人間ドッグや健康診断で見つからなかった病気を早期に発見でき、私は本当に恵まれている人間だと前向きになれました。退院してからも心配をかけた皆さんに真っ先に話しているのが「琉大病院は素晴らしかった」ということです。
痛かった、苦しかったという記憶はとぎれ、病院の対応のよさに感動しました。一生の思い出です。
「100万回のありがとう」を投稿した方とは、入院時期が同じなので病院内でお会いしていたかもしれません。初めての投稿ですが、同じ気持ちの方がいらしてうれしかったです。お互いこれからも健康に気をつけていきましょう。
(南城市 匿名希望)
(編コメ)6月22日付の匿名希望さんと同時期に、琉大病院脳神経外科に入院していた方からの投稿です。人の縁の不思議さを感じると同時に、入院中の不安な気持ちをくみ取り、優しく接してくれる人がそばにいることで、とても安心できるのだと思いました。お便りありがとうございました。
最近利用しているネットスーパーについて投稿します。
冬に家族がインフルエンザにかかったときのこと。看病をしていたらうつってしまい、買い出しもままならなくなってしまったことがありました。何かいい方法はないかと調べてたどり着いたのがネットスーパーです。今でも時々利用していますが、便利すぎて泣けてきます(笑)。
私が不定期に使っているネットスーパーはうれしいことに店頭と同じ価格で購入することができます。また仕事が終わり、何かとやることの多い慌ただしい時間帯にスーパーへ行かず、他の家事をしながら待てるところもいいし、重たいお米やかさばるトイレットペーパーなども配達してくれるので、天気が悪い日などは特に助かります。
利用したばかりの頃は、自分の目で見て選んで買ったものではないため少し不安はありましたが、欠品の連絡や代替え商品の提案も丁寧にしてくれるので安心です。子どもが小さい頃は、抱っこしながら荷物を持つのはとても大変でしたし、子育て中のお母さんにもぜひ利用してほしいと思いました。
またつい先日は、実家への配達もお願いしました。母は車がなく、買い物に出かける日は荷物が多くなるとタクシーを利用しなければならないこともあったので、本当にありがたいサービスです。
(那覇市 マンゴーうまいっ!)
(編コメ)パソコンやスマホから注文した商品を即日配達してくれる”ネットスーパー“。とても便利なサービスだということが分かりました。ぜひ活用してみたいです。インターネットに不慣れな高齢者層が利用しやすくなるとさらに良いですね。