沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1402]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2012年02月09日[No.1402]号

道案内ありがとう
 中学1年生の息子(野球部)の中頭地区フレッシュ大会が昨年ありました。いつも通りに起床し、早めに家事をすませてから、下の子3人を祖父母宅にあずけて、いざ試合会場がある中学へ車を走らせました。
 家から持参してあった「ガイドマップ」を頼りに自分の頭の中では分かっているつもりでしたが地図通りに近くまでは来てはみたが、何か違うようね…。どうしよう!と不安になりました。
 対向車の女性ドライバーに会場への道のりを尋ねると、「わからないですねー」との返事。しばらく考えながら人が通るのを待っていると、小学生の男女(きょうだい?息子、娘と同学年風)が取り過ぎようとした瞬間に窓を開けて、道を尋ねたら、心よく教えてくれました。
 でも、私にはよく理解できてない。まったく来たことのない場所。てっとり早くこの子たちを車に乗せて案内してもらおうか。しかし…。
 その時、「いかのおすし」が頭をよぎりました。私自身、日ごろから子どもたちが外出する時に言い聞かせていたからです。
 でも一刻も早く会場へたどり着きたい気持ちがつのって、またこの場所に戻ってくることを約束して、車に乗せ道案内をしてもらいました。
 その後、2人を元の場所へまで連れていきお礼をいいました。心優しい親切な小学生のお二人さん。あの時は見知らぬおばさんに道を案内してくれてありがとう。おかげで息子たちの試合も観戦でき、勝利しました。
 (沖縄市 マイファーストラブ)
(編コメ)親切なお子さんたちに感謝ですね。でも昨今の事情で「誤解」を招くことにもなりかねません。十分配慮して下さい。
いじめについて
 私には中学生の娘一人と小学生の息子二人がいます。その娘が小学生のころ、いじめ(トラブル)を経験しました。
 しかし、よく子どもたちを見ていると、みんなそれぞれ良い子ばかりで、ちょっとした勘違いや言動が原因ということもよくあります。
 よくよく話を聞くと、私の娘のちょっとした言動が、その引き金になったということがあったので、まずはクラスの子どもたちのことをよく知り(母親が子どもたちと仲良くなる)。また、親ごさんとも親しくなり、お互いに相談し合える仲になることだと思います。私と娘はそういうことを繰り返してトラブルを解決してきましたよ。
 子どもはやっぱり子どもです。周りの大人たちのサポートが必要なのです。
 (那覇市 MTS)
(編コメ)私たち大人もそうですが、何気ない言葉が相手を傷つけていることが多々あります。子供だとそれも”フィルター“なしに直接ぶつけられていると、感じるのでは!。
飛ばされた服
 出勤前、「今日は小雨だろう」と内雨もなく、ベランダにそのまま洗濯物を干してた日。仕事から帰ると洗濯物はほとんど下に落ちてめちゃくちゃに(泣)。物干し紐は1回転してからまり放題。お昼ごろ、大雨と強風に見舞われたありさまでした。
 次の日、干したものを家の中に取り込もうとした時。「あれ?仕事着がない!」と思って、はっとしました。
 昨日の風で飛ばされた。アパートの4階から下を見ると、ハンガーは見つけたけど、服はない。
 翌朝にダメもとで、ふと隣の家を見ると!溝の方に自分の服らしきものが。
 さっそく隣の家の人に説明すると、「ちょっと待ってて下さいね~」と取りに行ってくれたご様子。
 出てきた隣人さんの手には紙袋!わざわざ袋に入れてくれてました。
 男の人だったから、気を遣ってくれたのかなぁと思うと、すごくほっこりした気持ちになりました。
 (沖縄市 みどりのつぼみ)
(編コメ)優しい心遣い、うれしいですね。忙しくて忘れてしまいそうな小さなことですが大切にしていきたいですね。
赤ちゃんの性別
 ただいま臨月です。性別を聞いてみると「男の子かもね」とお医者さんに言われ、翌月には「女の子かもね」と言われ…。
 子育て先輩の姉たちには「性別なんて、生まれるまで解らないよ」とアドバイスをもらいました。
 旦那様は希望通りの「女の子が誕生する夢を見たよ」と言われましたが…。いろいろ準備したいのですが、無難な黄色の洋服を買いそろえております。名前は男女両方の名前を考え、あとは陣痛待ち。
 男の子でも女の子でも産まれるまで楽しみです。
 (糸満市 妊婦)
(編コメ)親のいちばんの願いは「元気に」生まれてくることです。この号が発行されるころは性別がわかっているかもしれませんね。
お年玉
 ことの発端は、彼女の祖父・祖母からのお年玉。介護施設でお世話になっている祖父たちが、4人の子どもたちにと、わざわざタクシーで家までやってきて、お年玉を一人ずつに渡してくれた。そのことに対しては、すごく喜んだ次女であったが、その中身が悪かった。
 何と、三女の中身よりも少ない(?)「何で?何で?」と両親に詰め寄るも「おじいちゃんたち目が悪いから、数え間違えたんでしょ!」と言うしかない。
 好意でもらったお年玉にケチを付けるわけにもいかないし、「仕方ないじゃん」と言ってはみるものの、次女が納得するわけもない。
 ちなみに、長男(今年大学受験)は別にして、大学生の長女と次女のお年玉の額は同額であった。
 (浦添市 サムちゃん)
(編コメ)大学生の長女と次女が「同額」ということは…。お姉さん二人よりも三女が「多くもらった」ということですか?
出来ることは自分で
 車のシートカバーがボロボロになってきたので古いものを取り外し、新しいカバーを取り付けました。
 自分で取り付けるのは初めてだったので不安でしたが、説明書もあり、手順よく進める事が出来ました。でも専用シートカバーなので張りがキツめで破れないようにハラハラしながらも、やり遂げる事が出来ました。
 取り付けには4時間位かかりクタクタになりましたが、自分で出来た事に大満足しています。
 最近は業者のカバーの取り付け工賃が高額になっていて、簡単に頼む事は出来ません。その代金で他に買えるものがあると思うともったいなくて…なので、出来る事は自分で!根性で頑張るゾ!
 (那覇市 まかちょーKei)
(編コメ)欧米を含め、人に頼むとその分料金がかさみます。自分でできることは自分で。「DO It Your self」。このような言葉がありましたね?
素敵な女性とは…
 40歳を目の前にして、ふと振り返った時に、年相応な女性になっているかと疑問に思いました。
 立ち振る舞いや公共のさまざまな場面でのマナー、ルール、人付き合い、あいさつやお手紙、はがきの書き方など。自分はどこまで知っていて、そしてできるのかなっと自問自答してみた。
 以前、着付けやお茶をやっていたことがありますが、どちらも「着付けができる」「お茶を飲んでおいしい」だけではなく、周りの気遣いが感じられる作法や立ち振る舞いなども一緒に学んでいきます。
 お稽古と一緒に作法や立ち振る舞いなどを見ていると、とても美しく素敵だなっとうっとりしてしまいます。
 私達の多くは、小さいころにいろんなマナーや立ち振る舞い、ルールを教わると思いますが今になってマナーやルール、立ち振る舞いの大切さがよくわかります。
 私は、結婚して子供がいますが親になって子供に、どのようにマナーやルール、立ち振る舞いを教えていくか考えたと同時に、自分自身も磨いて素敵な女性になりたいと思うようになりました。
 美しいマナーや立ち振る舞いは、人間関係を豊かにし周りの空気さえも変えていくと思います。
 40代は、30代とは違った素敵な女性になれるように、できることから少しずつ身につけていきたいと思います。
 (宜野湾市 MY)
(編コメ)まずは自分磨きからと、私自身も心掛けています。それが、今もっていい具合とまではいきません。あせることはありません。少しずつ徐々に体や頭の中に浸透していくことがいいことだと思います。
>> [No.1402]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>