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[No.1717]

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「ワシントコポスト」2018年03月22日[No.1717]号

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次女の卒業

 この春、次女が大学を卒業します。実業高校2年生の頃、教師になりたいと将来の進路を決め、推薦で県内国公立大に見事合格。推薦でも難しいし、センター試験を受けたとしても受からないだろうと個人面接で言われて泣いたときもありました。
 それでも娘は努力して苦手科目を先生から習い、生徒会活動も3年間頑張りました。合格したことが分かったときは「まさかウソでしょう」と心の底からびっくりしました。娘が通っていた高校の学科から、現役で合格した生徒は初めてとのことでした。
 大学入学当初は、夢に描いていた大学生活とは少し違っていて「授業が分からない」「自分だけ頭が悪くてつらい」と弱音をはいて泣いていたこともありました。ですが、ある活動に参加したことで元気と自信を取り戻し、大学生活を楽しめるようになったようでした。
 時には逃げ出したいこともあったはず。それでも単位を落とすことなく、4年で卒業できました。ノンちゃん頑張ったね、おめでとう。
 4月から臨時教員として働くことになりました。習う立場から、教える立場になりますが、社会人1年生。まだまだ人生困難だらけでしょうが、信念を持って、自分の未来を切り開いていくことを願うばかりです。私は子育て一段落。次は見守る役目です。

(浦添市 カミナリ母ちゃん)

(編コメ)卒業おめでとうございます。希望の仕事に就くため、努力を重ねた娘さん。とても立派ですね。これからも支えてあげてくださいね。

周囲に感謝

 先日、家の中で倒れ、救急搬送されました。脳や心臓からくるものではなく、三半規管の変調によるめまいだったようです。救急病院の医師や看護師の皆さんの適切な処置により、すぐに回復して帰宅することができました。
 すると、私が倒れたことを聞いた親戚のお姉さんが「困っているときはお互いさまだから」と、家族分の弁当を毎日届けてくれました。親友も駆け付け、様子を見に来てくれました。周りの人々の優しさに感謝する日々です。
 今はすっかり元気になり、家事もできるようになりました。本当にありがとうございました。

(那覇市 エール)

(編コメ)元気になってよかったです。病気になったとき、周囲の人の優しさや気遣いが心に染みますよね。くれぐれも無理はせず、体に気をつけてください。

うれしいひなまつり

 「あかりをつけましょ ぼんぼりに」と、「うれしいひなまつり」のオルゴール曲が流れています。
 11歳の初孫のために購入したガラスケース入りのおひな様。息子家族が引っ越し時にネジを紛失してしまい、音の出ないおひな様になっていました。3年ほど前、購入先にネジを注文できないか依頼したところ「穴の形がわからないので難しい」と言われて一時はあきらめたのですが、4歳の孫娘のためにもと、ダメもとで再度お願いすると数日後に電話が。「ネジが3種類届いています。どれか合うといいですね」と優しく対応して頂きました。
 購入して10年以上経っていますのに、製作所の方も、某店舗の店員さんも、おばぁの気持ちに寄り添ってくださって感謝しています。孫はじぃじにネジを回してもらっては「幼稚園で習った」と、オルゴールに合わせてうれしそうに歌っています。心温まる春、ひな祭りをありがとうございました。

(那覇市 Y・O)

(編コメ)すてきなひな祭りになってよかったですね。心温まる思い出も重なって、おひな様を飾る楽しみがますます増えましたね♪

救える命

 先日、救急蘇生法を学ぶ講座に初めて参加しました。子どもを持つようになり、いざというときに必要な知識だとずっと思っていましたが、なかなか学べずにいました。
 人形を使って胸骨圧迫の練習をしましたが、かなり力がいるし、ドラマのようにずっと続けられるものではないということが分かりました。実際にできるようになるには、何度も受講し、練習しなければならないと痛感しました。
 救急車が到着するまでの間、その場にいる人々の連携次第で助けられる命があるということを忘れずにいたいと思います。この講座を多くの人が受講することを望みます。

(沖縄市 竹内りきお)

(編コメ)心肺蘇生法や窒息対処法などの救急法を学ぶ講座、私も受講したいです。あまくま情報局で講座情報を紹介することがありますので、皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。

マナー大事に

 2月1日付、安全第一さんの「運転マナー」を読みながら「分かる! そうよね!」と共感しっぱなしでした。
 私も大きい車に乗っているので、坂道発進のときは後続車との車間距離が短いとヒヤヒヤします。車の後ろにもクラクションが欲しい! と何度思ったことか。危ないと感じてクラクションを鳴らすと、「なに、あの人!」と非難の目を向けられることもあります。
 マナーは守るもの。当たり前のことです。車だけでなく、自転車も歩行者も交通マナーを大事にしないと世の中もっと大変なことになると思います。

(那覇市 なっこっこ)

(編コメ)安全第一さんの投稿を読み、車間距離を前より長くとっています。運転中に焦りや怒りなどの気持ちからマナーをおろそかにした結果、事故を起こすようなことはしたくないですね。

将来の夢

 次女が「パパとママの将来の夢は何?」と聞いてきました。
 思いがけない質問に頭をフル回転させていると、夫が「えっ?! 今が将来だな」と言いました。それを聞いていた4歳の息子が「じゃあ、パパはおじーちゃんになるだけだ。ドンマーイ」と一言。そのやり取りにケタケタ笑う私を見て、夫が「ママにも聞いてごらん」と仕返ししてきました。
 夫と同じ目にあいたくない……と思った私は「子どもたちが健康でたくさん勉強できること」と伝えると「そういうことじゃないんだよねー」と次女。息子には「ママ、ドンマーイ」と言われ、あえなく撃沈しました。
 何が良い答えだったのか分からず、モヤモヤしています。今は夫も私も子ども中心の生活を送っているので、子育てを終わった後のことをゆっくり考えてみたいです。

(宜野湾市 キラキラ)

(編コメ)目からうろこです。思えば大人だって将来の夢を持っていいんですよね。自分の未来の姿を想像してみると、新たな気付きがたくさんありそうです。

感動をありがとう

 幼稚園児を預かる仕事をしています。この時期になると子どもたちの成長を日々実感します。小学校へ就学するため、3月末にはお別れになる子がたくさんいるので、もう会えなくなるのかと思うととても寂しいです。
 子どもたちと過ごす時間は、ハッと気付かされたり、ドキッとさせられたりすることであふれています。先日、外遊びの最中に一輪車や縄跳び、うんていをしている子どもたちが「先生、見て見て〜」と私に声をかけてきました。するとその様子を見ていた女の子が「みんなに名前を呼ばれて、先生って犬みたい」と言うので思わず失笑してしまいました。この前は、もうすぐ小学1年生になる自覚が芽生えてきた男の子が「抱っこして〜」と言った後、「先生のこと、オレ忘れないよ」と言うので思わずウルウルきました。みんな、毎日感動をありがとう。私も忘れないよ!

(豊見城市 ひこちゃんの妻)

(編コメ)春は別れと出会いの季節。子どもの成長ってうれしい反面、寂しさや切なさを感じますよね。子どもたちをいつも大切に見守り、サポートしている様子が伝わって心が温まりました。

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