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[No.1398]

  • (金)

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「島ネタCHOSA班」2012年01月12日[No.1398]号

エディの賢い利用法は!?

電子マネーのエディは沖縄が普及率1位という新聞記事を読みましたが、その理由はなんなのでしょうか。また、実際にエディを生活で使っている人のお話も教えてください。(2012年01月12日掲載)

エディの賢い利用法は!?
(40代女子・那覇)

 エディ、調査員も持っているよー。そうか、そうか、普及率が1位なんだ。これはちょっと調べてみたい。

 まず、電子マネーについて説明しておこう。調査員が調べた辞書には「ネットワークやICカードなどを使って電子的に通貨に相当する機能を事業者が提供する私製貨幣(代用貨幣)のこと」とあるが、つまりエディのようなICカードを使って支払いを済ませることだ。あらかじめ、カードには現金を補充する必要がある。

 

 ANAと協働

 さて、調査員はエディを扱っているビットワレット沖縄支社の末吉覚(さとる)支社長にお話を伺った。

 月1回以上エディをつかう人をアクティブユーザーというが、沖縄は10人に1人。正確な数字というのを出すのは難しいらしいが1カ月でエディを使う金額も全国平均の2倍だそうだ。

 なぜ、沖縄はこんなにエディを使う人が多いのだろうか。ほとんどのユーザーが、エディはANA(全日空)のマイレージカードと一緒に使っている。

 「2003年からANAと協働しており、県内のユーザーの約7割がANAのマイレージカードのエディを使っています。沖縄県の方々は飛行機に乗らないと県外に出られないという地理的な要因がありますので、日常の買い物でエディを使い上手にマイルを貯めていらっしゃるのですよ」と末吉さんは説明する。ANAのカードのエディで買い物すると200円で1マイルが付与されるため、コツコツと貯めていくと特典(飛行機に乗れるなど)がもらえる。

 協働開始から全日空もエディの加盟店拡大に協力してきた。現在は県内のほとんどの観光施設ではエディを使うことができる。

 また、A&Wが導入してからよりエディの利用者が増え、昨年末には弁当屋のほっともっとでも使えるようになった。

 「全国チェーンの店、例えば吉野家やモスバーガー、KFCでもエディが使えるのが沖縄の特徴です」と末吉さん。さらに「ガソリンスタンドや、タクシー、クリーニング店でも使えます。こういった生活の場所でも使えるのでエディが日常的になっているのでしょう。まさに県民に根ざした電子マネーです」と強調した。

 現在、県内でエディを取り入れているのは約4600店舗。今後の課題は、携帯やスマートフォンのユーザーを増やすことだそうだ。

 

 コンビニなどでも

 それでは、毎日の生活でエディを使っている人にお話を聞いてみよう。登場してもらうのは放送局に勤めている真壁貴子さん。エディを使い始めたきっかけは?

 「エディを使い始めたのはマイルを貯めて飛行機に乗りたいと思って。沖縄―東京間は、今、往復で約8万円ですよ」。実は、調査員もエディを使っている理由はそこにある。多くの人がANAと連動しているエディを使う目的も同じなのでは。それには、真壁さんが言うように「飛行機代が浮けばもっと気軽に旅行が出来る」というのがある。

 真壁さんは自他ともに認めるマイラー(マイルを使う人)だが、どんな風にエディを使ってマイルを貯めているのだろうか。

 「月に2万5千円ぐらいエディを使ってマイルを貯めています。コンビニ、ファーストフードの店、ガソリンスタンド、タクシーで利用しています」と教えてくれた。

 エディの良さは「小さい額でマイルを貯められるので、学生でもできるところ」。一方、残念な点は「端数が切り捨てられるところ。エディは200円で1マイルなので、200円でも399円でも1マイル換算。だから買い物の際は計算が必要なんです」と真壁さん。

 「マイラー」の真壁さんによると、沖縄ではダイビング・ショップや自然体験ツアー、三線屋でもエディは使えるらしい。いろんな生活のシーンで「シャリーン」が聞こえる!


エディの賢い利用法は!?
普及率全国一といわれるエディ。県内でも多くの店で利用できる
エディの賢い利用法は!?
真壁貴子さん
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