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[No.1679]

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「ワシントコポスト」2017年06月29日[No.1679]号

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嫌いになる前に

 6月1日付、いちご大福さんの「子どもの叱り方」を読んで。おいが通う学校でも同じような問題がありました。言葉遣いがとても悪い先生がいたのです。
 学校に連絡しましたが、最終的には教育委員会に相談し、対応してもらえることになりました。この先どうなるか分かりませんが、ほかの先生たちにもいい影響が出るよう願うばかりです。
 いちご大福さんも、お子さんが学校嫌いになる前にアクションを起こしてもいいかもしれませんね。

(那覇市 那覇の華)

(編コメ)子どもは身近な大人の影響を受けやすいもの。乱暴な言動はやめていただきたいですね。

バスに乗って

 沖縄は車社会といわれていますね。車を2台以上所有している家庭も多いかと思います。先日、私が普段乗っている車の調子が悪くなり、長男に職場まで送ってもらいました。向かう途中、バス停を探したところ、運良く職場近くに発見。帰りはバスを利用することにしました。
 バスに乗らなくなり、何年経ったことでしょう。仕事が終わってバス停に向かい、時刻表をチェックしました。30分待つのか…と思っていると、バスが来ました。運転手さんにバスの行き先を尋ねると、わが家の近くを通ることが分かり、乗車することにしました。運転手さんには、わが家の近くにあるバス停も親切に教えてもらい、本当に助かりました。バスのありがたさをしみじみ実感しました。

(沖縄市 アジサイ)

(編コメ)昔に比べて、バスの利便性や快適性が向上してきたと思いますが、こういう心遣いを感じるとまた利用したくなりますね♪

ヒーロー犬

 わが家に子犬の柴犬がきたのが9年前。当時、教育費にお金がかかっていたので、福沢諭吉先生にあやかって„ゆきち“と名付けました。
 それが良くなかったのか、ゆきちはとてつもない性格の犬でした。まず、”お手“ができない。おやつを与えながら根気よく教えましたが、一度も成功したことはありません。また、お風呂に入れようとすると吠(ほ)えまくり、かみ付いてくるので、私の手は生傷が絶えませんでした。そのくせ夏になると、クーラーをつけろとアピール。寒い日はふとんに潜り込み、私より遅く起きて、トイレを済ませたらまたふとんに潜って寝る始末でした。
 つくづく名前負けしていたゆきちですが、三男の学校の送り迎えを毎日一緒にしてくれました。やがて三男も大人になり、就職。これから変わらぬ生活が続くと思っていたら、今年2月にゆきちは病気にかかり、3度の入院をしました。獣医は次の治療法を勧めましたが、私はゆきちの性格をよく分かっていたし、最後は家でみとろうと思い、連れて帰ることにしました。
 やがてゆきちは、大好きな散歩もできなくなりました。一人で外を歩いている私を見かけた同級生が「犬を連れていないと徘徊(はいかい)しているように見えるから、やめたほうがいい」と言いました。そのとき、何の取りえもないゆきちがかけがえのない存在だったことにあらためて気付かされました。今まで本当にありがとう。わが家にはまだ福沢諭吉先生は現れないけれど、みんな元気で頑張っていますよ。

(匿名希望)

(編コメ)ゆきちはたくさんの思い出を残してくれたのですね。わが家にも年をとった犬がいるので、自宅で穏やかに眠らせてあげたいという匿名希望さんの思いが胸にしみました。きっと天国から家族の皆さんを見守ってくれていると思います。

沖縄市の図書館

去る5月3日、沖縄市立図書館がコリンザ1階に移転開館しました。沖縄市に住んで15年。旧図書館は、駐車場や環境などを考えると、私にとってあまり好ましい場所ではありませんでした。
 繁華街ではなく、図書館に足を向ける子どもが一人でも増えてほしいと願っていましたし、孫たちを連れて気軽に絵本選びを楽しむことも、夢ではなくなりました。文化施設にしては物足りないと感じていたので、やっとという思いです。
 私が子どもの頃はテレビがありませんでした。母は働きに出ていたためいつも帰りが遅く、那覇の街をぶらぶらすることがよくありました。本屋・古本屋巡りが好きで、棚に並ぶ本の背表紙を端から端まで見ては、いつか自分のものにしたい、という本にたくさん出合うことができました。
 それから60年が過ぎましたが、私は今も本が好きで、自他共に認める活字魔です。毎週火曜日は図書館の日と決め、朝食後、片付けを済ませると、ウオーキングバッグを押して出かけています。
 そんなわけで心待ちにしていた新図書館の開館2日目。旧館で借りた30冊をバッグに詰め、出かけました。
 新図書館はパークアベニューを歩いて10分ほどの距離にあり、通り沿いの植栽を眺めながら歩きました。
 シャッターがたくさん下りていますが、パークアベニューはすてきな通りなので、数年もすれば個性的な店が並ぶ図書館通りとして生まれ変わるのではないかと思っています。

 図書館は、九州でも指折りの広さらしいです。通路が広く、あちこちに机や椅子が設置されています。書架は低く、空いているスペースがたくさんあり、これからどんな本が並ぶのかと楽しくなりました。
 大好きな石井桃子さんの言葉„子どもたちよ 子ども時代をしっかり楽しんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。“が、子ども本のコーナーに掲げられていたら、図書館を訪れる楽しみは増すことでしょう。
 図書館の維持管理は、市の財政にとって大きな負担でしょうが、未来への種まきは図書館の大切な仕事の一つです。スタッフのみなさん、大変だと思いますが、これからもよろしくお願いします。

(沖縄市 ランタナ)

(編コメ)コリンザの中にあった書店でアルバイトをしたことがあります。学生時代の思い出の場所が、図書館として生まれ変わったことはとても感慨深いです。これから多くの子どもたちが自由に本に親しめますように。

元の場所に戻して

 スーパーで買い物をしている時に見かける光景ですが、一度かごに入れた商品を元の場所に戻さず、所構わずぽんと置く人がいます。なぜそんなことをするのか理解できません。
 先日、常温の飲料品が並ぶ所に、保冷すべき生ものが置かれているのを見かけた時はさすがにあきれました。
 その日は偶然にもそういう光景を3度も見て、そのたびに近くにいる店員さんに伝えたのですが、とても嫌な気持ちでした。売り物ですし、店側としてもそういうことをされるのは大迷惑だろうなぁと思います。

(那覇市 まっちゃりぼーず)

(編コメ)確かによく見かけます。店員さんが戻してくれるだろうと思っているのでしょうか。売り物ですし、ぞんざいに扱ってほしくないですね。

12345

走行距離が12345! 思わず車を止めて撮影しました。いいことありそう(笑)。

(うるま市 あ〜ず〜)

(編コメ)キリのいい番号、いわゆるキリ番ですね。縁起良さそうです♪

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