沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1790]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2019年08月22日[No.1790]号

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当て逃げされました

 8月2日(金)の朝8時過ぎ、降りしきる雨の中、出勤途中に車を当て逃げされてしまいました。通勤ラッシュと雨が重なり渋滞していて、信号待ちしているところに後ろからドカン! 結構な衝撃でびっくりしつつも、すぐにハザードを点滅させて停車。もちろん、相手も止まっていたので車を降りようかどうしようかミラー越しに確認していたら、相手の男性が左側に手招きしているのが見えました。
 左側には駐車場があり、道は混んでいて他の車にも迷惑になっているなぁと感じていたので、すぐにそこで話そうということなんだと思い、私は駐車場に入りました。そしたらなんと、そいつ! その間に逃走…信じられません。
 状況が飲み込めず、事故の衝撃とショックでただでさえ”パニクって“いるのに、そんな日に限って携帯電話を家に忘れていてさらにパニック…。そんな自分の情けなさに泣きそうになっていたところ、居合わせていた女性が携帯電話を貸してくださりました。
 でも、パニックで職場の電話番号も思い出せず手も震えていたので、その女性が番号も調べてくれ無事に警察と職場に連絡をすることができました。しかも、その女性は警察にも一緒に状況を説明してくださり、一緒に居てくれただけでも本当に心強いのに、とてもありがたかったです。結局、その間も逃げた男性は戻ってこず…。人間の上辺と底辺に出合った朝でした。
 車はかなりへこんでいて、衝撃を物語っています。逃げるなんて絶対に許せない! でも、相手をちゃんと見ることができていなかったので車種もナンバーも分かりません。このまま泣き寝入りしたくないし、「逃げたモン勝ち」なんて絶対に許せない!
 この場をお借りして申し訳ないのですが、目撃された方の情報提供をお願いします。場所は浦添市仲西交差点付近です。

(浦添市 泣き寝入りはイヤ)

(編コメ)相手は最初から隙を見て逃げるつもりだったのでしょうか? いずれにせよ、当て逃げは許せません。そばにいてくれた女性には本当に感謝ですね。

前を見て進む

 沖縄県へ移住して3カ月。前は岐阜県に住んでいました。山の中で涼しく、クーラーも必要のないところでした。こちらへ来て、まず暑いことに閉口。知り合いは家族(義父、義母、夫、息子、娘夫婦とその2人の子ども)のみ。
 暑いことと、話す人のいないことで精神的に参っていて主人ともよくけんかをしました。でも、みんなで決めて移住してきたのだから「私もここで慣れないと」と心を決めました。半月ほど前からなんとか楽しみを見つけよう、仕事も自分に合ったできそうなものにチャレンジしてみようと気持ちを切り替えたところ、気持ちが楽になりました。
 そして今はハローワークに通い、相談にのってもらっています。いい仕事、そして友人がみつかるといいなぁと思っています。後ろを振り返らず、前を見て進んでいきたいです。

(沖縄市 シークワーサー大好き)

(編コメ)前向きな気持ちになれてよかったです。まだ慣れないこともあるかと思いますが、応援していますよ!

730バスの活躍

 毎年7月30日は730交通方法変更の記念日です。1978(昭和53)年、車の右側通行が左側通行に変更になった日です。あれから41年になります。
 県内を走るバスは全て右ハンドルでピカピカの新車でした。前日までは左ハンドルの旧車(高年式)でした。年数が経ち老朽化で姿を消していきましたが、当時のバス2台が交通世替わりの「生き証人」として活躍しています。それは沖縄バスと東陽バスです。
 その2台を「730バス」と呼んでいます。長持ちすると思わず、とても驚きです。人間の長寿と同じです。新聞や書籍、テレビで見ると、沖縄の歴史を伝えるバス会社の文化財だと思います。南城市内を通ったとき、「730バス」2台と出合ったことがあります。「730」の年、私はちょうど20歳でした。運転免許を取得したのは、その2週間前です。

(沖縄市 金城公雄)

(編コメ)今も現役で活躍している「730バス」を誇らしく感じます。金城公雄さんにとって「730」の年は、大人になって運転免許を取得した思い出深い年でもあるんですね。

暑さ対策教えて!

 子どもが小学校で部活を始めました。野球部に入り、休日は練習試合を見るのが楽しく、ほぼ1日グラウンドにいます。しかし、ジリジリとくるこの暑さは耐えられない!
 この暑さの中、アンダーシャツを着て長ずぼんをはく子どもたちは本当に頑張っています。暑さ対策でクールタオルを使ったり、お昼は冷麺にしたり、梅干しなど食べさせていますが、「これは良いよ!」という対策ってあります? 子どもが甲子園に行く日を夢見てサポートしていきます。

(浦添市 マリー)

(編コメ)熱中症にならないか心配ですよね。読者の皆さん、お薦めの暑さ対策やアドバイスがあれば教えてください。

孫は魔法使い?

 どしゃぶりと晴天を繰り返した梅雨も明け、夏本番。そして夏休みです。子どもたちの夏休みのおやつに作り、今では孫のために作っている「ジャガピザ」を紹介します。
 ボウルにじゃがいもとベーコン(またはハム)の千切りを入れ、塩、こしょうします。フライパンにオイルを熱し、それをパンケーキぐらいの大きさに焼きます。片面がきつね色になったら裏返してとろけるチーズを載せ、バターをまわしかけふたをしてチーズがとろけたら一丁上がりです。
 子どもたちが小学生のころは私も若く元気だったので大きなフライパンを自在に振って作れましたが、今は小さなフライパンで一人分ずつ作るのが精いっぱい。でも、それを頬張りながら「ばあちゃん、もう一枚焼いて」という声を背中に聞くと、腰の痛みをひととき忘れて頑張ります。
 日ごろは腰痛などを理由に家事もさぼりがちですが、孫は私の気力、体力を引き出し、台所に立たせてくれるかわいい魔法使いのような存在です。

(那覇市 乙女座のババ)

(編コメ)お孫さんにおねだりされて、うれしそうにフライパンを振る乙女座のババさんの様子が目に浮かぶようです。ジャガピザおいしそうですね!

「心の余裕率」読んで

 8月8日付「心の余裕率」を読んで、私も思うところがあります。保育士をしていますが、園児を連れてのお散歩のときに横断歩道を渡ろうと車が途切れるのを待っていると1台の車が止まってくれました。
 頭を下げてお礼をしつつ、反対車線の車が止まってくれるのを待っていると、なんと! 止まってくれた車を追い越していく車が数台! 何で止まっているのか分からないのかな? と思うと同時にびっくりしました。
 しばらく待っても車が途切れることがなかったので、ゆずってくれた車の運転手さんにお礼と「どうぞ進んでください」とジェスチャーで伝え、その後、車が途切れてから渡りました。沖縄はのんびりした優しい人が多い県だと思っていたので、心に余裕がない場面に出合い驚くばかりでした。
 忙しい方も急いでいる方も多いと思いますが、少しでも心の余裕があれば横断歩道でちょっとだけ止まっていただけたら、ありがたいなと思いました。

(沖縄市 やまちゃん)

(編コメ)横断歩道手前で止まっている車を追い越すという行為に驚きます。その前に、歩行者が渡ろうとしているのに止まらない車が何台あったのでしょうか…。

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