沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1674]

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「島ネタCHOSA班」2017年05月25日[No.1674]号

県産マイケル・ジャクソン

 先日、スーパーのイベントステージでマイケル・ジャクソンの恰好で踊っている方がいたのが気になっています。女性のようでしたが……。詳しく調べてください!

(那覇市 毎週どこかで物産展さん)

県産マイケル・ジャクソン!?

 世界的スーパースター、マイケル・ジャクソンそっくりのパフォーマーが沖縄にも!? しかも女性とは……。さっそく調査開始です!

エイケルさん登場

 調べたところ、パフォーマーの正体は「エイケル・ジャクソン」さんと判明。沖縄で唯一女性のマイケル・ジャクソンのパフォーマーとして、リップシンクとダンスを披露しています。ちなみに芸名は本名のエイコさんから。

 「初めはゴシップで世間を賑わせている人というイメージで、1曲も知らなかったんです。でも絶賛されているし、熱狂的なファンも多い。試しに一度聴いてみようとCDを借りたが最後、マイケルが私の人生を変えてしまいました」と、熱く語るエイケルさん。

 「もう衝撃的で。歌い方もそうですし、楽曲のメッセージ性も強い。しかもダンスもすごい!それからは曲を聴いて、ライブ映像にかじり付き、歌詞を写して、部屋の壁一面にポスターを貼って……」

 日常の全てがマイケルで埋め尽くされたため、お母様が心配になって周りの人に「私の娘がおかしい」と相談したほどだったとか。すごいのめり込みようです!

 「その時から教科書に『エイケル』と名前を書いてました。エイケル・ジャクソンの誕生です。これが青春ど真ん中の中学2年生の夏です(笑)」

 一気にマイケルが神様のような存在になったわけですね。

 「マイケルって、当時、初めて歌とダンスを融合させた人なんですよね。それに『スリラー』で世界で初めて物語のあるプロモーションビデオ(PV)を発表するなど、とにかく新しいものを創り上げて来たんです」

 それから自分も近づきたいとダンスを?

 「学校のベランダでムーンウオークの練習をして、高校生の時にはダンス部を立ち上げました。創部するために生徒会に立候補して、踊りたいがために生徒会活動を頑張ったんです。3年生の時には全県の高校のダンス大会で優勝したんですよ。マイケルの曲で!」。

沖縄とマイケル融合

 プロとしての活動を始めたのはいつから?

 「社会人になってからですね。デザインの仕事をしていたのですが、そのうち東京でパフォーマンスを始める機会がありまして、それから会社員とパフォーマーを同時並行でやっていました」

 ずっと東京で活動していたそうですが、2年前に沖縄に帰ることになり、地元でもパフォーマンスの活動を始めたいとの思いから「琉球エンターテインメント」というプロダクションを立ち上げたと話すエイケルさん。現在はホテルやデパートのイベントや、自主企画で公演をしているとのこと。

 「新しいものを生み出すというマイケルの考え方に影響を受けています。沖縄とマイケルを融合させることは、私にしかできないことかなぁと思っています。この前はミルクムナリで踊りましたよ」

 ところで、この衣装は普段から着ているんですか?

 「この格好でスーパーに行きますよ(笑)。私服より衣装の方が持っている数が多いです」



   ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

  「パフォーマンスでは、愛や慈悲、世界平和を思いやったマイケルのメッセージ性も表現しています」と目を輝かせるエイケルさん。さまざまな県内のパフォーマーと共に、常設で見に来てもらえる舞台を創ることが夢だと話します。  マイケルの志を沖縄で受け継ぎ、実現するエイケルさんの姿に、誇らしさを感じた調査員でした!



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県産マイケル・ジャクソン
PV「ヒストリー」の衣装に身を包むエイケル・ジャクソンさん。まるでマイケルがよみがえったよう
県産マイケル・ジャクソン
帽子姿も決まっています!
県産マイケル・ジャクソン
他のパフォーマーとのコラボも。詳しい情報は「エイケルジャクソン」で検索
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