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[No.1835]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2020年07月09日[No.1835]号

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文通仲間だった義父

 もうすぐ、お義父(とう)さんが亡くなって1年がたちます。東京で暮らす私とお義父さんは文通仲間でした。

 月に1回程度お手紙をやりとりしていて、新聞に掲載されたコラムや、沖縄で暮らすおいっ子やめいっ子の様子を教えてくれたりもしました。

 返事がいつくるかと、ポストを開ける瞬間がとても楽しみでした。筆無精な夫も久しぶりに父へ手紙を書き、照れくさそうにしていました。

 離れている私のことも本当の娘だと言ってくれ、いつも温かく迎えてくれたお義父さん。お義父さんが亡くなる直前に生まれたわが息子も元気に1歳を迎えました。帝王切開直後だったため、お葬式に出られなかったのが心残りです。 とても寂しいですが、手紙を読めばいつでも元気なお義父さんに会えます。文通仲間になってくださって、ありがとうございました。

 天国にお手紙が届くポストはないものかと、お義父さんもよく投稿していたワシントコポストに送ります。

(ヤマセミ)

(編コメ)とても優しいお義父さんだったことが伝わってきました。離れていても手紙でつながっていたのですね。ヤマセミさんのこのお便りが、お義父さんのもとに届きますように。

皆さんへのお礼

 先日の夕方、帰宅途中の高校生の息子から電話。携帯に出ると見知らぬ女性の声…。

 「息子さんがバスを降りた後に倒れました」

 自宅にいた私は急いでバス停へ! 汗をたくさんかいていて、顔が青白くなってはいたものの意識はしっかりした様子。バスの運転手が手配してくださった救急車で病院へ向かい、点滴を打って無事その日に帰宅することができました。

 倒れた後はその場にいた女性がスポーツドリンクを買ってくれたとのこと。お礼を伝えようと女性を探しましたが、私が到着したころにはすでに見当たらず…。

 その他にも、バスの下車から救急車到着まで付き添ってくれた方、私に電話連絡をくれた方、98番のバスの運転手、心配そうに見守っていた親子連れの方、バスに乗っていた乗客の方。忙しい時間帯にも関わらず、息子のためにありがとうございました!

 直接お礼を伝えることができないので紙面をお借りして伝えさせてください。レキオを見てくれていることを祈って! 沖国大近くのバス停です。

(宜野湾市 匿名)

(編コメ)息子さんが倒れたと聞き、さぞかし驚かれたことでしょう。大事に至らず、よかったです。バスの運転手をはじめ、乗客の皆さんには本当に感謝ですね。

心に染みた内祝い

 おい夫婦が、小学校に入学した長男のS君を伴って内祝いを届けてくれました。S君は薄茶色のピカピカのランドセルを背負って、かわいい笑顔でくるりと一回り。わが家に晴れ姿をお披露目に来てくれたのです。

 S君は、はきはきと礼を言い、夢を語ってくれました。おい夫婦がたっぷり愛情を注いで子育てをしている様子がうかがえました。

 心ばかりの祝儀に心のこもった温かいお返しをしてもらいました。内祝いの品にS君の習いたての字で「ありがとう」のメモも添えてありました。

 おい夫婦の心遣いにおざなりでない礼の在り方を教えられた気がします。コロナ、コロナでなえた心を元気にしてくれたおい一家の来訪でした。願わくは早くコロナが収束し、S君の夢がかなうことを祈るばかりです。

(名なしさん)

(編コメ)掲載が遅くなってしまいましたが、S君はもうすっかり学校にも慣れ、楽しく過ごしていることでしょう。お返しに添えられた「ありがとう」の文字がうれしいですね。

4年生の漢字

 三男用にと、壁に今年度習う漢字表を貼ってあるわが家。それを見た中学生、高校生の兄たちが「4年の漢字って案外、難しいなぁ」と言ったんです。

 私も、そう思っていたので「読めない漢字もあるよ」と言うと中学生の次男が、さすがにそれはない‼ とのこと。そこで、私が読めなかった漢字を見せました。

 根城(ねじろ)には→「こんじょう」と言い、お社(やしろ)は→「おやぐら」、城主(じょうしゅ)は→「しろぬし」と答え受験生、全て間違い(笑) ‼

 意味も含めて三男に教えられるよう一緒に勉強しなきゃな…と思っています(笑)。

(うるま市 みるるん)

(編コメ)長男君と次男君が言った通り、4年生は意外と難しい漢字を習うんですね。3人の息子さんたちと漢字のお勉強、頑張ってください!

長男と過ごす時間

 弾丸トークの娘たちと違い、おとなしめの長男。ほっておくとマンガやゲーム、読書ばかりで、一日中家の中で静かに過ごしています。

 そんな長男と2人だけの話題がほしくて、理科の教科書に載っていたものを参考に、庭の植木鉢に1株へちまを植え、バケツにめだかを飼うことにしました。すると、意外に2人ともこのへちまとめだかのお世話に„ドはまり“し、毎朝起きたらすぐベランダへ直行。雄花の数を数えたり、めだかに餌をあげたりしながら、朝夕に2人だけのわずかな時間を楽しんでいます。

 上の子のときには考えもしなかったことですが、臨時休校中に息子と一緒に理科の教科書をめくったことが、いいきっかけになりました。

 たった1株、たった数匹のめだかですが、お世話も簡単でおすすめです。ついでにへちまが実ってくれたら最高なのになぁ(笑)。

(北谷町 ナーベーラー大好き)

(編コメ)息子さんと一緒に、へちまとめだかの成長を見守りながら会話もできるようになってよかったですね。自分たちで育てたへちまをおいしくいただけたら、なおうれしいことでしょう。

マスク作りで再発見

 コロナでステイホーム中、家中の片付けを少しずつしておりました。着ない服や雑貨類がたくさんありましたが、リサイクル店では引き取りを控えているとのことでした。

 そこで、洋服のきれいな部分や刺しゅうのあるところなど利用してのマスク作り。われながらの力作!? 娘にも褒められて、お友達に配り喜んでもらいました。

 ストッキングの輪切りを利用したマスクゴムなど、なんでも応用できるんですね。再発見でした。

(宜野湾市 エリザベート)

(編コメ)マスクがなかなか手に入らないときは、多くの人がいろいろと工夫して作っていたようですね。道行く人のさまざまなマスクを見るのも楽しいです。

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