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[No.1483]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2013年09月05日[No.1483]号

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ステキな親子に感謝

 まだ早いかな〜と思いながらも、先日、県立博物館・美術館へ4歳になった娘を連れて行きました。1階で子どもたちがにぎわっている場所を発見!
 人数制限ありで、大人の指くらいのサイズの小さな標本を作っていました。
 そんな中、娘の「○○もやりたい!」が始まってしまい、困っていました。そこへ小学校1、2年生ぐらいの男の子が来て「これあげる」と。
 えっ? 差し出してくれたのは、その男の子が夏休みの思い出に作ったであろう、出来上がったばかりの標本でした。「一生懸命作ったはずなのに、もらえないよ〜。優しいね、ありがとう」と言っているそばから娘の手が…。
 男の子のお母さんも、「作った物で大丈夫ですか?」
 「こちらこそ、いただいていいんですか?」
 「どうぞどうぞ」とお母さん。
 私は「ありがとう」と言いながら、言葉では伝えても伝えても足りないぐらい感激しました。
 私もあんな風に自然な優しさを他人にも向けてあげられるようにならなければ!と、ステキな親子との出会いに感謝しました。

(那覇市 きらきら)

(編コメ)さわやかな風のような親子ですね。ステキ!! 私も見知らぬ人にもサラッと優しくできるようになりたいなぁ。

小さなレディたち

 8月22日付、宜野湾市のミンミンゼミさんの投稿「心優しい女性」を読んで、心和む体験を思い出しました。
 スーパーでカートを押しながら買い物をしていた私。すると、私のカートが棚に引っ掛かって、陳列されていた商品がいくつか床に落ちてしまいました。
 その時、すぐそばにおばさま2人組みがいたのですが、「あいあいあい」と言いながら通り過ぎていきました。
 落ちた商品も少なかったので、私も意識せずにゆっくり拾っていたら、少し離れたところから私のことをジーッと見つめる女の子2人に気付きました。姉妹なのか、小学校低学年くらいと保育園児くらいの子。
 「どうする? 拾いに行く?」というニュアンスで見ていることにすぐ気付きました。と同時に、2人はすぐさま駆け寄ってきて、落ちている残り1個の商品を私に手渡してくれたのです。私はとてもうれしくなり、丁寧にお礼を言いました。
 直前におばさまたちにスルーされていたのもあってか、子どもたちの純粋な行動と駆け寄ってくれた勇気にウルウルしちゃいました。
 そのままの心で大きくなってね! 小さなレディたち!

(豊見城市 ガレット)

(編コメ)ものすご〜く勇気を出して、拾いにきてくれたんでしょうね。優しい〜。その心を大切に、成長してほしいですね。

私は無実です!

 先日、あるスーパーのトイレに入りました。ドアを開けた途端、鼻がもげそうなくらいの悪臭。先に利用した人が残したものと思われましたが、我慢できないので、さっさと用を足して出ようとしたところ、おじさんが入ってきました。
 「あぎじゃびよー、くささよー(うわー臭い)」とおじさんは大声で叫んで、私をにらんでいました。私は「違います」と言いたいけれど…。
 おじさんは「くれーわたやんとうんひゃー(これはおなか壊してるなー)」とぶつぶつ言っています。手を洗って出るまで、「いーちまでぃーすっさー(息がつまりそうさー)」と大声で言っていました。
 私は無実です!

(南城市 ボブ)

(編コメ)かわいそうに、ぬれぎぬをきせられたんですね。でも、おじさんが大声で叫ぶなんて、よほど臭かったんでしょうね(笑)

旧盆行事を満喫

 先日の旧盆、私は市内各地で行われたエイサーや大綱引きを初めて見に行きました。どの地域でも、その地域ならではの特徴ある催しが行われていて、とても楽しかったです。
 中でも、米須青年団のエイサーには感動しました。近年のエイサーは、和太鼓集団による派手な創作エイサーが主流になっています。それはそれで楽しく見ることができるのですが、米須青年団のエイサーのように、昔ながらの伝統ある本来のエイサーにはとても感銘を受けました。
 また、2年に一度行われるという大里の大綱引き(カチシー・ジナ)では、区民がそれぞれアガリ(東)とイリ(西)に分かれ、老若男女問わず、必死に大綱を引き合っている姿に心を打たれました。
 糸満市内の各地域には、昔ながらの伝統や文化、風習などがあり、それが今でも大切に守られ、そして受け継がれていくんだなと実感。今年の旧盆は、とても貴重な経験をさせてもらいました。

(糸満市 Mr.コーラ!)

(編コメ)糸満市内でもたくさんの伝統行事が大切に受け継がれているんですね。旧盆の楽しみが増えましたね。

レジのプロに同感!

 8月22日付、沖縄市の貝殻さんの投稿「レジのプロ」を読んで、「分かる〜」とウンウンしてしまいました。
 レジでの商品さばきに年齢、性別は関係ないですよね。いろいろな意味でキレイに袋詰めできる店員さんもいれば、 「え!? 何、この雑な入れ方」とあきれるほど下手っぴな店員さんもいます。
 ひどかったのが、袋二つ分買い物した時。冷凍と冷蔵類があるにもかかわらず、その他の常温類とアイスが一緒に入っててビックリ!! 普通、アイスは冷たい物と入れようよ〜! パンの上に卵もやめて〜!
 他にもマイバッグが二つあるのに、「大丈夫、入ります!」って、一つにギュウギュウ詰めにしなくていいよ〜。バッグの負担も考えて〜!
 ただ詰めるのではなく、できる店員さんは、そういう配慮や仕分けも上手なんですよね。そんな店員さんが増えてほしいなぁ。

(西原町 SOKlv)

(編コメ)たかが袋詰め、されど袋詰め…。私たちを「お〜!!」とうならせる、「レジのプロ」が一人でも増えてほしいですね。

正直すぎる孫!

 先日、3歳の孫を預かりました。遊んでいる時、ついオナラが出てしまいました。「あい! ばぁーば、オナラしちゃった」と言うと、「もう、おトイレでしてよね」と注意されました。しかし、ベランダで水遊びに夢中の孫が片手に何か持っていて、「何持っているの?」と聞くと、差し出した手のひらに水もしたたる艶々ウンチ君(それこそトイレでしょ〜)。
 また、老眼で見ーかんてぃーしながらスカートを3枚作りました。着せてみて、「かわいいねぇ〜」と言うと、「あんまし」の一言。オイオイ…。
 ご飯の時には好きな物だけを食べようとするので、嫌いな物を一口、好きな物を一口、交互に食べさせたら、「おいしくない」。オイオイ。ばぁーばの料理全否定するなよ〜。
 私の誕生日に孫から電話がかかってきました。「※※※?〜、ばぁば」と宇宙人語に思わず高笑いをしたら、「耳が痛い」と言って娘に替わってしまった。
 正直すぎる孫よ! いつか歯に着せる衣を作ってあげよう。そして世の中にオブラートというものがあることを教えてあげよう。

(那覇市 ううまくばぁーば)

(編コメ)まだ3歳、正直120%、カワイイ盛りですね(笑)。私は「艶々ウンチ君」のその後が気になっていますよ…。

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