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[No.1550]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2015年1月1日[No.1550]号

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年越しそば

 わが家は大みそかの夜、鍋料理の後に年越しそばを食べるのが恒例行事。そばは、もちろん沖縄そばです。母は朝からだしをとってスープを作り、夜中近くに人数分の準備をしてくれます。一度、年越しうどん(?)に変更になった年もありましたが、ここ最近はずっと沖縄そばです。
 鍋料理を食べた後は、もうこれ以上入らないというくらいおなかいっぱいになるのですが、大掃除や正月の準備疲れもあり、テレビを見ながらうたた寝すると、起きたころには食べられるくらいの状態になっています(笑)
 実家には父と母と兄夫婦が住んでいて、ちょっと離れたところに暮らしている私と弟は、大みそかに帰るのが楽しみでなりません。家族そろっての年越し、これからもずっと続けられたらいいな。

(那覇市 ビタミン22)

(編コメ)年越しや正月行事は家族のつながりを呼び覚ます機会でもありますよね。きっと今年も家族でにぎやかに、楽しい大みそかを過ごされるのでしょうね。良い年をお迎えください。

おしゃべりな娘

 3歳になった娘はおしゃべりが大好き。毎日、起きてから寝るまでずっとしゃべり続けています。言い間違いも多いんですけどね。
 「サンタさんはげんこつからくるんだよ〜」。(げんこつではなく、えんとつ!)「動物園にとうさんいるよ〜」。(とうさんではなく、ぞうさん!)。書き出したらきりがないほど、毎日笑わせてもらっています。
 そんな娘ですが、4人きょうだいの末っ子でありながら、2歳になるまでほとんど言葉を発せず、周りは心配していました。私は娘の名前を小さな声で呼んでみて、振り向いた時に「良かった。耳は聞こえている。そのうち話をするようになるかな」と、あまり焦らずにいました。でも、3歳になっても話せなかったら病院に行かないといけないのだろうな〜とも思っていました。体は大きく成長しているのに、話すことはできず、公園で同じ年齢の子に「おねえちゃん」と呼ばれても会話ができない娘を見ると悲しくなったこともありました。
 今では「うるさい〜!」と言うと「うるさくないし〜!」と返ってきて、親子でけんかをするほどです。
 今、娘が気に入ってよく使っている言葉を締めの一言に。子どもの成長は焦ったら「だめよ〜ダメダメ!」

(糸満市 4児の母)

(編コメ)子どもに何か気になることがあると、つい焦ってしまいますが、焦ってもうまく進むことってあまりないですよね。4児の母さんのように、まずはお母さんが落ち着いて考え、行動しなければ。これからもお子さんたちの成長記、楽しみにしています。

頑張った運動会

 この間、娘の運動会がありました。4月から移った保育園で行われた、最初で最後の運動会です。親子で作った竹馬に乗れず、跳び箱に触ったこともなかった娘。登り棒だって、すぐに「できない」と言ってあきらめていましたが、この半年間、手足にマメができ、帰ってきては毎日泣いていました。
 そんな娘が、「もう少しで竹馬に乗れるよ」とか「跳び箱跳べたよ」と報告してくるように。運動会が楽しみでなりませんでした。
 そして当日。娘はニコニコと笑いながら、竹馬でケンケンしたり、階段を上がったり。一生懸命頑張っている姿に、私も励まされるばかりでした。
 こんなに成長した娘に負けないように、私もどんどん成長していきたいです。残り少ない保育園生活、楽しもうね!

(名護市 ももさくたろう)

(編コメ)竹馬でケンケンするなんてすごいです! 子育てとは親自身も成長することなんですよね。

同級生と再会

 先日、模合に行った折に、偶然にも小学校の同級生に会いました。お互い顔を見ても最初はピンとこなかったのですが、話しているとやはり同級生です。一人は白髪交じりの落ち着いたオジサンに、もう一人はやせた笑顔の優しいオジサンに、そして私はかなり肉付きのいいオバサンに…。
 実は、2人に声をかけるのは勇気が必要でした。というのも当時、家がかなり貧しく、私は歯もボロボロで、よくいじめられていたのです。2人からもいじめられていたのですが、そんな辛い体験談を笑い話にして、私が忘れていた懐かしい記憶を相手が覚えていて、とても楽しい時間でした。
 今の私がこうやって明るくいられるのは、夫のおかげです。夫は私にとって、父であり、兄であり、恋人であり、時に子どもであり、とても大事な存在です。私の過去を拒絶することなく、子育てにも一生懸命です。イライラすることも時々ありますが、本当にありがたいです。

(宜野湾市 1番)

(編コメ)辛い過去の体験を笑って許し、話ができる1番さんを心から尊敬します。ご家族とともに、ゆったりと楽しい正月をお過ごしくださいね。

子どもの遊び場

 私は2歳半になる男の子の母ですが、最近と言うか、子どもを持ってから感じることがあります。近所に同い年の子どもがいないことと、遊ぶ場所がないことです。
 車を出しては、公園や遊び場を探す日々。男の子なので、外で走り回って遊ぶのが大好きなのですが、遊べる場所を見つけてあげるのが本当に大変なのです。
 もっと近くに、幼児が遊べる公園や施設を造ってもらえたらと思いました。

(北中城村 クック)

(編コメ)うちの近くにある公園は遊具が古く、子どもたちが遊んでいる姿をあまり見たことがありません。小さくても気軽に足を運べて、整備された公園があるといいですね。

子犬がやってきた

 知り合いから子犬を譲ってもらいました。茶色と白の雑種ですが、たれ耳、黒目がちで、ぽてっとした小さな体つき。生後3カ月くらいですが、どれだけ見ていても飽きません。娘も学校が終わると一目散に帰ってくるようになりました(笑)
 来たばかりの頃は、慣れない場所だったからでしょうか。ちょっと怖がっている様子でしたが、興味深そうに近寄ってくるようになりました。もともと動物が好きな私と娘は毎日ウキウキですが、意外だったのは夫。そんなに動物好きでもないだろうと思っていましたが「帰り道に何か必要なものがあったら買ってこようか〜」と言ってきたり、頭を撫でたりしてかわいがっています。
 この子が来てから、家の雰囲気もぱっと明るくなったような気がします。招き猫ならぬ、招き犬? 一緒に散歩できる日が楽しみです。

(宜野湾市 太郎にメロメロ)

(編コメ)ご家族でかわいがっている様子がとても伝わってきました。レキオの「Zoo鑑」コーナーにも、ぜひ写真を送ってくださいね!

冬のカエル君

 ハウスで育てているインゲン豆の葉の上に住んでいるカエル君です。気持ちよさそうにウトウト。逃げないので 近くから写しています。収穫の時は葉の上から移動しますが、また戻ってきます。

(宜野座村 小麦肌)

(編コメ)葉の中にすっぽり入っていますね。かわいいですね〜。なんていう種類なのでしょう。

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