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[No.1572]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2015年06月4日[No.1572]号

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初心忘れずに

 運転免許を取得して1年。ようやく初心者マークを外して運転できるようになりました。
 県外からの移住者の私は、40歳になっても免許を持っていませんでした。仕事の都合で、やむなく「自練」に通い始めたのですが、鈍い私にとって、教習は苦労の連続。順調に行けば40時間で取得できるところ、倍の80時間もかかってしまいました。
 特に苦労したのは、車線変更。緊張のあまり、どうしても周囲の状況をうまく読むことができず、なかなか教官からのOKも出なくてくじけそうになりました。一時は登校拒否に近い状態になったことも…。
 今振り返ると「どうしてあんな簡単なことができなかったんだろう?」と思うのですが、その時はとにかく余裕がなくて必死でした。習得の遅い生徒に、教官も手を焼いていたと思います。
 でも、ようやく最後の実技試験が終わった時、教官が「途中でおじいさんが歩道を渡ろうとした時、ずっと待っていたでしょ? あれは上等だったさ〜。その心を忘れなければ大丈夫」と言ってくださり、それまでの苦労が吹き飛びました。  あれから1年経ち、ようやく運転も慣れてきたところですが、初心を忘れず運転したいと思います。

(那覇市 ゴッパチ先生)

(編コメ)ぜひその気持ちを忘れず、ゴールド免許取得も目指してください! 確か、5年間無事故・無違反が取得条件だったと思います。私は残念ながら青色ですが…。

白バイ

 5月6日付け、安全運転さんの「安全運転第一」を読んで。私も同じような経験をしたことがあります。
 県外に住んでいたころですが、国道を走行中、赤信号で止まったところ、後ろを走っていたトラックが私の車を追い越していったのです。あまりの無謀な運転にあぜんとしていると、次の瞬間、白バイが私の車の横をウィ〜ン。あっけなく御用となったトラックの横を、悠々と通り過ぎたのはいうまでもありません(笑)。
 非常識な運転には腹が立ちますが、心穏やかに安全運転でいきたいものです。

(那覇市 ぽちママ)

(編コメ)イライラしたり、焦ったり、一時の感情に流されて運転してはいけませんね。安全第一でいきましょう。

模合メンバー

 先日、模合仲間であるK君の出産祝いがありました。仲間4人でくゎっちーを食べていると、まったく知らないおじさん2人が「私たちみたいな年寄りとはこんな時しか話ができないよ。一緒に話そう」と声をかけてきました。
 自分の父親以上に年齢が離れている男性2人。酔っ払いに絡まれたと思いました。最初は冗談半分の笑い話で盛り上がりましたが、徐々に真面目な話に。
 「これからは少子高齢化で人が減っていくから、今以上に周囲の人とのつながりを大事にして、コミュニケーションをとっていかないとだめだよ〜。まずは模合メンバーで少しずつ積み立てをして、県内旅行に出かけなさい。それから県外、海外に足を運んだらいいよ」と話してくれました。
 熱いアドバイスをいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。今回の経験を機に、これから人と話をする機会があれば、自分から積極的に関わっていこうと思います。

(沖縄市 泡瀬の馬)

(編コメ)経験に基づいた先輩たちの言葉は、説得力がありますよね。「人との縁を一番大事にしないといけないよ」と、祖父が話していたことを思い出しました。

年を取って


 来年のことを話すと鬼が笑うといいますが、今のうちに考えておかないと間に合わないかもしれません。というのも、私は来年65歳になりますが、12年前に脊髄損傷になって、車いす生活を送っています。来年から、介護保険制度が変わるという話を聞いたからです。
 12年前は首里にある更生指導所で訓練し、日常生活を送れるまでにはなったのですが、健常者に比べると、できないことはいろいろあります。まずひっくり返ったら、自分で起き上がることができません。
 昔あったその施設は閉鎖されてしまいましたし、これから脊髄損傷や頸椎損傷になった場合、沖縄にはそういう施設が少ないため、大分県あたりに行く人も多いと聞きます。
 高齢化社会になりつつある今、老人問題はこれからの課題だと思います。子どもや青年のころはこういうことに無関心でしたが、当事者になるとヒシヒシと身に染みます。

(那覇市 鉄筋構造)

(編コメ)2016年になると、鉄筋構造さんがこれまで受けていたサービスが利用できなくなるのでしょうか。介護保険制度が見直され、その後の私たちの暮らしにどんな影響があるのか、理解する必要がありますね。

警察ですが

 先日、とある集まりに参加していたときのこと。携帯に留守電があり、聞いてみたところ「○○警察の○○ですが、聞きたいことがあるのでまた連絡します」というメッセージが。息子が暮らしている県とは離れているけど、○○県で事故にでもあったのか、もしくは今はやりの「オレオレ詐欺」のようなものかと思いましたが、かかってきた番号は警察の番号。
 どうにも悪いことばかり考えてしまって、こちらからかけてみたところ「担当は出ているので、こちらから電話します」とのこと。不安になり、またかけてみたところ、担当者につながり、住所と氏名と年齢を尋ねられました。それから2〜3分ほど待たされ、言われたのが「間違いでした」という一言。ほっとしてついつい「ありがとうございました」と返事し、今回のことを妻に話したら「何がありがとうなの。なぜ怒らなかったの」と言われました。
 とにかく一安心しましたが、なぜこんな間違いがおきたのか…。娘は留守電に残った携帯番号を調べてくれたのですが、やっぱり○○警察に間違いないみたいということでした。急に「警察です」と連絡があったら、悪いことを考えるのは私だけでしょうか。いやはや、とんだ一日になってしまいました。

(那覇市 ひまむち爺)

(編コメ)警察の方から急に電話があったら動揺しちゃいますよ〜。どなたかと番号を間違えたのでしょうね。何はともあれ、何事もなくてよかったです。

アイロンがけとおたたみ

 梅雨のこの時期、憂鬱(ゆううつ)なのが洗濯です。わが家は7人家族で、毎日大量に洗濯物がでます。雨が続く日は外干しができないので、除湿機を使って部屋干ししています。でも、干せるスペースが限られているし、仕方なくコインランドリーを利用することもありますが、お金がかかるし、どうせまたすぐに洗濯しなければいけないと思うと、やるせない気持ちになります。
 そして、家事の中で一番嫌いなのがアイロンがけとおたたみです。夫と息子のために、ほぼ毎日というほどアイロンがけをしなければならないし、洗濯物もこまめにたたまないと、あっというまに山になってしまいます…。せめてアイロンがけは自分たちでするように教育しようかと考えています。
 アイロンがけやおたたみの時短テクニック、楽しい家事の仕方などあれば、レキオで取り上げてほしいで〜す。

(宜野湾市 ぽんぽこ)

(編コメ)私もシャツのアイロンがけが苦手で、やっとかけ終わったと思いきや、しわがキレイにとれていないことがよくあります。特集企画、考えてみたいと思います!

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