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[No.1837]

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「ワシントコポスト」2020年07月23日[No.1837]号

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ガントリークレーン

 6月4日の琉球新報に「那覇港のガントリークレーン2人の女性運転士活躍」の記事を見て、「あら、すごいね」と思わず感嘆の声を上げました。比嘉真由美さんと大城希予さんが運転するガントリークレーンはその姿から通称「キリン」と呼ばれていますよね。

 実は関西に住んでいる孫娘が、その「キリン」と港に積まれているコンテナを見るのがなぜか好きで沖縄に来たときには一人で安謝港に見に行くほどでした。

 孫娘は今年3月に大学を卒業しまして、船舶関係の会社に就職できました。4月から神戸に配属になりまして、今は神戸にアパートを探して住んでいます。そのアパートは神戸港のすぐ近くらしく、部屋から「キリン」と高く積まれたコンテナが見えるそうで、私に動画を送ってくれました。白と赤の「キリン」が何台か見えます。ちなみに安謝港の3台の「キリン」は黄色ですね。

 孫娘は好きな「キリン」とコンテナが毎日見られるのはいいのですが、コロナウイルスの影響でアパートでのテレワークとかで、「早く会社に行って仕事を覚えたい」と愚痴をこぼしています。

 私は働き者でかっこいい「キリン」を映し出す、泊大橋と安謝港の映像をNHKの夕方6時のニュース番組でHYの歌と共に欠かさず見るのが日課となりました。この時間は孫娘と距離を越えて気持ちがつながっているように思えるのです。

(那覇市 仲ユクイ)

(編コメ)記事に載っていた比嘉さん、大城さんはガントリークレーンの県内初の女性運転士でしたね。お孫さんも「早く仕事を覚えたい」とやる気満々なご様子。頼もしいです。

旦那のナンパ

 驚きました。61歳になるうちの主人がナンパされたのです! コンビニの前で、ある人に「今からドライブに連れていってくれませんか?」と。おばさんだったらしく主人は即、断ったそうですが、「いやー、今どきの中年の方は積極的だなぁ」とびっくりすることしきり。

 ちなみに、そのことを友人に話すと一人は大笑いし、もう一人は「これは詐欺だ、詐欺だ!」と大騒ぎ。(後から男の人が現れて現金を要求されたかも‼)

 まぁ、主人は断っているからいいようなもので、果たして誘ってきたのが若い女の子だったなら、主人はどうしていたかな? それがちょっぴりだけ気になっている私です。

(那覇市 ゆーこママ)

(編コメ)相手が若い女の子だったら…。妻としては気になりますね。しかし、いくらすてきなご主人でも見ず知らずの人ですから「ドライブに連れていって」とはなかなか…。やはり詐欺!?

カンビン大学

 おばぁーの話。ある日、配達のお兄さんの服がとても汚れていました。「他に服はないのかー?」「銭のサビーだね」と言う人がいて、配達のお兄さんは目を白黒。何のこと? とけげんな顔をしていました。

 一生懸命働いて、服も汚れて…。働いた証しだね。そのことを「銭のサビ」というのよ、と言うと、お兄さんは「初めて聞きました」。

 カンビン大学は? と聞くと「何ですか?」と。東大、京大、残波岬の灯台とも違うよ。あなたのお父さんは卒業できたかしら…と聞くと、キョトンとして意味が分からない様子。

 君は親に許しをもらって酒飲んだ? と聞くと「隠れて飲みました」。そうでしょう。当分は卒業できないね…。カンとビンでカンビン大学というのよ。

(沖縄市 てんとう虫)

(編コメ)お酒の缶と瓶でカンビン大学ですか? お酒を飲まなくなったら「卒業」ということですね? 私も聞いたことがありませんでした。勉強不足です…。

「うつうつ」とラジオ

 ここ10日間、私は「うつうつ」状態でした。「こんな自分が生きていてよいのか…?」「この先、どんな恐ろしいことがあるのか…?」とか、まったくネガティブ思考から抜け出せない。自分自身の暗黒の「心のブラックボックス」から抜け出せなかったのです。トホホ…。

 そんなときはラジオのお笑い番組を聞くようにしています。ある深夜放送の中で、「道路に横たわっている人を見て、『あぁ、これは猫がやっと人間になって道路の上で横になっているんだなぁ〜』と考えると、なんだかほのぼのできますよ」みたいな面白投稿がありました! 10日間、暗〜くなっていた私は思わず笑ってしまいました! 「あっははは〜〜」

 そして私はすごくつらい「うつうつ」から抜け出すきっかけをいただきました。ありがとうラジオ、そしてリスナーさん。私のような方々がおりましたら、ポケットラジオでいろんな放送局をチェックしてみてはいかがでしょうか?

(うるま市 モグモグ)

(編コメ)モグモグさんが、つらい状態から抜け出せて本当によかったです。ラジオに耳を傾けることで、たとえ笑えなかったとしても、話の内容に引き込まれて気分転換できるかもしれません。

ダンガサ修理

 昭和30年代はダンガサ(傘)も修理して使う時代でした。職人がいなかの集落まで来て家々を歩いて回っていました。

 修理工具一式を天秤で担いで、門前で大きな声で「ヤンリトール、ダンガサヤ、ネーランガヤー(壊れた傘はないですか)」と声を掛けました。

 母親は待ってましたと壊れた傘を2つお願いしました。子どもたちも興味津々、集まりました。職人の修理する技術に見とれるばかりでした。

 当時は値段もして、壊れても修理して使用していました。黒色しかなかったですが、カラフルになり使い捨ての時代になりました。

(南城市 平良礼次)

(編コメ)今の時代、傘を修理して使う人はどれくらいいるのでしょうか。お気に入りの傘や高価なブランドの傘なら、修理する人もいるのかもしれませんね。

花から花が咲く?

ワシントコポスト

 沖縄市の住宅街を歩いているときのこと。あるお宅に咲いている花を見て驚きました。薄いオレンジ色のハイビスカスのような花から、さらに花が咲いています!

(那覇市 フラワーマジック)

(編コメ)確かに、花から花が咲いているように見えますね!

漢字が書けたとき

 那覇市パープルさんの「子育ての大変さ」(6月11日付)を読み、漢字が書けたときのうれしさを思い出しました。

 私の場合は国語の授業だったので、3歳で漢字を書こうと思うことがすごいと思います。

(那覇市 ハーブティー)

(編コメ)「窓」という字が書けると言って「田」を書いた娘さんのお話でしたね。お母さんに構ってほしくて考えたようですよ。

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