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[No.1922]

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「島ネタCHOSA班」2022年03月10日[No.1922]号



 沖縄市立図書館がすごいんです。ぜひCHOSA班でもとりあげてみてください!

(沖縄市 匿名希望)

沖縄市立図書館がすごい!?

 来ましたー! 読書も図書館も大好きな調査員。これは調査が楽しみです!

便利なロッカー

 ワクワクしながら足を運んだ調査員を快く迎えてくれたのは、図書館職員の宮里康江さんと照屋知子さん。

 まず目についたのは、図書館があるビル(通称コリンザ)の1階入口にある大きなコインロッカーのような物体。あのー、これは?

 

「こちらは『図書受取ロッカー』です。図書館が閉まっている時間でも予約本などの資料を受け取ることができるものなんですよ。時間外に予約本が受け取れるロッカーは、県内ではたぶん当図書館だけだと思います」と宮里さん。

 ロッカーは、マンションの宅配ボックスなどを参考に、業者にお願いしてこちらの図書館専用に開発してもらったものだそうで、紙芝居など大きい絵本の受け取りも可能だとか。閉館時間が過ぎた後や休館日も、図書館が入るこちらのビルが開いている時間はロッカーから図書の受け取りができるそう。

 いやはや、こんな便利なサービスがあるなんて!

九州最大規模の広さ?

 せっかくなので、沖縄市立図書館全体をグルっと一周してみました。

 調査員が最初に注目したのは、書店のようにきれいな「新着本コーナー」。月200冊ほどの新着本が届くそうで、一気に10冊借りる利用者もいるほど人気なのだとか。

 隣には「ブッククリーン」という器具。本についた雑菌・ゴミ・臭いを紫外線と送風で取り除くことができる器具だそうで、コロナ禍以前の17年から設置しているそう。玄関には「ブックカート」。本専用のカートですが、調査員が小さい頃はこんな便利なものはなかったような!?

 「くらしの本」コーナーには、沖縄市でキャンプを行う「広島東洋カープ」関連本を特集。奥のスポーツ本の本棚近くには、沖縄市を拠点とするプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」の等身大の写真パネルや、プロサッカーチーム「FC琉球」関連の展示物も。常設展となっているので、市外の利用者も自由に閲覧可能。

 ほかにもおすすめ本を紹介し合える「どうぞのいす」や、親子で読書ができるカラフルなソファや椅子、読み聞かせができる「おはなしの部屋」、0~2歳児向けの豊富な「赤ちゃん絵本」。一般利用者が自由に自習室として利用できる「まなびの部屋」や高級感がただよう「郷土・沖縄市資料コーナー」。今回特別に、職員もなかなか開けることがないという「貴重書架」も見せてくれました。

 調査員がビックリしたのは、どこまでも続く図書館の広さ。沖縄市立図書館は1984年開館で蔵書数約26万5千冊(2021年3月時点)。  通称「コリンザ」の建物に沖縄市立図書館が移転したのは、2017年。移転後の新しい図書館は、なんとワンフロアの図書館としては、九州最大規模の広さということが判明しました。平日の開館時間が午後8時までというのも珍しいそうです。

 「毎月展示や特集の趣向を凝らして工夫しています。陽気なスタッフが多いので、お気軽に職員に声をかけてくださいね」(照屋さん)、「図書館は本、人、企画、情報などたくさんの出会いがあります。『出会い』を楽しみにいらしてください」(宮里さん)と、始終ほがらかな調査でした!



沖縄市立図書館
沖縄市中央2-28-1
☎ 098-929-4919
※視覚障がい者や読書が困難な方向けに音訳ボランティアによる「対面朗読」も実施しています。

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沖縄市立図書館がすごい!?
(左から)照屋知子さん、宮里康江さん
沖縄市立図書館がすごい!?
図書受取ロッカー
沖縄市立図書館がすごい!?
親子読書ソファ
沖縄市立図書館がすごい!?
緑に癒やされる自習スペース
沖縄市立図書館がすごい!?
紫外線で本を除菌するブッククリーンも設置
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