沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1470]

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「ワシントコポスト」2013年06月06日[No.1470]号

糸満市のYKさんへ

 5月23日付、糸満市のYKさんの「お菓子作りに挑戦」を読みました。
 YKさん、お菓子作りには、市販の安値ホットケーキミックスを使うといいですヨ。何でもできるので、わが家では子どもたちが幼かったころ、よく使っていました! 子どもでも簡単にクッキー作りができるからgood!
 ただし、コツがあります。ボールには必ず粉から入れて、液体は後。混ぜるのは一定方向だけ、粉っぽさがなくなったら余計に混ぜないこと。ホットケーキミックスは重宝しますよ〜。
 また、麺つゆと焼き肉のたれもわが家では調味料として必需品。息子たちの毎日の弁当作りから、おかずの味付けまで大活躍。
 とにかく私は短時間でいかに簡単でおいしい料理ができるかを考えています。家族が「おいしい」って笑顔になったらgood。
 料理を一から本格的にするのは、時間に余裕ができてからでもOKっていう考えです。誰でも最初から上手な人はいません。YKママさん、頑張って!

(うるま市 ひまわり)

(編コメ)ホットケーキミックスでクッキーも作れるんですね! これならお菓子作り初心者の私でも何とかなりそう(笑)。ひまわりさん、アドバイスありがとうございました。

うつ病への対応

 読者のみなさんに相談があり、投稿しました。私の職場の同僚が「うつ」っぽいのです。以前より仕事に対してやる気がなく、大きなミスが増え、そして時々急に泣いていることもあります。
 これまでうつ病の人と接したことがなく、仕事で同僚が失敗した時に注意や指摘をどうしたらいいのか分からず、我慢しています。
 上司に相談したところ、上司も同僚の変化に気付いていました。同僚とその両親に「病院に行ってみては」と相談しているようですが、なかなか行ってもらえずに困っているそうです。
 このままでは、ますます病気が進行してしまうことも心配ですし、同僚のミスを「病気だから」と我慢してフォローするのもそろそろ限界がきています。
 読者のみなさんの中に、同じような体験をした人がいたら、何かアドバイスをいただけないでしょうか。

(那覇市 りんご)

(編コメ)最近はどこの職場もギリギリの人数なので、フォローするにも限界があると思います。本人に病院に行ってもらうのが良いと思うのですが…。どなたか良いアドバイスがあれば、ぜひよろしくお願いします。

女神が現れた瞬間

 ある展示会最終日の午後3時ごろの出来事です。友人ともらいもののチケットを持ち、寒い雨の中、行ってきました。
 最終日でもあったせいか、思った以上に観覧客の長い列。友人とワクワクしながら入場しようとチケットを係員に渡したら、ミシン線から半券が切れてなくなっていたんです。
 持っていたバッグの中、着ていた洋服のポケット、どこを捜しても見つかりません。半券を切る係員の視線は冷ややかでした。友人を待たせ、駐車場から歩いた道のりを捜してみても、半券は見つかりませんでした。
 諦めてチケットを販売する自動販売機の前で、「あと2時間足らずで終了する展示会で1200円は高いなぁ」「見るのを諦めて、友人を待っていてあげようかなぁ」「でも、せっかく私を誘ってくれて、きっと一緒に見たいだろうなぁ」…と頭の中でグチャグチャ考えながら、自販機のボタンまで人さし指があと3cm…。その時、女神さまが突然現れたのです。
 肩を軽くたたかれ、振り向くと、「このチケット、余っているから使って」と言われ、「特別招待状」と印の押されたチケットをいただいたんです。
 一瞬の出来事で口がポカ〜ンと開いたままに。恥ずかしいのですが、驚きすぎてしまい、お礼も言えませんでした。急な予想外の事態に、人は何もできないんですねぇ。反省しながらも心が温かくなりました。
 待っていてくれた友人に一部始終を話したら、驚いていました。「タイミングよくあるんだねぇ〜」と。
 この場を借りて、「あの時は本当にありがとうございました。私にとってあなたは女神さまです」

(那覇市 T)

(編コメ)なんてステキな女神! 優しい人もいるんですね〜。みんなが誰かの女神になれたらいいですね。

父からの知らせ

 先日、父が他界しました。普段、携帯電話のバイブレーションを目覚まし代わりに使っていた私は、その1週間前から産前休暇に入ったので、朝早く起きる必要がなくなりました。上の子が目を覚ます時間に合わせて起きようと、携帯電話を枕元に置かずに寝ていました。
 ところが、ちょうど父が亡くなる前の晩、なぜか携帯電話を枕元に置いて寝たのです。すると、夜中の2時過ぎに妹から「父の呼吸が止まった」と連絡が入りました。
 父の死に目に会えなかったことを悔やみ、今すぐそばに行きたいと思いましたが、おなかが大きいので夜中に一人で30kmも離れた病院へ向かうのをためらいました。しかし、夜が明けるまで待つことはできないと、高速道路を使って病院に向かいました。
 30分後、病院に着くと、心臓マッサージで父の心臓はまた動いていました。その約1時間後、父は帰らぬ人となりましたが、家族5人そろって最期をみとることができました。
 あの晩、いつものように携帯電話をリビングに置いていたら、朝まで着信に気付くことはなかったでしょう。今思うと、携帯電話を枕元に置いたのは、父からの知らせだったのかもしれません。
 外国から無一文でやって来て、苦労しながら母と共に4人の子どもを育てた父には、言葉では言い尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
 1カ月半後に生まれてくる孫の顔を見せられなくてとても残念ですが、父の分まで頑張って生きようと思います。

(沖縄市 T・H)

(編コメ)お父さんは家族みんなに会いたくて、知らせてくれたのかもしれません。最期をみとることができて本当によかったですね。お父さんのためにも元気な赤ちゃんを生んでくださいね。

すごい友人

 私の友人に自分の夢をかなえるすごい人がいます。
 その友人は行動力があり、いろいろなことに貪欲で、いつもアンテナを張っています。いろいろなルートから必要な情報が入り、会いたい人に会え、欲しい物が無理せず手に入ります。
 今までは「すごいなぁ」と人ごとでした。しかし、こんなに良いお手本が近くにいるので、私も年内に実現したい夢を持ち、まねしてみようと思います。
 まずは、苦手な行動力を磨こうと思います。

(中城村 アイスティー)

(編コメ)「夢を見て、それをあきらめなければ実現できる」。史上最高齢の80歳でエベレストの登頂に成功した冒険家・三浦雄一郎さんの言葉です。ワシントコに投稿したのは行動力を磨く第一歩。お互い、頑張りましょうね!

息子の貯金箱

 私たち夫婦は、家族旅行のために一日200円ずつ貯金をしています。それを見ていた2歳の息子も、自分の貯金箱に貯金をするようになりました。「これでラムネとアイスを買うよー」と言います。
 先日、お店に行った時、「マーマー、お金忘れたさぁ、お菓子買いたかったのにー!! マーマー、貸してちょうだい」と言うので、笑ってしまいました。お金の大切さが分かってきているのかな?
 息子の貯金箱は、おじいちゃん、おばあちゃんが入れてくれるので、私たちの貯金箱よりも早くいっぱいになりそうです(笑)

(浦添市 ミッキーママ)

(編コメ)2歳で貯金なんて立派! 楽しい家族旅行を目指して、たくさん貯金してくださいね〜。

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