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[No.1616]

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「島ネタCHOSA班」2016年04月14日[No.1616]号

長渕剛のそっくりさん

 先日イベント会場で長渕剛さんのそっくりさんが歌っていましたが、一体どんな人で、どこに行ったらまた見られるのでしょうか?

(那覇市・50代男性/英二と順子の息子さん)

長渕剛のそっくりさん!?

 沖縄で活動している長渕剛のそっくりさんといえば…東渕(あずぶち)剛さんではないでしょうか? 去る3月某日、ライブ会場に潜入してきました!

「長渕」ならぬ「東渕」

 当日の会場は糸満市潮平のライブバー「風は南から」。東渕さんはここで毎月定例のライブを行っていて、時間になれば多くの長渕ファンで盛り上がっています。さっそく本人にお話を聞き、活動のきっかけや表現の姿勢などを探っていきましょう。

 「もともとは本名を名乗って司会業で活動をスタートさせたんです」と東渕さん。

 「イベントのMCをやっていた時に急きょ、30分空いた時間を埋めなければならなくなりまして、そこで友人たちから好評だった長渕さんのモノマネを披露してみたんです。それが6年前くらいですね」

 その様子を誰かが動画サイトにアップ。それから口コミやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で依頼が舞い込み、現在に至るそうです。

 「あのころから考えたら、まさかという気持ちですね」。今や東渕さんのライブの実績は昨年で年間140本! プロ野球の公式戦並みです。もしかすると長渕さん本人よりやっているのではないでしょうか。

 その東渕さん、過去には地元の宜野座村総合体育館で行われたワンマンライブで約千人(!)を動員したという記録を打ち立てています。歌マネ・顔マネだけにとどまらず、演奏のクオリティーもピカイチ。さびの部分のボーカルにコーラスを重ねる音加工まで施し、臨場感まで演出するこだわりようです。

 「最初はギターも全然弾けなかったんですが、動画サイトで見ながら練習しました(笑)。もともと、僕も長渕さんの熱烈なファンだったんですよね。行動や発言がいちいちかっこいい!  歌詞が素直で、普通なら見せたくないところもさらけ出してくれる。本当に人間くさい歌手で、そこがとても魅力的です」

心こもった歌マネ

 さて、長渕ファンならピンと来ているかもしれませんが、ライブハウス「風は南から」という店名は、長渕剛のファーストアルバムのタイトルから名付けられています。

 スタッフの上原章由(あきよし)さんは「初代オーナーも長渕剛ファン。また、本島南部の糸満市にあるということで、この店名になりました。東渕さんのライブがある日は毎回忙しくて、パフォーマンスのクオリティーも毎回上がっていますね。客層も幅広いです」と話します。

 ここで調査員は、拳を突き上げて熱唱しているお客さんにも直撃インタビューを敢行しました。話を聞かせてくれたのは、もう30年来の長渕ファンだという倉津和夫さん。

 「彼(東渕さん)の心のこもった歌い方を聴いてると『相当長渕が好きなんだなぁ』って分かるよね! 心にくるものがあるよね。仲間ですよ、仲間」と興奮しながら東渕さんをリスペクト。ただのモノマネではなく、心がこもっているのが人気の秘密なんですね。

 最後に、東渕さんからレキオ読者に向けてのメッセージをもらいました。

 「歌も演奏も筋トレも、長渕さんに近付けることはなんでもやっています。長渕さん本人が老いずに進化を続けているので、自分が休むと置いていかれそうで毎日やりがいを感じています! オリジナルソングもありますし、司会もやっています。よろしくお願いします」

 さあ、もう東渕さんのことが気になって仕方がない読者の皆さんも多いのでは? 「東渕剛」で検索して、今後のライブスケジュールや活動予定をブログでチェックしてみてくださいね!



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長渕剛のそっくりさん
東渕剛さんが毎月定例で出演するライブバー「風は南から」=糸満市潮平
長渕剛のそっくりさん
ライブ中の東渕剛さん
長渕剛のそっくりさん
お客さんも拳を上げてノリノリ
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