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[No.1828]

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「ワシントコポスト」2020年05月21日[No.1828]号

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言葉

 昨年の夏のことでした。町の屋内施設を夜間利用して運動をしていると、突然、車両ナンバーでの呼び出しがありました。施設の屋外大型駐車場で、しかも買い替えたばかりの車でもあり、より安全な空きの多いスペースを選んで駐車していました。ですので訳が分からないまま急いでいくと、女性から「車をぶつけてしまいました」とわびられました。
 車の場所に走りながら頭の中は「?」だらけでした。車に着いた途端に私は「こんなにも広い場所なのになんで? 街灯もしっかりあるのにどうして?」と相手に発していました。大切な車を傷つけられてしまった…。しかもこんな広々とした場所で、いったいどんな運転を? 頭の中は相手への「責め」で混乱していました。
 そんな中、連絡の取れた息子が来てくれて車を降りたかと思ったら、彼はすぐに相手の女性に歩み寄り、「けがなどはありませんか?」と気遣いの言葉を掛けていたのです。その一言を聞いた瞬間、私はそれまでのさまざまな表現できない感情が晴れていくのを感じました。
 人目もほとんどない夜間の出来事で、そのままにして帰れていたかもしれない状況で名乗り出て責任を持って対処している、きっと彼女は私以上に大変な思いをしていることだろう、とわずかながらも気持ちを切り替えることができました。
 これまでに読んだ投稿文には大変な思いをされた方の話も何度かありました。同世代と思われる相手の女性の勇気あるわびの行動、言葉、混乱した「小さい自分」…。
 愛車には痛い思いをさせてしまったけど、普段とは違う状況での言葉について考えながら息子を誇らしく思った出来事でした。

(那覇市 オーガスタ)

(編コメ)息子さんが来てくれたおかげで、ユージンのつもりさんも落ち着くことができたようでよかったですね。

自宅での楽しみ方

 新型コロナウイルス感染拡大で、外出もままならない日々を過ごしています。テレビをつけても、コロナ関連のニュースばかりで気が滅入ってしまいます。そんな中、休校中の子どもたちが夕食作りやお菓子作りを始め、毎日キッチンをにぎわせ、なんだか楽しそう♪
 私が作ったことのないお料理をネットのレシピを見ながら作っています。味は、おいしいときもあれば、失敗作もあったりといろいろですが、子どもたちなりに、この休み期間中を有意義に過ごしています。私も苦手な裁縫で、手作りマスクに挑戦してみたいと思います!

(うるま市 イッペー)

(編コメ)本当に気が滅入ってしまいますよね〜。マスク作りはいい気分転換になると思いますよ。

猫が子ども代わりです

 4月16日付「いろいろな事情あり」のみずたまさんの気持ち、私も分かります。私も旦那とお付き合いしていた20代後半のとき、チョコレート嚢腫で入院、手術した経験があります。結婚してからもなかなか子どもに恵まれず、いろいろと周りから言われ、つらいときがたくさんありました。
 初めて妊娠したころ、風邪っぽい症状が出ていたので、妊娠に気付くことなく市販の風邪薬を飲んでしまいました。その結果…「血の塊」で「流産」してしまったのです。友人にそれを話したら、「だから、普段から『市販の薬は飲むな』って言ったのに」と、ひどい言葉を言われ、ものすごくショックでしたし、自分を責めました。
 結婚10年を迎えた今でも、私たち夫婦には子どもはいませんが、「子ども代わり?」の猫がいます。それだけでもだいぶ癒やされています。
 結婚10年目でも周りからいろいろ言われたりしますが、私は明るく「猫が子ども代わりです」と、答えています。ひどい言葉を言った友人とは今は会ってもいませんし、連絡も取っていません。

(宜野湾市 にゃんにゃんミーア)

(編コメ)つらい経験をし、いろいろな思いを抱えながらも前向きに生きている人がいます。言葉には気を付けたいですね。

イルカショー

 コロナの魔物のせいで多くの人が家に閉じこもっていると思います。そんな中、人々を励まそうとイルカショーがありました。
 スタッフとイルカの厳しい訓練から動画撮影まで。物言わぬ動物と人間がワンチームになって成功するまでのプロセスを見て、感動で涙が出ました。イルカは人間の教えをどうして覚えることができるのでしょうか。イルカと人間2組になって、イルカの頭で人間を天まで上げてジャンプ、それはそれは見事。もちろん観客なしだったでしょうね。スタッフの努力の賜物だと思います。

(南風原町 エール)

(編コメ)訓練の様子などテレビで紹介していたのですね? イルカショーの動画配信、子どもたちも喜びそうですね。

さば缶レシピ

 臨時休校で毎日3食家族の食事の心配をしないといけなくなったわが家。家族みんな肉好きなので、メニューもどうしても肉系になりがちで、気になっていました。毎週の食材の買い物もかさんで、食費もすごいことに。改めて給食って栄養面でも金銭面でもありがたいと思いました。
 そこでわが家は、比較的安く手に入るさば缶を使って工夫しています。ネットでいろいろ検索して試しているんですが、今家族から好評なのは「さば缶の具沢山味噌汁」「さば缶タコライス」「さば缶カレー」「さば缶と大根の煮物」です。さば缶は栄養もあるらしいので助かっています。
 ほかにも、さば缶を使ったおいしいレシピがあったら(簡単だったら、なおありがたいのですが)教えていただきたいです。

(北谷町 鯖缶大好き)

(編コメ)さば缶を使った料理は人気のようですね。私も、さばの水煮缶を汁ごと使つて、ネギ、ニラ、キムチを入れたみそ汁に。それぞれの分量は適当です(笑)。

小学時代の回虫検査

 昭和29年、小学校に入学すると寄生虫調べのため検便提出があり、マッチ箱に入れました。衛生に乏しいウーマクー生徒は、おばや犬の代替を提出するウフソーもいました。
 当時は衛生といえば便所にジョウロが下がっていて、レバーを押すと水が流れるぐらいでした。僕は尻がムズムズするときがあり、検査で寄生虫が見つかり学校では苦い虫下しの薬マクニンを、家ではナチョーラ(海神草)を飲まされました。
 検査で多くの生徒が健康になりました。当時は啓発運動として新聞記事では寄生虫ゼロ作戦が行われました。

(南城市 平良礼次)

(編コメ)マッチ箱に便を入れる、今では考えられないお話ですが、それ以上に「おばや犬の代替を提出」とは…。びっくりしました。

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