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[No.1559]

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「ワシントコポスト」2015年3月5日[No.1559]号

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ボールで遊べる場所

 2月12日付、スヌスヌさんの「別の場所で遊ぶ」を読みました。
 公園でのボール遊びについての投稿で、他の方の意見も読みましたが、ほとんどが、小さなお子さんを対象とした考えなのかなと思いました。
 公園といっても、小さな公園から大きな公園までありますよね。普段、子どもたちが自力で行ける公園は、ごく近くの小さな公園が多いのかなと思います。小学生にもなると、親は同伴せず、子どもたちだけで遊んでいますよね。
 実は、ボール遊びを思い切りできる場所ってとても限られています。空き地など、自由に入れる場所はほとんどありません。学校敷地内もボール遊びは制限されていて、体育の授業や部活くらいでしか、ボール遊びができなかったりするのです。
 私には男ばかりの5人の子どもがいます。小学校高学年の子どもたちはアパートの駐車場でよく野球をしていました。車が少ない限られた時間帯でのみ遊んでいましたが、その時はもちろん、軟らかいボールを使っていました。
 公園にも行きますが、私がボール遊びについてはよく注意しているし、「公園は気を使う」と結局帰ってきます。「好きなら部活でやれば」と言うと、野球部に本当に入ってしまいました。それでも、休みの日は部活ではなく、みんなと遊び感覚でボールに触れ合いたくなるようです。
 危険な遊び方をしているなら注意しなくてはなりませんが、自身の子どもたちが成長し、野球やサッカーを好きになり、友達同士でボール遊びをしようとしたとき、それでもダメだと注意するのでしょうか。
 もし、公園利用にさまざまな制限ができてしまったら、子どもたちの居場所がなくなるのではないか、道路や危ない場所へ追いやられるのではないかと思います。
 小さな子どもたちや小学生、大人も、犬もみんなが楽しく過ごせる場になれるといいなと願っています。

(沖縄市 にじのたま。)

(編コメ)部活などではなく、遊びとしてボールを扱える場所って、だいぶ限られているようですね。ボール遊びのための専用スペースが設けられている公園ってほとんどないのでしょうか…。

怒りんぼうの鬼

 私には小学校3年生と1歳の息子たちがいて、現在、妊娠9カ月です。小学生の息子はもうすぐ4年生になりますが、幾つになっても甘えん坊で、なかなか落ち着きません。
 息子が立派な大人になるまで10年程度と考えると、寂しく思えると同時に、焦りも出てきます。立派な大人に育てるためにはどういうサポートをしていけばいいのだろう、と考える日々です。
 2月3日、息子と一緒に豆まきをしました。すると「怒りんぼうの鬼を(自分から追い払う)」と話す息子。かわいいわが子に、がんばってほしい気持ちでいっぱいです。

(うるま市 S)

(編コメ)もうすぐご出産なのですね。おめでとうございます。息子さんの甘えん坊の時期も期間限定のように思いますよ〜。どうぞお体大事になさってくださいね。

父と息子の休日

 沖縄科学技術大学院大学のオープンキャンパスに行ってきました。キャンパスはとてもきれいで、西海岸の海が見え、とても素晴らしい景色でした。将来、息子たちがここで勉強することができればいいなと思いました。やはり英語が分かれば、世界が広がることでしょう。
 次に沖縄宇宙通信所(JAXA)へ行きました。大学時代に友人たちとドライブで行ったことがありますが、その頃と変わらず、パラボラアンテナは存在感抜群。懐かしい気持ちになりました。息子たちの目にはどう映ったか…。
 その後は名護城跡へ。名護さくら祭りは大通りでも行われていて、すごくにぎわっていました。
 家に着いてまだ時間があったので、息子たちと外で遊びました。上の子はスケートボード、2番目の子は自転車、3番目は見学(笑)。
 2番目の息子は、最近から一人で自転車に乗れるようになりましたが、家の前の坂道を下っていたところ、縁石にぶつかって転んでしまいました。肘と膝、おなかに軽い擦り傷ができてしまい、追いかけて止めればよかったと後悔。
 さらに、自転車が止まらなかったことへの恐怖とけがの痛みで泣いている息子に対して怒ってしまい、また後悔…。抱き寄せて、大丈夫だよって言ってあげなければならないのに。
 自分の息子がけがや病気をしたときは、まず安心させてあげること。寄り添って分かってあげる優しさが父の強さだと思いました。

(うるま市 ヒデキ)

(編コメ)息子さんたちとの休日を満喫したようですね。心配のあまり、つい怒ってしまったのでしょうか。子ども思いのヒデキさんならきっと、言葉通りの行動がすぐできることと思います。

息子のプレゼント

 クリスマスに「子どもが欲しがっているクリスマスプレゼントとは違うものをあげたい場合はどうするべき」と、投稿した者です。
 編集者さんのコメントにあった「パズルのプレゼントにしばらく呆然としていた子」というところに爆笑&考えさせられまして、お礼がてら投稿しました。
 「良い子」ではなかったわが子に、第一希望以外にも欲しいプレゼントをリストアップさせました。その中からゲーム機を外し、子どもが喜びそうで高額ではない商品を選び、プレゼントしたら「やっぱり、サンタさんと心がつながっているんだよ!」と大喜び。サンタさんへの感謝のカードまで作ってくれました。
 今は次のクリスマスプレゼントに向けて、「良い子」作戦を実践中です。いつまでもつことやら…(笑)。
 ともあれ、もらって喜ぶものをプレゼントすることができました。ありがとうございます。大満足の年末年始でした。

(那覇市 モアイ大好き金城さんの親)

(編コメ)作戦大成功ですね! うれしいです。息子さんの「良い子」作戦はいつまで続くことでしょう〜(笑)。日常シーンのお話もお待ちしてますね。

離島での新生活

 年明けから、座間味村で働くことになり、引っ越しをしました。
 離島暮らしは初めての経験です。分からないこともありますが、島の人々にいろいろと教えてもらい、助けていただきながら、少しずつ暮らしを整えつつあります。
 私の部屋からは映画「マリリンに逢いたい」で、犬のシロが泳いで渡った海がよく見えます。隣の阿嘉島や慶留間島では、国の天然記念物であるケラマジカが犬や猫のように村内を闊歩していて驚きました。
 毎年、冬から春までザトウクジラが繁殖活動のために帰ってきます。ウミガメが産卵する浜などもあり、ここはすてきな自然に溢れています。
 慶良間諸島沿岸海域が国立公園に指定されたときは、テレビの向こうの話でしかなく、自分が住むことになるとは思いませんでした。
 縁あって、この魅力いっぱいの島で暮らすチャンスに恵まれたわけですから、自然や歴史、文化を満喫したいと思います。

(座間味村 ナナス)

(編コメ)ナナスさん、引っ越しなさったのですね。私は食欲先行型なので、どこに行っても真っ先に近くの飲食店リサーチをしますが、座間味村もおいしいお店いっぱいありますよね。新生活、楽しく過ごされますことを願ってます!

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