沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1634]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2016年08月18日[No.1634]号

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電話をピッ

 友人の子どもと”ごっこ“遊びをしていたときのことです。
 私は、積み木を電話に見立てて「もしもし〜。誰ですか? わかったーじゃあね♪」と言い、受話器をガチャンと置くしぐさをしました。すると友人の子どもも「もしもし〜」と電話をかけるまねを始めたのですが、最後に「バイバイ」と言って、積み木を指でピッと押しました。
 携帯やスマートフォンが普及して、固定電話を設置していない家も多くなってきましたからね〜。子どもからすると、受話器をガチャンと置く私のしぐさは「?」だったかも。ちょっと時代を感じた出来事でした(笑)。

(八重瀬町 テル子)

(編コメ)世代の違いが表れるのは遊びかもしれません。壁を感じる言動エピソード、まだまだたくさんありそうですね。

ラウンドアバウト

 糸満ロータリーにラウンドアバウト(環状交差点)が導入されて数カ月が経ちましたが、いまだに慣れません。 その理由の一つに、危ないなぁと思う光景を何度か目撃したことがあるからです。環状交差点内を通行している車と、進入する車、どちらが優先か分からずに、すぐ飛び出してくる車が多いように感じます。なぜ一時停止をしないのかと不思議です。
 環状交差点内を通行している車が優先です。タイミングをみながら入るのもいいけど、合流するときはルールを守り、安全運転を心がけましょう。

(糸満市 ペンギン)

(編コメ)ルールをまだ理解していない人がいるのでしょうか。ラウンドアバウトは右回り&徐行ですよ〜。

子どものいたずら

 4月から小学生になった娘。入学してまだ間もないにも関わらず、登校するのを嫌がっています。理由は、娘の前の席にいる子のいたずらです。娘ののりを取って下に落としたり、消しゴムを取ったり、机をたたいたりしてくるそうです。
 さらに「小さい時にかわいいふりしたら、大きくなったらぶすになるってよ!」と訳の分からないことを言ってくるようで、私にも理解できません。 何かにつけて後ろを向き、娘にいたずらをしかけてくるようで、娘が「やらないで」と言っても全然聞いてくれないそうです。
 このことを先生に相談すべきか迷っています。でも娘の思い込みだと勘違いされたり、モンスターペアレントだと思われたりしないか心配です。もう少し様子をみたほうがいいでしょうか。アドバイスをください。

(糸満市 DKYママ)

(編コメ)前の席の子は男の子でしょうか。娘さんのことをかわいいと思っているようですが、毎日続くと心配になりますね。私なら子どもの話を数日しっかり聞いた上で、先生に相談します。一日も早く解決しますように!

恵みの海

 先日、那覇港サンゴ観賞ツアーに家族で参加しました。那覇港はコンテナの山、大型貨物船とクルーズ船が行き交う無機質な場所…というイメージだったので「サンゴ?」と思っていたのですが、そこにはもう驚くほどのサンゴ礁群が広がっていました。サンゴは光の当たり加減でさまざまな色合いに変わり、まるで花畑のようでした。魚もたくさん泳いでいる、まさに「豊かな海」でした。
 「那覇港の海ってこんなに素晴らしいんだね。辺野古の海も本当にすごいんだろうなぁ」とか「今年は台風が少ないから、サンゴの白化が心配だ」とか、「海」について家族でいろいろと話すきっかけになりました。これからも「恵みの海」を大切にしたいです。

(中城村 ちびの母ちゃん)

(編コメ)自然の美しさや壮大さを間近で見て実感するのは、自然の尊さや環境問題を学ぶ上で大事なことですね。那覇港湾・空港整備事務所のホームページでは、那覇港の天然礁や消波ブロックに着生するサンゴの写真を見ることができますよ。

少しでも楽に

 7月7日付、ひまわりさんの「親の介護」を読み、亡くなった父と母のことを思い出しました。
 私の父は寝たきりで、トイレや食事など、母が一人で介助をしていました。でも日が経つにつれ、次第に母の体調が悪くなりました。父と母は「2人で死のうか」と、小さな声で話していたこともありました。
 私はどうしたらいいのかと、ずっと心配していましたが、福祉サービスを利用することが決まり、ヘルパーさんが家に来てくれるようになりました。 父は最初、嫌がって怒っていましたが、母が大変だということを理解したのか、受け入れてくれるようになりました。それから母も楽になり、2人ともとても喜んでいました。
 私が子育てしながら、実家に通っていたころのことです。自分たちの生活も大切にしながら親の介護をするのは、とても大変なことだと思います。ヘルパーさんを利用すると、お母さまの負担を少しは軽減できると思います。
 どうかきょうだいで助け合って、頑張ってくださいね。

(金武町 オレンジおばあさん)

(編コメ)介護を要するお父さんと、その介護を1人で担うお母さまの生活について思い悩むひまわりさんの投稿に、反響が寄せられています。来週も皆さんから届いた励ましの言葉やアドバイスを紹介したいと思います。

夏の始まり!

 梅雨が明けて、暑い日が続いていますね。ジリジリと肌を刺す夏の日差しの下、洗濯物を心置きなく干せる幸せをかみ締めています。
 私にとって地元のエイサー祭りが夏で一番大好きなイベントです。今年は夫も一緒に帰省できるので、今からドキドキ、ワクワク♪ いろいろと計画を立てています。
 沖縄の夏は海、バーベキュー、レジャーと楽しいことだらけですが、各地で行われるエイサーや豊年祭は、それぞれ個性的で見ているだけで楽しいですよね。今年も沖縄の夏を満喫したいと思います!

(宜野湾市 チャーリーブラウン)

(編コメ)来週月曜から旧盆が始まりますね。私も地元エイサーの道ジュネーが楽しみでなりません。夏の思い出やエピソード、皆さんもぜひ投稿してください。

急いでいるときこそ

 息子の学校の体育祭へ行くため、急いでいる朝でした。準備をしている夫と次男に「車で待っているから」と声をかけ、敷地内に停めている車のクーラーを効かせて待っていました。すると、夫が赤い顔で車に乗ってきて「はっしー、恥かいた」と照れ笑いしています。
 何でも、急いでいた私が通りに車を出していると勘違いし、家の前に停まっていた車のドアを開け「○○(次男)、急げ〜! お母さん待ってるよ!」と言いながら3段のお重を座席に置いて乗り込むと、運転席から「あの〜、車を間違えていませんか?」と見知らぬ女性が笑いながら声をかけてきたそうです。驚いた夫は「すみません。間違えました」と慌てて車から降りたとのこと。
 私が「え〜っ、あんたよ。変質者か」と笑いながら車を出すと、目の前にうちの車と同じ白いタントが見えて納得。その女性に向かって頭を下げると、あちらも笑って応えてくれました。
 びっくりさせてすみません。何だか昭和チック(笑)なハプニングが起きた朝でした。

(沖縄市 8月)

(編コメ)慌てて車から降りるお父さんの様子が目に浮かぶようです。読んでいて、ほのぼのとした気持ちになりました。

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