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[No.1910]

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「ワシントコポスト」2021年12月16日[No.1910]号

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令和3年暮れる

 師走も近付く11月下旬ごろ。私は玄関の飾り物を、Hさん自身が描いたいただき物のひいらぎとポインセチアの絵皿に換えます。壁には私の好きなペンギンの親子がクリスマスツリーの前で、ジングルベルを歌っている絵を掛けます

 ある年の真冬の2月に京都に行ったときです。雪が横なぐりに吹雪いていたのを「雪はこんな風に降るんだ」とウチナーンチュの私は不思議な気持ちで見ていました。そのときに買った色紙が上村松園の美人画の「牡丹雪」でした。その絵を畳の間に掛けると来る冬を待つ気持ちになります。

 12月26日には早速、玄関は来年の干支の寅の置き物に変わります。ペンギンさんの絵は「また、来年ね」と声を掛けて「無事」と書いた色紙に取り換えます。毎年のことながら、家族の皆が何事もなく「無事」に一年が過ごせますようにの気持ちを込めて掛けます。

 暮れも押し迫り、孫たちが冬休みに入ると分担して暮れの大掃除に取り掛かります。大掃除が終わると私は年越しそばの準備をします。そして令和3年は暮れていきます。

(那覇市 仲ユクイ)

(編コメ)年末年始の数日間の暮らしぶりがよく伝わってきました。

感じたこと

 県高校定時制・通信制生徒生活体験発表「人が変わる時」を読みました。不登校になり同世代との孤立を感じながら障害を持つ親のこと、自分の家が周りの家と違うこと、 揺れ動く内面の言葉の表現に感動しました。

 涙もろい私は泣きながら読んでいました。多感な時期にいろいろなつらい思いをして、自分の内面に向き合う姿勢に共感し、環境を恨むのではなく感謝の言葉、心を抱くことで人は前向きな姿勢に変わることができるんですね。

 家族や周りの方に感謝する―ということはなかなかできないことです。新聞を読むことで 言葉や活字の表現力に出合い、若い方の意見、体験を知ることができました。ありがとう。

(南城市 はっぴちゃん)

(編コメ)10月8日の琉球新報に掲載されていましたね。

毎試合ドキドキ

 子どもが野球をしているので、私も野球が好きになりました。今回の日本シリーズは県出身の宮城投手、比嘉投手のいるオリックスを応援していました。

 毎試合接戦でドキドキしながらの観戦でした。残念ながら、優勝はできなかったけど久しぶりに野球で楽しめました。来シーズンの県出身者の活躍に期待して楽しみたいです。

(那覇市 いちご)

(編コメ)これからも県出身選手たちを応援していきたいです!

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