沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1522]

  • (土)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2014年06月12日[No.1522]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

息子の成長

 5月から保育園に通っている1歳の息子。通い始めの1週間は「慣らし保育」で午前中のみ。登園初日、あまり人見知りしない息子は、先生の「○○君おいで」に素直に応じて「バイバイ」。でもすぐに「ママ」と私の元へ戻ろうとします。心は痛みましたが仕事のため泣く泣く預けました。午前中息子の様子が気になりました。
 そして1週間後。まだ慣れないせいか、お迎えに行くと、私の顔を見た途端に泣きながら猛ダッシュで私の元へ。私も泣きそうに…。
 あれから1カ月。今では朝、保育園に持っていく自分のかばんを持ち「しぇんしぇ(先生)がっこう」とすすんで行くようになりました。だんだんと成長していく息子を誇らしく感じている今日この頃です。
 保育士も良い先生ばかりなので、きっと楽しい保育園生活を送っているんだなぁと感じています。8月にはお兄ちゃんになる息子。どんなお兄ちゃんになるかとても楽しみです。頼りがいのある、優しいお兄ちゃんになってね。


(宜野湾市 きりんママ)

(編コメ)息子さんが保育園生活になじんでいるようで一安心ですね。それにしても、きりんママさんは8月に出産予定で職場復帰もしているのでしょうか? すごく大変。無理をしないで体を大切にしてください。

努力に感激!

 ニュースや新聞にディズニーランドの新しいイベント情報が紹介されているのを見つけ「あっこれ、私見た〜!」とつい叫んでしまいました(笑)。
 先日、ディズニーランドへ行った時のこと。憧れのディズニー近くのホテルへ泊まり、ハイテンションの私! 夜中もシンデレラ城を眺めていました。すると、深夜0時ごろからシンデレラ城のライトアップのリハーサルらしきことが始まりました。私は2時ごろに寝たと思いますが、まだ光を照らしたり、消したりとリハーサルは続いていました。
 30代になっても憧れる夢の国ディズニーは、私たちの知らないところでたゆまぬ努力をしていることを発見し、「世界のディズニーはやっぱりすごい!」と感動しました。ちなみに朝6時から清掃しているキャストさんを見ましたよ。
 今回の旅行はいつもと違う特別な感動を味わいました。ディズニーのイベントは絶対に大成功すると思います。あ〜、また行きたいな!


(うるま市 ディズニー大好き)

(編コメ)私は高校生の時に2度行ったきり行ったことないですよ。しかもシンデレラ城が見えるホテルってすごいですね〜。ライトアップもきれいみたいだし行きたいな〜。うらやましいです。

お金渡したのに…

 近所の理髪店に小学生の息子が行った時の話です。その店は昔からあって、60代の店主が1人で頑張っています。昔なじみのお客さんが多く、息子も散髪をしてもらいました。
 なれた店なので、お金を持って1人で行った息子。しばらくして帰ってきてションボリしています。聞いてみると「初めにお金を渡したのに、髪の毛を切った後、おじさんが『もらっていない』と言うんだよ」と。
 一緒に説明をしに行ったのですが「お金はもらっていない」の一点張り。もう仕方がなく、もう一度お金を支払って帰りました。
 その店は昔からある理髪店で信用していましたが、何だか残念でがっかりでした。それに息子を1人で行かせた私も悪かったので、親子でがっかりした1日でした。


(那覇市 親子で、がっかり)

(編コメ)それは残念でしたね。何より息子さんに不信感や恐怖心が残ってしまわないか心配。息子さんの心のフォローをしてあげてください。

ひまわりさんへ

 私は一児の女の子のママで、5月29日付「不安症?」のひまわりさんと似ているところがあります。娘の通う保育園から「ケガをしたので病院に来てください」と電話がくるのではないかと怖くなったり、公園の遊具で遊んでいると「落ちないか」「頭をぶつけないか」と不安に駆られたりします。普段は特に過保護でもないので、もう1人の私が心配しているという感覚になります。
 もう一つ、ひまわりさんと同じく幼少期に母が外出すると不安に襲われ「帰ってこないのでは? 事故に遭ったらどうしよう」とマイナスな事ばかりが頭をよぎり、メソメソしていたことがありました。大人になって母にその話をしましたが「考えすぎじゃない?」と言われ、母には同じ経験がなさそうです。「私だけ?」と思ってきましたが、同じような人がいて少し安心しました。
 私も普通の家庭で愛情を受けて育ちました。「テレビの見過ぎかな」と自分では思っています。この気持ち何なのでしょうね?

(浦添市 アロハ)

私も心の隅に不安

 私もいつも「もしかしたら、子どもを失ってしまうかも」という不安を抱えています。理由は、母が7人いた子どものうち3人を3歳、17歳、38歳で失ったからです。いつも明るく元気な母ですが、苦労の連続でした。だから私もそういう不安が心の隅にあります。
 私には中高生の子ども2人がいます。今は、2人を授かったことに感謝し、「母や亡くなった兄弟がそばで見守り、支えてくれるから大丈夫」と言い聞かせています。それでも今も子どもたちは箱入り状態で送迎付きです。いけないと分かっていますが、事件、事故から守りたい気持ちが強いです。
 ひまわりさんの気持ちを理解した上で、お互いに前向きに明るく子育てしていきましょうと言いたいです。

(名護市 サンキュウ)

自分を受け入れて

 私も同じような経験があります。4人目を妊娠中、東日本大震災があり、毎日毎日津波の映像を見ていました。いつしか「津波がきたら」と考え、不安な毎日。「子どもをどうやって助ける。子どもだけでも生きてくれれば」と考えていました。
 4人目を出産後も体調を崩し、どんどんマイナス思考になりました。私の姉が産後2カ月で夫を突然死で亡くしたことも影響しているかもしれません。そのうち家族がそばにいないと不安になり、落ち着かなくなりました。まずいと思い、心療内科へ行きました。不安神経症と診断され、現在まで約2年、薬を飲んでいます。
 周りに話すと、私のように不安を感じる人は多いようです。病気か病気でないかは、生活できるかどうかの違いだと思います。私は不安で家から出られなくなり、子どもや夫が帰ってくるまでソワソワ。生活できませんでした。今は薬と家族の協力でだいぶ良くなっています。
 ひまわりさんへアドバイスするとしたら、まず不安になりやすい自分を受け入れることです。そして子どもも1人の人間、それぞれの人生があると思うこと。親が不安だと子どもも不安になります。あまり考えすぎないでプラス思考できましょう! でもどうしても不安思考に悩まされるなら心療内科もお勧めですよ。


(糸満市 4児の母)

(編コメ)ひまわりさんにはたくさんの共感の声が届きました。同じように不安を抱えている人が多いことに驚きました。一人一人の状況は違いますが、不安を感じてしまう自分自身を受け入れて、その上で前向きになれたらいいですね。

>> [No.1522]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>