沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1678]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2017年06月22日[No.1678]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

仲直りの方法

 昨年、妻と大きなけんかをしました。子どもたちが見ているにも関わらず、お互いわれを忘れて興奮してしまいました。けんかをした後、私たち夫婦は3日間も口をきかず、家の中の雰囲気は最悪でした。
 このままではいけないと思った私は、妻に「私も悪かったが、子どもたちがかわいそうだし、仲直りしよう」と伝えました。妻も私に謝り、その日から家族に笑顔が戻りました。これをきっかけに、けんかをしたときのルールを決めました。1つめは、けんかをしたときは話し合いの場を作り、必ずその日のうちで仲直りすること。2つめは「誰が悪いのか」を言い合うのではなく、今度どうすれば良いのかお互いで考えることです。あれから1年が経ち、今でもけんかはしますが、必ずその日のうちに仲直りできています。さらに前向きに話し合うことで、家族の絆がいっそう深まったと感じます。子どもたちがのびのび成長できていることに感謝したいです。

(糸満市 はーるとさーわ)

(編コメ)その日で仲直りっていいですね。わが家はもめたら「相手の意見をひとまず受け入れる」のがルールです(笑)。皆さんも家庭内&夫婦間の独自ルールがありましたらぜひ教えてください。

PTA役員

 PTA役員を続けてきてよかったと思うことがあります。子どもや妻、先生、他の子どもたち、保護者の皆さんにあいさつしたり、話したりする機会が増えたことです。
 引き受けたばかりの頃はへんなーしていましたが、続けるうちに、案外自分だけがへんなーしているだけで、周りはそう思っていないことが分かってきました。逆に周囲から「○○さんが一緒なら楽しいし、心強い」と言ってもらえたこともありました。
 子どもが小さいうちに、皆さんもPTAに参加してほしいです。やってよかったといつか思うことでしょう。 私はPTAに携わって知り合いが増えたし、地域のイベントや学校行事にも参加しやすくなりましたよ。
 今では子どもたちに「またやるんでしょー」なんて言われています。

(読谷村 PTA副会長になったnurseman)

(編コメ)PTA役員って大変そうだと思っている人は少なくないと思います。nursemanさんのような方から活動の楽しさやメリットについて話を聞けると、PTAに対するイメージが変わりそうです。

今日のおみくじ

 私の家にはミニおみくじがあります。私は朝起きたら、まずおみくじを引きます。そして今日の運勢をみてみます。生きているだけで大吉ですから、大吉が出た日はふつうの日です。 でも、凶が出たときは恐ろしい言葉や悪いことが頭に浮かび、不安でたまりません。
 ある日の朝、凶が出ました。1日中びくびくしていましたが、何事もない普通の日だったので、信じすぎた〜とほっとしました。思い込みが強すぎました。おみくじはちょっとしたお遊びなのです。

(うるま市 R・K)

(編コメ)大変に思えることも、気の持ちようで変わることがありますね。とはいえ凶を引いたら、多少ショックを受けても仕方ないような気がします(笑)

涙もろい母

 今年75歳になる私の母は、昔からよく泣く人でした。テレビ番組を見ては泣き、スポーツ試合で負けた選手や勝った選手を見ては泣き。幼い頃はそんな母を見て「ねーお母さん! なんでそんなに泣くわけ?」と、兄と不思議に思っていました。
 ところが大人になった今、私が子どもに「お母さん、泣かないで」と心配顔で言われるほど、泣いてばかりいます。映画の宣伝や芸能人のおめでたいニュース、CMを見て涙、涙。
 つい先日、兄のお嫁さんから「お兄さんは涙腺弱いよ。テレビを見ながらよくもらい泣きしているけれど、昔からなの?」と聞かれました。なんと、兄も泣いている! 兄妹そろって母のように涙腺がゆるくなったんだなぁと思いました。
 歳をとるごとに涙もろくなるといわれますが、30代の私はこの先どれだけ泣くのでしょう。

(豊見城市 うるうる)

(編コメ)近年は映画などを見て意識的に泣き、ストレスを解消する„涙活“という活動が注目されていますね。やっぱり泣きたいときはたくさん泣いたほうがいいと思います。

カチャーシー姉妹

 昨夜、東京で開催された「めんそーれビアガーデン」に娘2人が遊びに行き、そのときの動画が送られてきました。最後のフィナーレでしょうか、娘たちはみんなと一緒に、カチャーシーを楽しそうに踊っていました。
 「とっても楽しかった〜、また行きたい!」とうれしそうに話している娘たちが愛しく、幸せな気持ちになり、涙がうるうるしました。
 ウチナーンチュでよかった〜!

(石垣市 ボロッコリー)

(編コメ)「沖縄めんそーれフェスタ2017」で開催された「めんそーれビアガーデン」ですよね。カチャーシーは笑顔の輪を広げますからね♪ 楽しめたようで何よりです。

100万回のありがとう

 4月末から約1カ月間、琉球大学医学部附属病院脳神経外科の東病棟に大変お世話になりました。
 入院当初は不安ばかり膨れ上がっていましたが、脳外科医の先生方から手術や検査などについて何度も懇切丁寧な説明があり、高度な治療が受けられる私は幸せ者だと次第に安心感が強まりました。また先生方をはじめ、看護師さん、その他のスタッフの方にもとにかく優しく接していただき、何度も「ありがたいなぁ」と思うことがありました。
 病院での温かい思い出に、看護師さんに処置してもらった後、私が「ありがとう」とお礼を言うと、看護師さんも「ありがとうございました」と私に伝え、ベッドサイドから離れていったことがありました。この対応に、私はとても心地よい気持ちになりました。
 また、痛み止めの薬をお願いしたときは「ちょっと待ってください」ではなく「すぐに持って行きます」と言い、本当にすぐ持ってきてくれたので、待つ側としてはとても安心できました。そのほかにも「大丈夫ですか?」「困ったこと、不安なことはありませんか」といろいろ話しかけてくれたし、こちらからも話しかけやすい雰囲気を作ってくれていました。
 こうやって入院生活を振り返ると、手術の後、徐々に体調が回復していることを自覚するたびに、うれし涙があふれます。先生方をはじめとする皆さんがプロとしての自覚を持ちながらいきいきと働き、日々奮闘している姿を見て、自分は多くの人に支えられて生かされていることや、入院前の何気ない日常生活がいかに幸せだったかということにも気付くことができました。
 ありがとうと100万回いっても足りないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今の私は救ってもらった命を大事に、日々を丁寧に過ごしています。

(匿名希望)

(編コメ)順調に回復されていてよかったです。私も過去に長期入院したことで周囲のサポートのありがたさを実感でき、今後の働き方や生き方を考えるきっかけになりました。匿名希望さんのお便りから、感謝の気持ちを持つことの大切さを改めて感じました。ありがとうございました。

>> [No.1678]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>