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[No.1566]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2015年4月23日[No.1566]号

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宿題チェック

 毎日、小学校に通っている3人の子どもの宿題をチェックしています。1年生の子どもの宿題は簡単で、チェックもさらさら〜っと終わります。ところが3年生の子どもの宿題からは、漢字の画数が増え、かけ算の筆算も3桁×2桁になり、しっかりチェックしなくてはならないため時間がかかります(笑)。毎日時間に追われている私は「宿題いやぁ〜!」と子どもと一緒になって叫んでいました。
 その日も宿題のチェックをしていました。漢字が乱雑な字で書かれていたので「この漢字はこうして書いて、こうよ!とめたり、はらったり、文字は丁寧に書こう!」と教えていると、子どもから「お母さん、書き順が間違えているよ!この漢字も、この漢字も書き順が違う」と言われました。
 そうです。私は小学生の頃に漢字の書き順を間違えて覚え、そのまま大人になってしまったのです。いくら丁寧に書けても、書き順を間違えてはダメですね…。
 また、5年生の算数の宿題で、解けない問題があったときはかなりショックでした…。宿題のチェックどころか、答えに四苦八苦することもあります。毎日面倒でしたが、勉強のやり直しと思って、子どもたちに教えてもらいながら頑張っていきたいと思います。

(那覇市 るんるん)

(編コメ)めいっ子の勉強を見ていたとき、答えが分からず焦ったことがあります。たし算や引き算の筆算も時間がかかるし、高校レベルの問題は解けない可能性大です(笑)

きれいなお母さん

 私は3人の子どもを持つ母です。以前は大きなイヤリングをしたり、派手なネックレスをつけたりと、おしゃれをするのが大好きでした。でも育児に追われていると、そこまで自分の身なりに構う余裕はありません。
 そんな中、4歳になる次男が、まだ子どもが一人しかいなかったときの私の写真を見て「お母さんきれいだね」と言いました。褒められたのがうれしくて「ありがとう」と伝えると「今じゃないよ。この写真のときだよ」と言われました。
 あまりにも「今じゃない」と念押しをするので、怒りより笑いが出てしまいました。あ〜、今じゃないのか…。

(宮古島市 ハンカチ王子)

(編コメ)私なら「あら、お母さんは年相応にキレイなのよ〜」と強がります(笑)。育児は大変だと思いますが、自分を磨いたり、癒やしたりする時間も作れるといいですね。

スーパーのトイレ

 最近、改装したばかりのとあるスーパー。きれいで、とても快適な空間へと生まれ変わりました。
 トイレもきれいで、大型スーパーによくあるように、車いすを利用している人も使用できる個室ができていました。さらに感心したのは、その個室トイレの配置説明が扉にしっかりと記されていたこと。しかし、残念なこともありました。
 女性トイレに入ってみると、バッグなどの荷物を掛けるためのフックが高い位置に設置されていたのです。身長160㌢ちょっとの私ですが、背伸びをしなければ届きませんでした。「ここ大事でしょー」と心の声。
 利用するお客さんでなければ、気付かないことでしょうか。店員さんは気付くのか…。そう思いながら、こんな細かいことを言ってもいいものかと、言えずじまいの私です。

(沖縄市 みどりのつぼみ)

(編コメ)確かに取り付け位置が高いように思います。身長の低い女性だと、その高さでは使えないかもしれませんね。改善していただけると良いですね。

いびきダンス


 音楽が大好きな6歳の息子と、もうすぐ1歳になる娘。2人とも音楽に合わせてダンスをするのが上手で、その姿がとてもかわいいのです。今はやりのアニメ「妖怪ウオッチ」の「ようかい体操第一」が流れると、もう大興奮。ノリノリで踊っています。
 ある日の夜、寝ていた娘がパッチリと目を覚ましました。いつも夫より先に寝ている娘は、初めて耳にするお父さんのいびきに大興奮! リズムよく響くいびきに合わせて拍手し、体を揺らす姿がもう何ともかわいく、癒やされました。
 育児に疲れを感じることもありますが、かわいく成長していく子どもたちの姿を見ると、幸せだなあと気持ちが切り替わります。これからどんなふうに育つかな。仲良し兄妹の成長が楽しみです。

(那覇市 スヌーピーちゃん)

(編コメ)拍手したり、踊ったりする娘さんの姿。想像すると本当にかわいいです。成長を楽しみに、子育て頑張りましょうね!

孫の成長

 子どもの成長が早いことは、自分の子育ての経験で分かっていたつもりでしたが、孫の成長というのはそれよりはるかに早いものです。
 娘の子どもたちは男の子ばかりなので、なおさら私との会話も減っていました。
 ところが先日、中学一年生の孫がNHK連続テレビ小説「マッサン」を観ていることを知りました。共通の話題を見つけた喜びから、早速インターネットで「マッサン」の主人公のこと、その時代背景を調べて、手紙を送りました。
 孫から直接の返事はありませんが、娘には手紙の内容やドラマの裏側のことなど私が手紙で書いたことを話してくれているそうです。
 これからも子育てとは違う視点で、孫の成長を見守っていきたいと思います。

(浦添市 乙女座のばば)

(編コメ)主人公のエリー、かわいかったですね〜。お孫さんに手紙を送った乙女座のばばさん、とてもすてきだと思います。いろいろとお話できるといいですね。

療養生活の中で

 子どもを生んでから体力が落ちたのか、毎年のように体のあちこちに不調が出ます。
 運動したり、食事に気をつけたりして、病気にかからないように努力はしているのですが、効果がありません。さらに、体調がよくなりはじめ、「これから頑張ろう」と思った矢先、また別の病気にかかってしまいます。周囲にたくさん迷惑をかけてしまう自分が情けなくて、落ち込むこともあります。
 こんな私ですが、それでも元気になることをあきらめていません。最近は病気の自分を受け入れられるようになってきました。できないことはたくさんあるけれど、効率的な療養の仕方や、自分でどこまでできるのか、できない部分はどう解決するか、どこまで周囲の助けが必要なのかを、よく考えるようになりました。
 そして辛い療養生活の中で、どんな小さなことでも感謝し、喜びをみつけるように心がけています。「今日は早い時間に受診できてよかった」とか「少し食事をとれたからよかった」とか「いつもより長く眠ることができた」とか。そうやって前向きな気持ちを作るようにしています。「私は元気に運動している」「働いている」など、未来の元気な自分の姿を想像することもよくあります。
 今の私は社会や家族の役に立っていないかもしれないけど、療養することは、元気になるための立派な「仕事」だと割り切って頑張りたいと思います。

(宜野湾市 チューリップ)

(編コメ)私も療養が一番大事な仕事だと思います。病気を受け入れ、辛くても前向きに生きるチューリップさんを心から応援しています。次の投稿もお待ちしていますね。

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