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[No.1548]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2014年12月11日[No.1548]号

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素直に伝える

 11月20日付、shimarさんの「仲良くするこつ」を読みました。
 嫁としゅうとめはライバルではないと思いますよ〜! 私の夫の両親も県外に住んでいます。夫は男だけの3兄弟の長男。実の娘がいない義理の父と母は、私をとてもかわいがってくれています。もちろん、私たちの子どもにもそうです。
 私は義理の父と母を、実の親だと思って接しています。言いたいことがあるときは、夫を介するのではなく、直接伝えるようにしています。
 2人を訪ねるときは外食もしますが、私の手料理も食べてもらって、気持ちを伝えるようにしています。
 普段から素直に「ありがとう」と伝えるのが一番良いのかなと思っています。でも、私も同居をしているわけではないので、同居にはそれなりの厳しさがあるのかもしれませんね。いつも思いやりをもって接したいです。

(与那原町 ナイチャ〜婿の嫁)

(編コメ)感謝の気持ちを口にすることは、家族間のコミュニケーションにおいても、とても大事なことだと気付かされました。ナイチャ〜婿の嫁さん、ありがとうございました。

おきなわマラソン

 おきなわマラソンの申し込みを済ませました! 夫婦そろって、2年ぶりの参加です。その練習に小学校6年生の息子が付き合ってくれています。
 1回目の練習のとき、息子はペースの遅い私を置いて、ぐんぐん先へ。私よりも長距離を走っていました。2回目はどういうわけか、私に合わせて走ってくれました。でも、母親と一緒に走っているのを人に見られるのが恥ずかしいのか、女の子たちや部活の仲間らしい子どもたちが前から来ると、急に「先に行く」と言ってダッシュ。その後に合流したら「大丈夫〜?」と声をかけてきます。
 走り終わって、気分が悪くなった私に、背中を向けてしゃがんだかと思うと、おんぶしようとしてくれるのです。親を気遣う姿に成長を感じます。
 私に合わせて走ると、ペースが遅くなるので「ひざが痛い」そうです。つい数年前までは私が息子に合わせて走っていたのによ…。
 家では、私と対立することも多い息子。練習を通じて、息子の優しさが見えたり、会話が弾んだり、うれしいひとときでした。
 長男、次男、夫も巻き込み、今年の練習は楽しくなりそうです♪

(うるま市 みるるん)

(編コメ)おきなわマラソンの練習が子どもの成長にも一役買っているのですね。大会当日は私も沿道で応援する予定です。楽しいマラソンライフを過ごしてくださいね!

豆腐を食べる量

 いきなりですが、質問があります。わが家の夕飯には、ほぼ毎日豆腐料理が出るのですが、家族4人で1丁500㌘の豆腐を3丁食べきってしまいます。
 昼食にも豆腐を食べることがあり、特売日には6丁買って、翌日にまた2丁買って…。冷蔵庫の中にはいつも豆腐があるといっても過言ではありません。豆腐を使い慣れているからか、母の作るチャンプルーはとてもおいしいです。皆さんは、一日にどのくらいの量の豆腐を食べますか?

(那覇市 チクタク)

(編コメ)ほぼ毎日豆腐を食べているなんて、かなりの消費量ですね。私は1週間に1〜2回、豆腐チャンプルーか、ゆし豆腐のみそ汁程度。お母さんのチャンプルー食べてみたいです〜!

娘の幼稚園入園

 来年4月から幼稚園に入園する娘。先日、そのための受け付けと面談をしました。初めて足を踏み入れる世界に、私も娘も緊張気味。でも、子どもは順応が早いですね。教室をうろちょろし始め、保育所とは違う雰囲気を楽しんでいる様子でした。
 それにしても、土曜日も仕事がある私。保育所は土曜日保育を実施していたので、とても助かっていましたが、幼稚園は土曜日が休み。来年からどうしたらよいものかと悩んでいて、考えると頭が痛くなります…。
 今、問題になっている「5歳児保育」。沖縄には共働きの家庭が多いかと思いますが、皆さんはどうしていますか。4歳で保育所を卒園し、5歳から幼稚園入園という制度。子どもの成長はうれしいけど、就労時間や金銭面など現実的に考えると大変さ〜。


(那覇市 ハッピー)

(編コメ)働くお母さんにとって子どもの預け先に関することは切実な問題です。土曜日の預かり保育を実施している幼稚園も、ごく一部の地域にはあるようですが…。

生きていてよかった

 これまで生きてきて、いろいろなことがありましたが、乗り越えることができました。過去を振り返ってしみじみと思うのは「あの時があったから今がある」ということでしょうか。
 当時は、さまざまな問題が一気に押し寄せてきて、抱えきれずにストレスとなり、毎日辛くて苦しくて「この世の中、何が楽しいの? 死んでしまいたい」と思っていました。心療内科ではうつ病と診断されました。通院しながら「神様、ご先祖様、どうか良くなりますように」と毎日すがる思いで手を合わせ、祈りました。そんな時、五木寛之さんの作品『大河の一滴』に「生きているだけで、人間は大きなことを成し遂げているのだ」というような言葉があったことを思い出しました。
 それから、家族や友人たち、周囲の人々に支えられ、慰められているうち、不思議なことに問題が一つずつ解決。2年余りで辛く苦しい日々から抜け出すことができたのです。今、私は生かされていることに感謝の気持ちでいっぱいです。これからは恩返しをしていきます。社会のため、人のため、できることから楽しみながら、チャリティー活動をしていきたい。明石家さんまさんの言葉のように「人生、生きているだけで丸もうけ」ですね。これからも焦らず、諦めずにいきます。

(沖縄市 ももえ)

(編コメ)辛いことも、苦しいこともずっと続くわけではありませんよね。その先に必ず、喜びや楽しさを感じることがあると思っています。ももえさんが心身ともに豊かな日々を送られることを心から願っています。

第二の人生

 定年退職をした父が、居酒屋を開こうとしています。「小さくても自分の店を持つのが夢だった」とうれしそうに話す父。それまでずっとサラリーマンをしていたのですが、休みの日はときどき、母に代わって自分で料理を作っていました。
 お店の話を聞いた時、私と姉は「失敗したらどうするの。家のリフォームとか、もっと貯金を大事に使ったほうがいいんじゃない」と話しました。すると母が「退職したらお店を出したいって話は10年近く前から聞いていたのよ。お父さんはずっと頑張って働いてくれたさーね。それに実は私もお父さんと一緒に店をしたいの。あんたたちも応援してくれないかな」と返してきました。
 それでも最初は素直に賛成できなかったのですが、物件を探したり、メニュー作りに励んだりしている2人を見ていると、こうやって年を取っても仲良くて、新しい事に挑戦しようとするのっていいなと思えるようになりました。今では休みの日は実家に行って、お店について家族でいろいろと話し合っています。新しい人生を歩く父を、応援したいと思います!

(那覇市 赤ちょうちんさん)

(編コメ)とてもすてきなご両親ですね。お店がオープンしたら、ぜひ教えてくださいね。心より応援しています。

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