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[No.1862]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2021年01月14日[No.1862]号

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改めて思う安全運転

 すいません。唾をかけてしまいました。本当に申し訳なく思います。

 先日の夕方、もう日も暮れた7時ごろ、仕事が早く終わったのでランニングをしていました。青信号の横断歩道を渡ると目の前を車が通り過ぎました。私はとっさに唾を車の後方にかけてしまいました。

 「歩行者を確認せずに横断歩道を突っ込んできて…」と思いながら気を取り直して走っていると、横から並走して大声で怒鳴る車がいました。先ほど、横断歩道に突っ込んできた車でした。初めは無視して走っていましたが、あまりにも逆上してそのまま並走するので、逆向きに走り、逃げてしまいました。

 あの時、唾を吐いて申し訳ないです。しかし、青信号の横断歩道は歩行者優先です。青信号の横断歩道を渡っている歩行者に手の届きそうな距離で徐行せずに走り去るのはどうかなと私は考えてしまいました。

 けど、唾を吐いた私もいけません。あの時、迷惑をかけた運転手には謝りたいと思います。すみませんでした。また私も運転することがあるので、安全運転していきたいと改めて考えました。

 これを読まれた運転される方々も青の横断歩道は歩行者優先だと思いますので、くれぐれも用心してくだされば幸いです。

(匿名)

(編コメ)匿名さん、すぐ目の前を車が通り過ぎヒヤッとしたことでしょう。そして、つい怒りの感情が湧き出たことと思います。運転手も、カッとなり気持ちが治まらず戻ってきたのかもしれませんが、一歩間違えば大変な事故になってしまいます。安全運転を守るようお願いします。

まぼろしのダンス

 死ぬまでにもう一度、習得したいことがあります。社交ダンスです。でもワルツやタンゴ等の難易度の高いのではなくて、自分が20代で遊び盛りのころ、ダンス教習所でやっていたムスタング(たぶん?)というノリの良いリズムなんです。

 男女が整列し、ルンバに合わせて集団で行っていました。あのリズムをもう一度どうしてもやりたいのです。その思いが高じて、あるダンス教習所には行ったのですが、分からないということでした。

 第二の人生、悔いなく生きたい。あれもやればよかった、これもと後悔したくないのです。今しなければもう時間がありません。今朝の大公園で皆とラジオ体操、その次の「ワハハ体操」をしていたら、あーっとビビッと思い出したのです。軽やかで、しかしゴーゴーではなく集団で並んでやってたものです。楽しかった!

 私の思いに同調する方、ぜひ今からでもやりませんか? また、このダンスが分かるという方、ぜひ教えていただけないでしょうか? 連絡お待ちしています。

(浦添市 あかり)

(編コメ)いくつになっても、好きなことをしたいという気持ちを大事にしたいですね。あかりさんと同年代だと思われる方、ムスタング(?) をご存じですか?

朝起きない息子

 うちの中学生の息子、朝起きるのが苦手です。学校まで20分の道のりですが、いつも7時半ごろ起きてきます…。6時半から声掛けしまくっているにも関わらず…です。毎朝怒鳴るのも疲れて、本当に悩ましいです…。

 夜も10時には寝るように促していますし、本人の気持ち次第だと思うのですが…。「早起きしよう」という気持ちにさせる動機づけ等あれば教えてほしいです。

(西原町 ちきなん)

(編コメ)何かしらの楽しみがあれば早く起きる努力をする、とは思うのですが…。うちの子はこれを機に早起きできるようになった、という方がいらっしゃいましたら教えてください。

毎日ドタバタ劇場

 朝5時に起床! から始まり、2人分のお弁当を作りながら、家族の朝食から夕飯までを一気に作り、家事や買い物を済ませてから仕事へ。

 そして夜は大学受験のため塾へ通っている息子の送迎を片道1時間かけて…。寝るころには午前になりヘトヘトですが、私以上に努力をしているのは間違いなく息子です。

 毎日慌ただしいですが、それ以上に充実しています。親子二人三脚で、いつの日か志望校合格という目標に向かって、明日も頑張ります。

 そういえば、先日私の誕生日だったな〜。風のように過ぎ去っていっちゃいました(笑)。

(うるま市 島バナナ)

(編コメ)息子さんはもちろん、島バナナさんも相当頑張っていますね。息子さんが見事合格した日には、島バナナさんの遅い誕生日も同時にお祝いしちゃいましょう!

ミミズの話

 ミミズが地球上に現れたのは約4億年も前で、それに遅れ400万年前に現れたのが人類だそうです。

 そのミミズは枯れ葉や落ち葉を食べて周辺を掃除してくれたり、土も食べながら動き回ったりするので土中には酸素が入り吸水性も良い土壌になり野菜が良く育ちます。

 このようにミミズは掃除をして野菜もたくさん作ってくれるなど、新入生の人間をかわいがってくれますが、不思議に後輩の人間は世話になっている先輩のミミズを嫌います。なぜでしょうか?

 これは子どものころから親や学校の先生方が親切なミミズのことを「汚いところに住んでいて気味悪い生き物」として教えてきたからではないでしょうか。

 一生を終えたミミズは、体内にある死んだ体だけを溶かす酵素というもので、薄皮だけを残して全身を溶かし、静かにこの世から消えてしまうのです。

 その健気なミミズを、親や先生方は「ミミズは私たち人間を助けてくれる生き物です。見た目だけで嫌がってはかわいそうですよ」と子どもに教えてあげようではありませんか。

(浦添市 ハイタイおばさん)

(編コメ)中にはちゃんと教えてくれる大人もいると思いますが、ミミズの活躍も知らぬまま嫌っている人は多いはず。ミミズは地球の大先輩。畑を肥沃(ひよく)にしてくれます。やんばるの森にも大きなミミズがいて森の土を作っています。ヤンバルクイナなど希少動物たちの餌としても不可欠だそうですよ。

お礼はウチナーグチで

 私はスーパーなどで買い物した後に、いつも「ありがとう」とレジの方にお礼を言っていました。最近からそのお礼の言葉をウチナーグチにしてみました。

 「イッペーニヘーデービル」とか「ニへーデービル」。すると皆さん笑顔を見せてくれます。私のウチナーグチ合ってるかな?

 先日のこと、近所の大型店に行ったときに、両替をしてもらったので「イッペーニへーデービル」とお礼を言うと、なんとその方が「グブリーサビタン(どういたしまして)」と返してくれました。

 とてもうれしい日になりました。ウチナーグチ、大切にしたいです。

(サバウツガー)

(編コメ)一言のウチナーグチで、周囲が笑顔に包まれるなんていいですね! もっとウチナーグチを勉強しなければと改めて思いました。

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