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[No.1659]

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「島ネタCHOSA班」2017年02月09日[No.1659]号

話題の民謡歌手に迫る

 最近、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で、よく民謡歌手を名乗る「護得久栄昇」(ごえくえいしょう)さんという方をお見受けするのですが、どんな人なのか調べてほしいです。

(那覇市 30代女性)

話題の民謡歌手に迫る!?

 最近、テレビでも大ブレークの兆しがあるこの方。実際にお会いして、根掘り葉掘り聞いてみましょう!

護得久栄昇とは何者!?

 お会いするなり、「よろしくね」と名刺を手渡してくれた護得久栄昇さん(65)。肩書きは「護得久流民謡研究所会長」となっています。

 「私は昭和27年生まれだけどね、もう民謡のキャリアは40年以上になるね。護得久一門の二代目をやっています。弟子? たくさんいるよ。でもたくさんいすぎて覚えていないね。三線は…そうだね、日々勉強中だね」

 そう話すそばには、護得久さんのレコードが。曲名は、「愛(かな)さコーヒー節」。コーヒーが好き過ぎてこの曲を作ったとのことですが、これは何枚目の作品ですか?

 「デビュー作品だね」

 ─ん? キャリア40年以上ですよね?

 「やっと世間が私の良さに気付いたんじゃないかな」

 残念ながら「愛さコーヒー節」は絶版で、幻のシングルとなっているそう。他の持ち曲はありますか?

 「『愛さ禁煙節』と『愛さ通帳記帳節』があるね。那覇・中部・北部・離島・ハワイに私の支部があって弟子が千人くらいいるんだけど、月謝を振り込んでもらっているからね。月末には楽しみだから1日3回くらいは通帳記帳するね。次の作品も決まっているよ。作曲は與那覇徹君、作詞は『ハンサム』っていうお笑いコンビに頼んでいるよ。楽しみにしておきなさい」

 ─そういえば、よく先生は「チンダミするよ」とおっしゃっていますがあれはどういう意味ですか。

 「これは相手に反省してもらいたい時に言う言葉だね。あんたの頭の中を調弦(チンダミ)するよ〜ということさ。人だけじゃなくて、社会に対してもチンダミしたい気持ちは持ち合わせているよ」

風貌へのこだわり

 1度見たら忘れることのできない護得久さんの風貌。特にこの髪型にはこだわりがありそうです。

 「そうだね、一応角刈りなんだけどね、この前髪のフワッとした感じとか、もみあげの力強さは元からだね。整髪料付けなくても自然とこうなるよ」

 ─触らせてもらったら、足拭きマットのような柔らかい手触りでした。

 「ダンパチヤに行ってシャンプーとトリートメントは定期的にしているからね」

 ─先生は着物もそうですけど、派手めな小物使いもオシャレですよね。ファッションのポイントを教えてください。

 「まずこの着物はおじいちゃんの形見だね。着物が日の目を浴びて、おじいちゃんも今頃喜んでいるんじゃないかな。そしてこの左手の金色の時計ね」

 ─立派な時計ですね〜。

 「文字も針もぜんぶ金色だよ。右手には数珠。帯に挟んでいる扇子も見てほしいね」

 ─セカンドバッグもすてきです。

 「これは何の革かな? 多分…ハブじゃないかな。分からないけどね」



   ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 そんな先生の芸能活動をマネジメントしているFECオフィスの音楽レーベル「クワッチー・ノイズ」にて、3月下旬に新曲をリリースします。LINEスタンプも制作中で、3月20日(月・祝)に中城城跡で開催される野外フェス「GUSUKU ROCK FES ’17 」への出演も予定しているとか。  どんどん活躍の場を広げている護得久さん。詳しくはツイッターもチェックしてみてくださいね!



護得久栄昇・ツイッター

https://twitter.com/goeku_fec



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