沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1592]

  • (金)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ぐるぐるグルメ」2015年10月22日[No.1592]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

海産物えんがん 那覇市港町

(2015年10月22日掲載)

新鮮な魚料理を堪能

 那覇市港町の漁港内にある「海産物えんがん」。地元客・観光客に愛され、今年で18年目を迎えます。
 おすすめは、「伊勢海老(エビ)ウニ焼定食」(2500円)。トロトロで濃厚なウニソースには、酢を使わずに卵黄とサラダ油のみで作られた自家製マヨネーズが使われ、より一層クリーミーな味わいに。伊勢海老の頭の部分ではエビみそのコクとウニのうま味が混ざり合い、尾の部分ではプリプリの食感と、部分ごとに異なる味わいが堪能できます。最後はレモンをしぼって香り高くいただくのがオススメ。定食に付く刺身が厚めに切られているのも、うれしいポイント。
 那覇市沿岸漁業協同組合が経営しているので、常に新鮮なのはもちろん、流通量が少ない食材も常に味わえるのが強み。時には漁師と直接取引をするなど、素材の仕入れにはこだわり抜いています。
 「毎朝、目の前の競りで仕入れています。どれもその日に水揚げされた最高の鮮度のものばかり。メニューも豊富ですよ」と店長の山川薫さんは話します。沖縄の魚のおいしさを再確認できるお店です。

MENU
* ウツボ煮付定食
1250円
* チヌマン定食 ※マース煮・煮付け
1100円
* チヌマン汁
1100円
*魚汁 ※日替わり鮮魚
1260円
* 三色バター焼き定食
1260円
*タカセ貝バター焼定食
1050円
海産物えんがん
看板メニューの「伊勢海老ウニ焼定食」。ごはんのおかわりは自由。定食注文の場合、300円で刺身をもう一皿追加することも可能
海産物えんがん
窓の向こうは漁港。競りの活性化にも一役買っています


海産物えんがん
海産物えんがん

【住 所】那覇市港町3-1-17
【電話】098-869-7837
【営業時間】11時〜21時(LO=20時)
【定休日】無休(1/1〜1/3、5/5、旧盆のウークイとその翌日は休み)
【駐車場】あり

>> [No.1592]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>