沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1366]

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「ワシントコポスト」2011年06月02日[No.1366]号

小鳥の行動
ベランダで花を育てているので、ここにはよく鳥が飛んで来ます。最近やってくる小鳥が少し変わっていて、決まってある行動をします。
その鳥は、日除けネットを束ねているひもがお気に入りらしく、それを口ばしでむしります。ひもはPV製なので、むしられた所からほつれて今では綿のようになってます。何でそういう事をしているのかわかりませんが、ひもをむしる姿がこっけいで、ずっと見続けてしまいます。変な鳥~、と思いながら癒しを感じてます。
(那覇市 おむすび)
(編コメ)生き物の行動って不思議ですね。しかし鳥にとっては「理にかなった」日常的な活動かもしれませんね。
八日目の蝉
先週、「八日目の蝉」を見に行って来ました!
 とても切なくて、それぞれの女性の生き方、共感出来ると言う言葉はふさわしくないけど、生まれてすぐに誘拐され 4歳まで誘拐犯に愛情もって育てられた子は、その後実の母親の元に戻っても一人の人格が出来上がっているので上手くいかず、(三つ子の魂百まで)の言葉が分かる様な気がしました。
やはり愛情をいっぱいもらった幼い記憶は消す事が出来ないんだな~と愛情の深さを知らされた映画でもありました。
(糸満市 パンダ)
(編コメ)テレビでもドラマ化され、かなり反響が「あった」と記憶しています。映画も内容を含め原作やドラマとの相違点に興味を持っていて、ぜひ「見にいきたい」と思っています。
優しいお兄さん
我が家は集合住宅の6階です。子どもは3人。上から7歳、5歳、3歳とやんちゃ盛りです。毎日いくら口すっぱく言ってもドタバタうるさいです。さいわい下の部屋の方も子だくさんのうち。
奥さんとお会いしても「お互い様」と問題なし。
しかし、上の部屋は独身でまだ20代と思われる男性。いつ苦情が来るかしら? とヒヤヒヤしていましたが、先日ごみを出す時にお会いして話せるチャンスが。
「うちの子供たちいつも『にぎやか』ですみません」というと、その男性は「子どもは元気なのはいいことですよ、気にせずのびのびさせて下さいね」と笑顔で言ってくれました。 
 (山形のさくらんぼ)
(編コメ)「背中越し」に生活している住人が子どものいる家庭に理解ある方でよかったですね。元気なお子さん3人。とても楽しみです。上の階のお兄さん。きっといい父親になりますね。
かえるの子はかえる
数年前まで仕事をしていた事もあり、多忙を理由に新聞をまったく読まずにいた日がほとんでした。もっとも活字が嫌いで、幼いころから新聞は父親が読む堅いイメージがありました。
そんな父が数年前から「新聞おたく」と思うくらい、地域別、色々なジャンルに小分けして切り抜いていました。
たとえば、レキオの「イカすベイビー」の写真を同じ○○市の項目に「○○市の赤ちゃん」として集めたり。それが何十冊も保管されています。
父親には以前「新聞を読まんと『フリムン』になるよー」と口すっぱく言われていました。
専業主婦2年目。家事に育児に追われている私にとって新聞やレキオ、かふうは楽しみの一つ。リフレッシュできる時となり、いまでは毎日読む勉強をしています。切り抜きしたり、料理レシピなどのファイルを作っています。
 (浦添市 ハッピーママ)
(編コメ)家庭で毎日やっていることは無意識に習慣づけられていると、聞いたことがあります。新聞は毎日のニュースや出来事を伝える有意な情報源だと思います。もちろんレキオもです。ぜひ毎日読んでいただきたいです。
ガリバー旅行記
 小学生の娘とガリバー旅行記を鑑賞しました。親子とも最後まで釘付けでした。
ガリバーは現代の社会人に多く見られる主人公だと思います。一歩踏み出す勇気。強がってしまう態度。思い切っていえないはがゆい気持ちなど。何だか日ごろの事を考えさせられる場面や、すごい友達思いで人情があつい。そしてユニークなガリバーにとても心が温かくなりました。笑いも多く楽しめました。
帰りの車の中では、娘のガリバーの話がとまりませんでした。それくらい子どもから大人まで楽しめた映画でした。
(南風原町 アコ)
(編コメ)映画を鑑賞した後も親子で「続編」ですか。きっと話も尽きなかったことでしょう。お母さんと娘さんの「おもしろかった」という気持ちが伝わりました。
ウサギの耳
「王様の耳」の本を5歳のおいっ子に読み聞かせたあとに、「孔明(おいっ子の名前)の耳は『ウサギの耳』」といったら思いもよらぬでっかい声で「ダチョウの耳」と返ってきました。
なぜ、「ダチョウの耳?」と考えた時に1カ月前にダチョウランドに行き、餌をあげたりして遊んだ事がありました。
自分も同じ体験をしたのに「ダチョウ」なんて頭の中からすっかり消えていました。
子どもの発想は新鮮でおもしろいので、会話したら楽しいですね。
 (那覇市 ネーネー)
(編コメ)「子どもの発想にはいつも驚かされます。大胆で新鮮です。時には癒しにもなりますね。私も子供時代に同じような発想ができたのでしょうか…。
環境の変化
4月から小学生になった娘。これまでは保育園の年長児だったため一日のほとんどを同年生や年下の子供達と過ごしていました。入学に伴った引っ越しで環境が変わり、遊ぶ相手は近所の年上のお姉ちゃん達が多くなったのですが…。
一緒に登校していたのが、言葉使いや態度が悪いとのことで拒否され、トボトボと一人で登校する日もあったりします(私が間に入って場を取り持つ事で、すぐに仲なおりはするのですが…)。
本人は、これまでと違った年代の子達と遊ぶのがすごく楽しいようで、テンションが上がって悪ふざけをしてしまう様子…。
母親としては、たった一日とは言え、やはり友達に相手にされない我が子を見るのはツライもの…。
今はルールや相手の気持ちを一緒に考えるようにし、謝る事が多い日々ですが、これから先も人付き合いの中からいろんな事を学んで心身共に成長してくれる事を願っています!!
(読谷村 カナトモママ)
(編コメ)小学生の子どもにとって1歳でも年上の「兄ちゃん 姉ちゃん」はあこがれの存在。「追い付きたい」と態度に変化があらわれてくるのだと思います。
お父さんエライ
 今年はGWに梅雨入り。子どものために話題作の映画チケットを朝早くから並びチケットをゲット。そのあと、一度帰宅。子どもの準備をして、さあみんなで映画へGO。映画館の駐車場は雨のせいか、すでに満車。隣のスーパーの駐車場に車をとめようとしたが、連休、雨降り、昼時とあってここも超満員。駐車場内をグルグルまわること数十分。映画の上映時間はせまってくるし、車を駐車できないのでイライラ…。その時、1台の車が出たので「ラッキー」と思ったが、夫はスルー。「はぁ?」と思ったが、すぐに後ろの車が駐車。子どもは「いま、空いていたよね?」とへん顔。でも私はその理由がわかりました。その場所は身障者用。
いつも子どもたちに「ここ止められないよねー」と言っていたので、きちんと説明してあげてたら、「お父さんエライ」とニコニコでした。
それからしばらくして車を駐車でき、楽しく映画を見ることができました。
夫をあらためてほれなおしました。
 (与那原町 あたなでよかった)
(編コメ)「身障者専用駐車」スペースに駐車している車を見かけます。あまりいい気分でありませんね。「あなたでよかった」さんのご主人の心優しく、善意行動で家族楽しめてよかったですね。
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