「ワシントコポスト」2017年03月02日[No.1662]号
旧正月中、実家は子どもたちが集まって大騒ぎでした。子どもの頃はお年玉をもらうのが楽しみでしたが、今はお年玉をあげる側になったので、お金とお年玉袋を用意。「はい、お年玉だよ」と子どもたち一人ひとりに渡すと「ありがとう!」と飛び上がって喜び、とびっきりの笑顔を見せてくれました。
お財布は寂しくなりましたが、めいやおいの笑顔にとてもうれしい気持ちになりました。
(うるま市 なぎさ)
(編コメ)一人ひとりに対し、メッセージ付きのお年玉を渡してくれる叔母さんがいました。子どもながらにうれしかったです。
2月に入って厳しい寒さを感じる日もある中、心がほんわかと温かくなるのが色付き始めた桜の花を目にした時です。淡い色、鮮やかな色、いずれも美しくきれいで、見ていると「今日も1日穏やかに過ごそう」と思います。
季節感があまりないように思える沖縄ですが、ピンク色のマフラーやセーターをコーディネートに取り入れ、おしゃれを楽しみたくなるのもこの時期です。
(那覇市 こんぺいとう)
(編コメ)春の短い沖縄。桜色をアクセントにしたコーディネートは季節感があっていいですね。華やかで気持ちも明るくなりそうです。
子どもたちが学校からもらったプリントを置く所定の場所があります。 ある日、そこに置いてあったプリントに目を通していると、夫の人間ドックの検査結果が混ざっていました。「これはあなたのでしょ」と夫に渡そうとすると「見たいかなと思って置いたんだけど」とのこと。
「そうでもないんだが…。大人は自己管理で」と思いつつ、子どもたちのプリントを見た後で再度用紙を手にすると、急に「初めて胃カメラした。みんなキツイって言っていたけどオレは余裕だったな〜」「中性脂肪があるらしい。でもお医者さんに運動始めたら大丈夫って言われたぜ」とあれこれ話しかけてきました。
私に聞いてほしかったのかと思うとうれしくなり、子どもと接するときのように「胃カメラ大丈夫だったんだ、すごいじゃん」「中性脂肪ねー。一緒にウオーキング始めようか」などと相づちを打ちました。
話し終わった後にヨシヨシと頭をなでると「はぁ?!」って顔をされましたが、それはそれで思春期の子どもの顔のように見えて、何だか優越感を感じました。
「結婚したら、旦那は大きな子ども(長男)」という周囲の先輩方の格言に賛同です。
(宜野湾市 キラキラ)
(編コメ)子どもっぽい男性って多いですね。ですので今は大人でなくても、素直で働き者で家族や周囲を大事にできる男性ならよし! と考え方を改めました。注文多いかな(笑)。
1月19日付、りゅうすけさんの「毎日の報告」を読んで朝から大笑いしました。
私も学生の頃、駅やバイト先へ行くために原付きバイクを利用していたことがあります。バイクってガス欠になると、エンジンを切ったときのようにピタッと止まって動かなくなるのですよね。
ある日、いつものように駅へ向かっていると急にバイクが動かなくなり、パニック状態に。ガス欠になってしまったことに気付かず、慌ててバイクショップへ行きました。若さゆえの過ちです。お恥ずかしい…。
そのバイクショップの方は、無料でバイクをみてくれた上に、燃料まで入れてくれました。りゅうすけさんのおかげで30年前のこの出来事を久しぶりに思い出すことができ、息子さんの優しさにこちらまでほっこりしました。ありがとう〜。
(うるま市 ローズまり子)
(編コメ)有料駐車場で出庫時に100円足りなくて焦っていると、後ろの車にいた女性が投入口にお金を入れ「気にしないで行って〜」ととても親切にしてくれました。自然に優しくできる人はすてきですね。
ボランティアの女の子へ。いきなり罵声を浴びせられて、怖かったでしょうね。戸惑い、混乱したことと思います。あなたは悪くありません。あなたがいたから、ランナーは安全に走ることができたのです。頑張ってくれてありがとう。
―2月5日、沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会の中継地点近く。交通整理をしていた女の子に対し、車から降りてきた男性が大きな声で「早く通せ」と何度も怒鳴っていました。私はその光景を対向車線の車中から見かけたのですが、その後どうなったのか気になっています。
たぶん学生さんです。とても傷付いたと思います。助けてあげられなくてごめんなさい。
(南城市 ロゼメタリック)
(編コメ)その男性は何をそんなに急いでいたのでしょうか。ボランティアをしていた女の子にいいことがたくさんありますように。
昨年末、息子家族に子どもが生まれました。私たち夫婦、嫁の両親にとって初孫で、みんな大喜び。とても幸せです。友人からもお祝いの言葉をたくさんもらいました。「とー、目の中に入れてごらん」と言われましたが、入れたら痛いわ!
私は自分の子どもの首が座っていないときは、怖くて抱っこできなかったのですが、孫は別。かわいいです(笑)。とは言っても、赤ちゃんを抱っこするのは久しぶりだったため、腕がぱんぱんに張ってしまいました。大変だ! ずいぶん昔の記憶なのでもう忘れてしまいましたが、自分の子どもは腕がぱんぱんになるまで抱っこできていたかな。そんなことを言ったら世の嫁たちに怒られるね。
先日、孫が予防接種を受けました。そのときの動画を息子が送ってくれたのですが、はっさよー! あんな小さい子の両腕に3回も注射するなんてびっくりです。かわいそうで思わず涙目になりました。嫁の両親たちも同じ反応だったようです。来月、また予防接種を受けるとのこと。かわいそうだけど病気にかからないためだからね。じーじ達、ばーば達もこればかりは見守るしかありません(笑)。
(うるま市 テケテケ)
(編コメ)おじいちゃんになった喜びと愛情が伝わります♪ 「孫のため」とあまり頑張りすぎないでくださいね。
「…ススキが揺れていた」。小学3年生の孫の勉強を見ていたときのこと。季節はいつかという問いに対し、孫は「春」と答えました。なんということでしょう。「ススキはね…」と説明したものの「違う」と言ってききません。
解答を見るともちろん„秋“。答えに納得できなかったようですが私もうまく伝えることができず、勉強は終了。
その日、買い物帰りに周囲を見渡すと、ススキが風に揺れていました。今の季節でも、沖縄ではススキが見られることに気付かされました。さすがにお月様に、餅をついているウサギの姿は見えませんが…。
一般的に桜の季節というと入学式をイメージしますが、沖縄では4月はもう葉桜。南北に長い日本で、季節を表す言葉ってどうなのでしょう。テストなどにはあまり出題してほしくないなと思います。先生方は「ススキは秋の季語」と押し通すのでしょうか。
(読谷村 悩めるバーヤ)
(編コメ)日本の風土を知るのはとても大切なことだと思いますが、同じ冬でも地域によって季節感にだいぶ違いがありますね。子どもたちが地域に昔から伝わる季語と共に、その季節特有の自然に触れる機会が増えるといいですね。