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[No.1845]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2020年09月17日[No.1845]号

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元気なHさん

 早朝のジョギングコースを変更して、豊見城高校向かいの川沿いを走りました。一人の男性が„汗ダラダラ“してニコニコ顔で休んでいました。

 お疲れさまです、と声掛けすると…。「暑くてねぇ…。草取りして20年になるんですよ。以前はこの地域に住んでいたけど首里に引っ越してから朝が早くて。ここは人通りも多いけど、最近の人は声掛けもしなくて寂しいもんだ。せめて、あいさつぐらいはしてほしいなぁ…」と話していました。

 86歳でコロナ感染拡大にも熱中症にも負けず、草刈り、川のごみ拾いと頑張っているHさん。本当に本当にお疲れさまです。Hさんから元気をもらって、私はまた走り出しました。

 そして翌日、Hさんが帰る寸前にオレンジジュースを差し入れしました。これからもお体に気を付けて頑張ってください。

(那覇市 T子)

(編コメ)長年、草取りをしている男性には感謝ですね。声を掛けたくても照れくさい、または必要性を感じない人もいるかもしれませんが、あいさつだけでも自然にできるといいなと思います。

毎日の食事

 今年は新型コロナの影響で、小学3年生の息子の夏休みは10日間という短い期間になりました。ですが、私もその短い期間に少し早い夏休みを3日間もらうことができました。

 妻は普通に仕事です。なので、少しでも妻の仕事を減らすべく、朝、昼、晩の3食は私が作ると宣言いたしました。もちろん、妻は「本当にできるの? 簡単に言うけど大変なのよ。3日間も大丈夫?」。揚げ句の果てには、「無理じゃないの〜」と半信半疑の視線で見つめる妻。

 俺も男だっ。宣言した以上、仕事が休みの間は全ての料理を作ると言い切りました。でもね、初日で後悔しちゃいました。だって、昼食を食べたと同時に、夕飯は何にするかを考え、買い物も済ませないといけないんです。

 同じおかずや、似た食材を使うと、息子に「父ちゃん、またこれ?」「なんで昨日と同じおかずなの?」と言われる始末。ご飯を作るって、こんなに大変なんだと思い知らされた私の短い夏休みでした。そういえば、休みの日に夕飯を作ると、妻が「ありがとう〜、本当に助かる〜」と言っていましたが、その気持ちが身に染みて理解できました。

 世の母親の皆さん。毎日の食事の準備、ご苦労様です。私はなめていました。そして、世の男性諸君。休みの日は、家族に夕飯だけでも作ってあげてください。私はたった3日間でしたが、奥様は毎日続けなければならないんですから。そして、朝、昼、晩の食事に挑戦できるお父さんは、ぜひトライしてみてください。母親の偉大さが分かると思いますので。

(宜野湾市 りゅうすけ)

(編コメ)毎回、家族の食事を考えて作るのは、普段料理をしない人にとっては大変なことですよね。家庭によって料理をする人は異なると思いますが、いつも食べるだけの人、挑戦してみては?

コロナ禍の収穫

 ヤーグマイが始まってから約半年になろうとしている今日このごろ。10年ほど前から、不器用な私なりに始めた断捨離は現在も継続中です。コロナ自粛中に自然の成り行きにまかせてやったこと。

 ①アルバムの整理は、以前に増してコンパクトに。ハガキ収納セットの3冊に納め、手軽に持ち歩きできることに満足を覚えました。 ②自分の部屋が設けてあるのを幸いに、使いやすくプライベートにセッティングできたことに感謝の念を抱いています。

 ③生涯パスポートの冊子を購入。終活に備えて覚え書きもまとめ、また「脳トレ」をしようと、漢字を書いて覚える本を求めて夢中になってしまう。

 ④スマホでLINEの友達7人と動画を送り合ってつながりを楽しむ。その中で一番の収穫は、アルバムの中から現在もお付き合いのある5人の友人に、50年前の写真を配信したところ、とても大受けだったこと。焼き増しして渡したことで株を上げましたよ。

 皆さんも身近なことから楽しく始められ、思い出にしてはいかがですか。

(豊見城市 つねちゃん)

(編コメ)外出自粛中、普段はやらなかったことに挑戦する人も多いようですね。こんなときだからこそ、「おうち時間」を楽しんじゃいましょう。

スイカとカルピス

 あっぱりしゃんしゃんさんの8月27日付「カルピスの思い出」は、私の子どものころと同じで笑ってしまいました。

 お中元で届いた水玉模様の紙に包まれた瓶。あの甘さは本当にうれしかったのですが、„超“薄くされたものを飲んでいました。

 親の目を盗み、こっそり濃い目に作り、飲んでもすぐに見つかってしまいました。目盛りがないのに、やっぱりバレてしまうんだと諦めました。

 昔はスイカも丸ごとネットに入れてもらって安く買えたときなど、井戸水で冷やして塩をかけて食べました。縁側から種をプップッと飛ばしながら、妹と競争しました。スイカ選びも、叩いて音で甘さをみたものです。

(那覇市 シラさん)

(編コメ)懐かしい夏の思い出ですね。お中元で届いたカルピスの箱の中にオレンジ味やグレープ味が入っていたときは、飛び上がるほどうれしかったです。

初ダイビング

 8月13日付「夏休みの思い出」を読んで、私も竹富島でいとこと夏をエンジョイしたことを思い出しました。私の初ダイビングは竹富島の桟橋から少し離れた場所でした。

 ほんの数メートル潜っただけでカラフルな魚やサンゴ礁を見ることができ、透明度も申し分ない美しい海にすっかり魅了されました。海上から見るだけでもきれいなのに、潜るとさらに素晴らしい世界が広がり、夢のようでした。

 ジェットスキーを初めて体験したのも、このときです。いとこやインストラクターのお兄さんたちと撮った写真を見ると、みんないい笑顔。20代のころのキラキラした夏の思い出です。

(宜野湾市 夏大好き)

(編コメ)美しい海での初ダイビングに初ジェットスキー。ワクワクしますね。私もマリンスポーツをいろいろと楽しんで、真っ黒に日焼けしていた日々を思い出しました。

 その1…宝くじを買ったその夜、夫は当選した夢を見て各銀行に家族分の口座を開き、5億円を分けたとのこと。夢なのに金額の端数も覚えていることに感心しました。

 その2…今朝はニヤニヤして起きてきた夫。「ザワワ〜」を歌う歌手の隣で仲良く話し中、腰に手を当てると太くザラッとした毛の塊に触れたそう。相手は「私の秘密見たわね」と言いつつ、大笑いされたところで目が覚めたとのことでした。

(那覇市 シゲちゃんの妻)

(編コメ)5億円を家族で山分け! 正夢だったらいいですね〜。その2は、ちょっと怖いです(笑)。

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