「ワシントコポスト」2017年05月25日[No.1674]号
昔よりもメジャーな食材になったアボカド。美容と健康によい効果があるとのことで、いろいろな飲食店のメニューでも見かけるようになりました。
ところが先日放送していたテレビ番組で、アボカドを育てるためにはたくさんの水が必要で、その国が水不足に陥っているということを知ってとてもショックを受けました。
水不足になるまで作らなくてもいいのでは…と思いましたが、その国の人たちが稼ぐためには需要が高いアボカドを育てないわけにはいかないようで…。いつも当たり前のようにお店に並べられていて、すぐ手に入るから気付かなかったけど、消費者である私たちは感謝の気持ちを忘れてはいけないとあらためて思いました。
また、スーパーの「おつとめ品」コーナーにあるしなびた野菜を見ると、ダメになる前にどうにか生かしてあげたい、どこかのお店などで使えないのかなと思います。今の私にできることは「おつとめ品」を使っておいしいごはんを作ること。食材がダメになる前に使い切ること。心からごちそうさまです。
(名護市 Y・S)
(編コメ)おつとめ品(見切り品)を購入することで廃棄処分となる食材を減らせるし、食費の節約にもつながるし、一石二鳥ですよね。生産者や製造者、料理を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを大切にしなければと思います
5歳の息子は半年前まで、ある保育園に通っていました。友達と毎日遊び、園での生活を楽しんでいるようでしたが、4歳になった頃からある先生のしつけがとても厳しくなりました。特に食べ物に関することに厳しく、子どもたちは給食を全て食べ終わるまで残されるようになりました。やがて息子は保育園に行きたくない! と言い始め、熱まで出すようになりました。
4歳でこれではかわいそうだと思い、その保育園は退園しました。今は別の保育園に通わせています。
食べ物の好き嫌いもなくなり、毎日楽しそうにしている姿を見ていると、もっと早くこの保育園に入所させてあげたかったと思う日々です。
(匿名希望)
(編コメ)食材をきちんと使い、残さず食べることと同じくらい、食事を楽しむ時間って大切ではないでしょうか。家族や友達とごはんをおいしく、楽しく食べたという経験の積み重ねが、食べる意欲につながるように思います。やっぱり食卓は笑顔で囲みたいですね。
60歳を目前に、ボケ防止のつもりでスマホを購入しました。
指が太いからか、文字がなかなか上手に打てません。そんなある日、いつの間にか画面に誕生日占いのウェブサイトが表示されていました。無料というのを何度も確認してスタート。するとその後、神様を受け入れて幸せに、というようなメッセージが毎日届くようになりました。どうしたらよいのでしょうか。皆さん教えてください。
(那覇市 T・T)
(編コメ)迷惑メールだと気付いたら即座に捨て、相手にしないことが一番だと思いますが、何かいい対処法ってあるのでしょうか。ご存知の方の投稿お待ちしています。
以前、たくさんのスズメが庭を飛び回っていました。スズメは何か気配を感じると一斉に飛び立ち、電線へ移動します。その光景はさながらヒッチコックの映画のようでした。どうしたら追い払えるのか悩み、知人に尋ねてみたところ、スズメは芝生の虫を食べてくれるからそのままにしておいたほうがいい、あまり気にしないことだと諭されました。
スズメを観察していると、カラスやハトもベランダに現れるようになりました。焼き鳥にできそうなくらい大きくて、ベランダや洗濯物を汚したり、熟したパパイアを傷つけたりしているのはこの鳥たちに違いないと思い、あの手この手で追い払おうとしましたが効果なし。先日はガラガラと音が出る飛行機のような風車を設置しました。これで私の勝ちかと思いきや、数日後にはその風車の棒の先で羽を休めておりました。
そういえば最近、スズメの姿を見かけなくなりました。カラスやハトに比べるとスズメがかわいいと思えるようになりましたが、どこに消えたのでしょう。
(読谷村 悩めるバーヤ)
(編コメ)カラスやハトって人が近づいてもなかなか逃げないし、むしろあちらから近寄ってくることもありますよね。スズメも大きな鳥たちが怖くて逃げてしまったのかもしれませんね。
1歳の娘の朝の支度をしていたときのこと。娘一人でできたことがあり、「自分でできたね!」と褒めて、アンパンマンのがんばりバッジを胸につけてあげました。
それを見ていたのが、朝は何かとだだをこねることが多い3歳の息子。この日もどうにかこうにか支度をさせたところでした。娘をデイサービスに連れて行った後で、息子を園の先生が迎えに来ました。するといつのまにか、息子の胸にはがんばりバッジがついていました。「僕も一人で支度できた! 頑張った!」ということを先生に伝えたかったようです。よく頑張ったね、お兄ちゃん。かわいい息子です。
(うるま市 Y・K)
(編コメ)一人で一生懸命バッジをつけていたのかと思うと、とてもいじらしいです(笑)
私は小さい頃、おじいさんっ子でした。祖母は私が生まれる前、40歳の若さで亡くなったので、祖母との思い出はありません。
実家は農家で、両親は朝早くから陽が暮れるまで働き詰めだったため、私の面倒は祖父が見てくれていました。農繁期には祖父も農作業の加勢をしていましたが、私はいつも祖父のそばで遊んでいました。
祖父は行動派で、近所のオジイやオバアの家に遊びに行くのが日課でした。私の記憶が正しければ、ほとんどオバアたちの家だったように思います。今思うと、40歳の若さで妻を亡くし、男手ひとつで7人の子どもを育て上げたのです。オバアたちと話すことで、寂しさを紛らわしていたのかもしれません。
しかし、それ以上に祖父はもてていたのかもしれません。私が大人になってから見た祖父の遺影は、ちょっとバタ臭い顔で、ニヒルにほほえんでいました。ハリウッドスターの名優アンソニー・クインか、熟年期の植木等のようにダンディーなのです。イケメンだったのかも知れません。
私が保育所に入ると、祖父はお役御免とでもいうように70年の生涯を閉じました。若くしてあの世に旅立った妻に一刻でも早く会いたかったように。
(浦添市 小竹山)
(編コメ)すてきなおじいさんがいらしたのですね。おまけにイケメンときたら、世の女性が放っておくわけがありません。ちなみに私は植木等さんの写真を机の上に飾るくらいファンでしたので、おじいさんに会っていたら目がハートマークになっていたことでしょう(笑)
庭にある小さな池で、イトトンボが羽化しようと頑張ってたので写真を撮ってみました。
(匿名希望)
(編コメ)羽化したばかりの美しい体色を、カラーで伝えられないのが残念です。