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[No.1802]

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「ワシントコポスト」2019年11月14日[No.1802]号

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朱色の涙

 目覚まし代わりにテレビのタイマーで毎日起床している私。いつもは二度寝してしまう時間ですが、テレビに映っている場面が首里城火災。あぜんとしました。なんでと思いながらもどうか収まってくれと願っていたんですが、全焼でした。ショックでした。
 高台にそびえ立つお城、遠くからでもそのきれいな朱色のお城は感じることができました。お城は県民のことを見守っていたんだなーと思いました。

(那覇市 T・H)

(編コメ)私の目にも朝一番に飛び込んできたニュースで、すぐには信じられませんでした。復元された首里城を再びこの目で見るために、私たちにできることをしていきましょう。

首里城火災

 10月31日沖縄の宝、世界遺産「首里城」の火災のニュースを見てビックリしました。
 わが家は首里城から結構、離れた場所ですが家まで漂う煙、家の周辺に飛んできた灰を見たときは火事の大きさ、恐ろしさを目の当たりにしました。
 ずーっとあるものだと思っていた首里城! いつでも行けるからと思いなかなか行かなかったことをいまさら後悔しています。
 この火災を餌に詐欺まがいの募金があるだろう、という話も耳にしました。悲しいけど現実を受け止めないといけない首里城火災。何年かかってもいいから復元されますように。

(那覇市 しーさー)

(編コメ)復元は多くの県民の切なる願いです。寄付や支援をかたった詐欺行為は許せませんね。

帰省時に沖縄そば

 10月17日は沖縄そばの日でした。やはりウチナーそば大好きなわが家では、家でおいしい沖縄そばを食べました。
 以前は、本土の大学で寮生活をしている息子へ好きな製麺所のそばを購入して送っていました。家で作ったそば汁を冷まして冷凍保存したものと味付けした三枚肉、かまぼこなども一緒に宅急便で届けていましたが、息子から「同じ麺とだし汁でも沖縄で食べるのと味が違う感じがする。沖縄で食べる沖縄そばのほうがおいしい気がする」と言われました。2年間送り続けましたが、息子は沖縄に帰省した際に、沖縄そばを食べています。
 なので、今は牛肉(ステーキ用と焼き肉)や、しゃぶしゃぶ用のアグー肉、チキン味付け(タンドリチキン)など冷凍の空便で送っています。午前中の発送で翌日には届くので本当にありがたいです。

(八重瀬町 ピンクのばら)

(編コメ)県外に住む息子さんのために、いろいろ考えながら食料を送っているんですね。それにしても「沖縄で食べる沖縄そばのほうがおいしい」という気持ち、分かるような気がします。

エチケットは守ろう

 子どもとスーパーへ買い物に行ったときのことです。いつものように駐車場に車を止めてふと横を見ると、車の中で歯磨きをしている人を発見‼私が車から降りようとすると、その人は持っていたペットボトルの水で、車のドアを開けてうがいをし始めました。あまりの気持ち悪さに私は車を別の場所に駐車しました。
 どのような理由で車の中で歯磨きをしているか分かりませんが、スーパーは食品を扱っている場所ですし、スーパーにはトイレもあります。次回からは気をつけて欲しいです。

(宜野湾市 ひまわり)

(編コメ)スーパーの駐車場で歯磨きする人がいるんですね。驚きました。

最近の心掛け

 車を運転している際、自分の時間に余裕があるときに心掛けてやっていることは、前に入ろうとする車がいたら譲ってあげる! ということです。ちょっと急いでいるときは「すいません(涙)」って感じなんですが。
 たまたまなのかもしれないですが、譲ることを心掛け始めてから、運転中自分が車と車の間に入りたいときにすんなり入れることが多くなった気がします。全部の行いは、良いことも悪いことも返ってくると思ってやり始めたんですが、それを実感する次第です。
 間を譲ってくれたときに、聞こえないと思うけど、「ありがとう」と言って気持ちを込めたハザードをカチカチしたりも。ハザードをつけてくれた方が、よりうれしかったから。気持ちの問題ですが(笑)。
 されてうれしいことはする。されて嫌なことはしない。子どものころに当たり前に言われていた大事なこと。子どもに心から言えるように、大人の自分がちゃんとしようと思うこのごろです。

(浦添市 みどりのつぼみ)

(編コメ)大人の私たちが、子どもの良きお手本になるよう気をつけたいですね。

タッチャンの勇退

 先日、11年にわたり良き相棒を務めてくれたタッチャンが勇退しました。
 タッチャンとの出会いは、携帯ショップで、当時は珍しい両面タッチパネルのガラケーでした。
 バッテリーが切れそうになると、「タッチャン。もう少し辛抱してよ」と心の中で念ずると、期待に応えてくれました。周りの人が、最新の機能を求めて2〜3年で買い換える中、愛着があったので買い換える気持ちは毛頭ありませんでした。  最大の危機は使用してから5〜6年くらいに、画面の上から下まで幅2㍉の縦線が発生したときでした。家族からも寿命かも知れないので買い換えることを勧められましたが、使用上、全く問題無かったので使い続けました。
 すると、3カ月たったころにその線がきれいに消えたのです。そのとき、小生はタッチャンに意思があり、自己治癒したような感覚になったのです。正にド根性ガラケーなのです。 また、投稿文を作成しているときに題材が不正、不祥事などのいかにも悪人が確信犯的な事故、事件だと許しがたい怒りがこみ上げて、文章が毒舌のオンパレードになりがち。ですがタッチャンが「本当にそれで良いの」と問い掛ける感覚になるのです。それは、小生の良心を喚起させてくれた気がするのです。
 今回スマホに買い換えてタッチャンは勇退しますが、11年にわたって名言、格言などの気にいった言葉のメモがタッチャンに保存されており、小生にとっては言葉の宝石箱です。これからも、折に触れて読み返すことでしょう。

(浦添市 小竹山)

(編コメ)ガラケーのタッチャン、お疲れさまでした。これからは宝石箱として第2の人生(?)が始まるのですね。

不審者??

 心優しいわが娘たちは、重そうな荷物を持っているお年寄りや困っている人を見掛けると気になって気になって、よく声を掛けます。
 先日は私が運転する車に乗っているとき、松葉杖をついている男子学生が両手に荷物を持って歩いているのを見掛け、「お母さん、近くまで乗せてあげようさ〜」と言っていました。
 その男子学生は数メートル歩いては荷物を持ち直しての繰り返し…。私も乗せてあげたいな、と思いましたがさすがに見ず知らずの車には乗らないでしょう〜と通り過ぎました。ごめんなさい!
 わが娘、本当に優しい子に育っているな〜とうれしく思う反面、これって、大人が子どもに声を掛けると不審者扱いだよね…と戸惑ってしまいます。
 子どもからの声掛けは不審者ではない! ですよね?? 困っている人に「手伝いましょうか?」と声を掛ける優しさと勇気は大事‼ 今のままでいいよ、と娘に言っていいものか少し難しいです。

(那覇市 匿名)

(編コメ)とても優しい娘さんですね。そのままでいてほしいのですが、困っているふりをして実は悪い人…ということもあるかもしれません。子どもだけの場合は心配です。

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