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[No.1549]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2014年12月18日[No.1549]号

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サンタさんは大変だ!

 もうすぐクリスマスですね! 子どもたちのプレゼントやパーティーなどの準備に毎年すごく悩む時期です。
 わが家ではサンタさんが枕元にプレゼントを置く、というのが恒例になっています。保育園の年長さんだった息子は、2年前のクリスマスで枕元のプレゼントを開けた時、「よっしゃぁ〜サイコー! サンタさんありがとう。俺ってなんて幸せなんだぁ〜!」と、寝起きにもかかわらず飛び起き、ガッツポーズでとてもはしゃいでいました。息子のあまりの喜びように、私たちは大爆笑でした。
 そして、あの姿を期待した去年のクリスマス。朝、枕元のプレゼントを開けた息子は、あまり欲しい物ではなかったらしく「あー、これか…」と一言。なんだか、私たちのほうがショックでした。
 さて、今年のサンタさんは、期待に応えることができるのかなぁ(涙)

(読谷村 ブーゲン)

(編コメ)子どもは本当に正直ですね(笑)。クリスマスまでに、サンタさんにお願いしたいものを、さりげな〜く聞けたらいいかもですね。

セルフレジを利用

 11月20日付、りゅうすけさんの「袋詰めサービス」を読んで︱︱。
 私には小学1年生、3歳、1歳の3人の子どもがいますが、スーパーの袋詰めサービスはとても助かっています。
 一番下の子はカートに乗せても降りたがるし、次男はあっちこっち歩き回るし。商品を選ぶのも一苦労で、買い物が終わる頃にはクタクタになっています。
 そんな状態ですから、レジで店員さんが商品を袋詰めしてくれるだけで、とても助かっています。子ども連れで、自分で袋詰めをすることになると、それこそ余計に時間がかかる上に、子どもたちだってじっとおとなしくしてくれません。袋詰め専用台をうろちょろするので、もちろん注意しながら袋詰めをするのですが、場所を取るし、他の人の迷惑になりかねません。
 今はセルフレジもあるので、選択することができますよね。私としては袋詰めをしてもらいたいので、セルフレジではないレジに並んでいます。混んでいても全く気になりませんが、袋詰めをしてもらいたくて列に並んでいるのに、店員さんから「袋詰めをお願いします」と言われると、正直、う〜ん…袋詰めをしてほしいから並んでいるのに、と思います。セルフレジ、袋詰めをするレジをきちんと分けてほしいです。
 私はセルフレジ、袋詰めをするレジがきちんと決められているスーパーを見つけたので、今ではそこで買い物をしています。お店によって違うようなので、自分のスタイルに合ったところに行くと良いのかもしれませんね。

(西原町 一姫二太郎の母ちゃん)

レジの仕事

 私はレジの仕事をしていて、毎日たくさんのお客さまの会計をしています。忙しかったり、お叱りの言葉をいただいたりと、大変ではありますが、やりがいのある仕事だと思っています。
 中でも袋詰めについては考えさせられます。レジが混んできた時、2人以上並んでいる場合は、お客さまに袋詰めをお願いして、できるだけ列が長くならないようにしています。基本的に袋詰めのサービスはしていますが、必ずしも、というわけではありません。混んでいる時でも、赤ちゃんを抱っこしている人や、杖をついたお年寄りが並んでいる場合は、袋詰めをすることもあります。また、店員が袋詰めをするのは当たり前だというお客さまもいて、こちらから袋詰めをお願いすると、怒られることもあります。
 お客さまを並ばせてしまうと、とても気になります。でも、レジが混雑する要因は、袋詰めに関することだけではなく、それぞれのお客さまにもあるかと思います。最近はセルフレジを設置しているスーパーもたくさんあるので、袋詰めがいらない人にとって良いですよね。
 全員とまではいかなくても、できる限り多くのお客さまに笑顔で買い物をしてもらえるよう、これからも頑張りたいと思います。

(八重瀬町 しろくま)

(編コメ)近年はセルフレジを設置しているところが増えているのですね。ですが、一姫二太郎の母ちゃんさんのように小さなお子さんがいる人や、しろくまさんがお会いした高齢の方などにとって、袋詰めサービスは大きな手助けにもなっていると思います。電車やバスに優先席があるように、レジにもそんなシステムを設けてもいいのでは、という意見もありました。たくさんのお便りありがとうございました。

クリスマスツリー

 50の手習いで、まずはチャレンジ!と思い、無謀にも英会話教室に飛び込んでみました。やっと、4回目を終えたあたりです。まだチンプンカンプンですが、学べば学ぶほど、「どうか、脳が目覚めますように…」と必死の私がいます。
 夜の教室なので、帰りはもう暗くなっています。小走りでバス停まで近付くと、突然、暗闇の中に巨大なキノコ? のように見える不思議な大きなものが、青く光り輝いていました。
 きっと市役所の前にあるシンボルツリーを、職員の人々が、クリスマスツリーとして変身させたのでしょう。
 12月の寒い夜空の下で、そのツリーはきっと私以外の人にも驚きと、喜びと、勇気を与えてくれています。メリークリスマス!

(浦添市 E・K)

(編コメ)英会話教室に通われているのですね、すてきです! クリスマスのイルミネーションってこの時期ならではの風物詩で、見ていて楽しくなります。教室のこと、これからもぜひ教えてくださいね。

三日月の夜

 最近とても仕事が忙しく、家に帰っても疲れて誰とも話したくないし、子どもたちのかわいい声さえも耳に入ると頭が痛くなっていました。
 そんな日々の中。子どもたちを寝かしつけた後、とにかく静かな場所に行きたくなって玄関を開けました。すると夜空にぽつんと輝く三日月が見えました。急いで温かいお茶を用意して外に出て、ひんやりと冷たいコンクリートの地面に座りました。
 月の光と風の音。しばらく座っていると、ふと頭の中に「世の中はこんなにたくさんの言葉が飛び交っているのに、本当に必要な言葉ってどれくらいあるんだろう」という考えが浮かびました。  たくさん頑張った自分に、ゆっくり過ごすことを許してあげた日でした。


(久米島町 糸)

(編コメ)1日のわずかな時間でも、自分を慈しむ時間を作ったほうが良いと思います。私もそうすることで、結果として周囲と良い関係を生み出せたと感じたことがありました。無理しすぎないでくださいね。

父の一周忌

 早いもので、昨年父が12月に亡くなり、一周忌の月となります。父は戦争で両親と3人の兄弟を失い、人一倍苦労して育ったにも関わらず、とても優しい人でした。そういう父に育てられ、私はとても幸せでした。
 父は、相手の立場で物事を考えることが大切ということを教えてくれました。父と最後に病院で話をした後、帰り際の悲しそうな顔が忘れられません。父は、息子と会うのもこれが最後だと分かっていたのでしょう。あの顔を思いだすたびに、ここまで育ててくれた両親に感謝し、これから子どもたちや妻に愛情を注がなければいけないと強く思います。
 父ちゃん、あなたに近づけるように頑張ります。

(沖縄市 たつ)

(編コメ)家族思いの、とてもすてきなお父さんなのですね。たつさんも、ご家族との時間を大切に過ごして、愛情をたっぷりと伝えてくださいね。

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