沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.2000]

  • (木)

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「表紙」2023年09月07日[No.2000]号

2000gステーキで

2000号をお祝い⁉

読者に支えられ2000号

 記念すべきレキオの2000号を、2000gステーキでお祝いしたい―。 レキオ記者の突拍子もない思いつきから始まったこの企画。でも、これまで見 たことも、聞いたこともない2000gステーキ。本当に実現できるの !? 門 前払い覚悟で、沖縄発のステーキチェーン「やっぱりステーキ」に相談してみ ると、意外な返事が !?

 地域密着型の週刊紙と して、地元・沖縄の情報が いっぱい詰まった紙面づく りを続けてきた週刊レキ オ。

 レキオのモットーは、沖 縄に密着しながら、読者 に「わくわく・ドキドキ」を お届けすること! このた び迎える2000号でも、 何か読者を驚かせること をしたい―。そんな思いで 企画会議を重ねる中、記 者の一人が「2000号に ちなんで、2000gス テーキで表紙を飾ってみた ら?」とポツリ。

記念の2000gステーキ!?

 思いついたはいいものの、 2000gステーキなんて、本当に実現できるの !? ネットで調べてみても、2 000gのステーキは例が ない模様。

 無謀すぎるのでは、という 意見も出される中、「やっ ぱりステーキで約700g のシェアステーキを見たこ とがある」という情報が。

 やっぱりステーキといえ ば、低価格でおいしい肉が 食べられることでおなじ み。今や全国に約 90 店舗 を展開し、今夏、ネパール とオーストラリアにも進 出した沖縄発のステーキ チェーンです。

 「700gを提供してい るなら、2000gステー キを作ってもらえる可能 性があるかも?」

 門前払いも覚悟で、やっぱりステーキを運営する ディーズプランニングに連 絡してみたところ、義元 大蔵社長が「面白そうな 企画ですね。ぜひやりま しょう!」と即決。「えっ、本 当にいいんですか〜!」。

 せっかくなのでステーキ をおいしく食べてくれそう な人を、ということで、F EC所属のお笑い芸人・わ さび具志堅さんをお招き することも決定。177 ㌢の巨体を誇るわさび具 志堅さんなら、いっぱい食 べてくれるはず。

あふれる肉汁にゴクリ

 そして迎えた撮影当 日。見せてもらった巨大な 肉のブロックにびっくり!

 ミスジ肉で有名なやっぱ りステーキですが、200 0gを一つのブロックで用意 するのは難しいため、今回 はサーロイン。丁寧に筋(す じ)をカットした分厚い肉 が、あつあつに熱された溶 岩石の上に載せられます。

 その瞬間「ジュワー!」と いう音とともに、肉の焼け るおいしそうな香りがいっ ぱいに広がりました。あふ れ出す肉汁に、わさび具 志堅さんは喉をゴクリ。

 厚くカットした肉を頬 張ると、わさび具志堅さ んから「柔らかくてジュー シー!」と驚きの声。「やっ ぱりステーキは、ソースの 種類も豊富なので、味を 変えながら楽しめる」と1 人で800㌘ほどの肉を ペロリと平らげ、残りはス タッフでおいしくいただき ました。

   *

 週刊レキオはこれから も、県民の皆さまと共に、 楽しく役に立つ紙面づく りを続けて参ります。今 後とも、末永い応援をよ ろしくお願いいたします。



読者に支えられ2000号

義元社長インタビュー
肉文化を盛り上げたい!

 今回の企画を全面的に 支えてくれたのは、やっぱ りステーキを運営するディ ーズプランニングの義元 大蔵社長。
 「肉本来の食感を味わっ てほしい」との思いから、 食感を損なう漬け込みの 技術は使わないのがポリ シー。また、従来あまり使 われていなかったミスジという部位に注目するなど、 革新的な試みを次々と行っています。
 「『締めのステーキ』というキャッチコピーも定着し てきました。肉文化を盛り上げて、肉を食べる人をも っと増やしていきたい」と笑顔で話してくれました!



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読者に支えられ2000号
1985年4月1日に創刊した週刊レキオは、今号 でなんと紙齢2000号を迎えます! 2000号の 記念として、沖縄発・世界に羽ばたくステーキチェーン 「やっぱりステーキ」に協力を仰ぎ、超特大の 2000gステーキを特別に用意してもらいました。
写真・・喜瀨 守昭
読者に支えられ2000号
サーロインの肉のブロックをカットする井 上真吾さん。「こんなに大きく肉をカットす るのは初めて」
読者に支えられ2000号
溶岩石の上に載せられた2000gステーキ。 通常の溶岩石プレート2つ分を使用して 火を通していきます
読者に支えられ2000号
切り分けた状態。厚くてもスッとナイフが 入り、ジューシーな肉汁があふれました
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