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[No.1689]

  • (金)

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「表紙」2017年09月07日[No.1689]号

ザ夫婦

ザ・夫婦(み〜とぅ) 23


フリーパーソナリティー 漢那 邦洋さん
タレント 漢那 祥子さん

遊び心のある日常

 9月9日に3回目の結婚記念日を迎える、フリーパーソナリティーの漢那邦洋さん(40)とタレントの祥子さん(28)。2012年にスポーツ系ラジオ番組の共演者として出会った後、他局で再共演の機会があり縁を深めて夫婦になった。「25歳までに花嫁さんになりたい」という祥子さんの願いをかなえ、結婚した邦洋さん。結婚指輪も新婚旅行も祥子さんのリクエストを受け入れた。夢を現実にする優しい王子さまと愛らしいお姫さまをイメージさせる、チャーミングな夫婦だ。



優しい王子と愛らしいお姫さま

 「訳が分からない不思議な子、というのが第一印象でした」と、出会ったころの祥子さんを思い出す邦洋さん。

 2012年2月、プロ野球のキャンプ情報をネット配信する番組の共演者として出会った2人。「事務所の片付けをしながら、彼女がパーテーションに挟まって動けなくなっていたんですよ(笑)。野球をはじめスポーツのことは全く知らないし……」と、強烈な印象を残したそうだ。

 初対面から数カ月後には他局で再会を果たし、スポーツ通の邦洋さんが祥子さんに指導するなど、顔を合わす機会が増えていった。

 「一緒に食事に行くようになり、だんだんと好きになりました。彼が喉の不調で仕事を休んだ時、自宅にお見舞いに行ったんです。それが交際のきっかけになったので、相手が気弱になっている時は恋のチャンスです!」と祥子さん。

 「かなり積極的にアプローチされました。家に来るなんてと驚きましたが、気持ちがへこんでいたので差し入れがうれしかったです。でも交際前なのに合鍵がほしいと言われたり、交際してすぐ『シーミー(清明祭)に来る?』と聞かれたり……。気付いたら半年後に妻の両親に会っていましたね」と邦洋さんは当時を笑って振り返る。

 当時24歳だった祥子さんは結婚願望が強く、25歳までに花嫁になると決めていた。邦洋さんはすぐに花婿候補になり、祥子さんのペースに巻き込まれながらも彼女の魅力に気付き、14年9月に結婚。結婚指輪のデザインやディズニーランドほか国内のテーマパークを回る新婚旅行など、全て祥子さんの希望をかなえたという。

声の仕事に就いたわけ

 番組出演をはじめテレビやラジオ、イベントで司会進行役を務める「声の仕事」は世代問わず憧れの職業。邦洋さんは、求人誌で見つけたラジオカーの運転手募集記事を見て応募。採用されて業界に入った。

 「運転手として現場に行くうちにしゃべってみたくなり、オーディションを受けてラジオリポーターの仕事をいただきました。歌う、笑わせる、しゃべる……。そういう何かをしたい、という思いが心の中にあったんですよね」と邦洋さん。「運とタイミングに恵まれている」実感もあるそうで、デビュー以降常にラジオやテレビのレギュラー番組を持つ人気パーソナリティーとして活躍を続けている。

 祥子さんはアニメ声優を目指し専門学校で学んだが、人と会話をする方が好きだと気付き、ラジオリポーターの道へと進んだ。

 「人見知りな性格が、生放送の突撃インタビューで鍛えられました。夫にアドバイスをもらいながら、ナレーションや披露宴司会の機会を増やしていきたい」と祥子さんは語る。

プロレスが共通の趣味

 2人の生活はカードゲームで家事分担を決めたり、ゲームセンターのクレーンゲーム機に夢中になったり、遊び心がいつもある。邦洋さんはスポーツに強いパーソナリティーで知られるが、祥子さんが興味を持つスポーツはプロレスのみという点も面白い。

 「交際を秘密にしていたころは外でなかなかデートできませんでしたが、プロレス観戦は別。仕事と絡めて堂々と一緒に観客席に座りました。今でもよく見に行きますよ」と2人。

 今後の抱負を邦洋さんに聞くと、「出演者に観客、みなさんが喜んでくれるトークライブや音楽ライブを開催していきたいです。プライベートは家族が増えるといいですね。妻は1人で行動できない面があり、つい心配になりますが、母になったらしっかりすると思うんですよ」と爽やかな笑顔を見せた。

 パパとママになった邦洋さんと祥子さんは、育児を楽しみながら笑顔あふれる家庭を築いていきそうだ。

(饒波貴子)



円満の秘訣は?

邦洋さん:聞き役になって妻の話を聞くこと。いろんなことを話してくれます。11歳の年齢差があるので知らない話題を教えてもらい、得ることも多いと感じています。
祥子さん:干渉し過ぎないこと。プロ野球シーズンは夫はテレビ中継に夢中で、私は別の部屋でゲームなど好きなことをしています。興味の持てない夫の趣味も、無理をしてまでは付き合いません。


プロフィール

かんな・くにひろ: 1977年生まれ、那覇市出身。沖縄国際大学卒業後、ラジオカーの運転手としてエフエム沖縄のアルバイト・スタッフに。現場を経験しながらしゃべる仕事に興味を持ち、オーディションを受けるなどしてリポーターからテレビ・ラジオのパーソナリティーへと活動を広げ、活躍中

かんな・しょうこ: 1988年生まれ、宜野湾市出身。中部商業高校では生徒会長を務めた。高校卒業後、ヒューマンアカデミー声優コースの学習経験を基礎に、ラジオ番組リポーターやCMナレーターなどを担当。現在は契約社員として放送局に勤務しながら、タレント活動も継続中

<漢那邦洋さんTwitter>
〔HP〕 https://twitter.com/kannakunihiro

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漢那 邦洋さん 漢那 祥子さん
ラジオなど声の仕事を中心に活躍する漢那邦洋さんと、タレントの祥子さん。恋人時代から観戦に訪れる、琉球ドラゴンプロレスのリング前で笑顔を見せる。邦洋さんがリングアナウンサーを務める試合もあるという=嘉手納町ネーブルカデナ内
写真・村山 望
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マラソン会場でラジオリポーターを務める祥子さん=2013年
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