沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1782]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2019年06月27日[No.1782]号

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一本足の猫の幸せを

 毎日ポストに届けられる琉球新報を読んで、気になる記事を集めることを日課にしています。先日、それがたくさんたまってしまい、もう一度読みながら整理していると、心に強く感じる記事がありました。「虐待受け一本足になった保護猫の琉太郎 癒やし届ける」という見出しでした。かわいそうに琉太郎は虐待を受け恩納村の海岸に捨てられていました。
 新聞には介護福祉施設で利用者に抱っこされている琉太郎の写真が載っていました。心優しい人に会えて本当に良かったね。これからも幸せに生きられますように。
 私も猫が大好きでわが家に猫がいます。とてもかわいい3世代の猫たちと暮らしています。琉太郎の事件は動物愛護法違反の疑いがあるともいわれています。日本中の人が動物の命を守ってほしいと思います。

(与那原町 Z)

(編コメ)猫の琉太郎についての記事は今年3月9日の琉球新報に掲載されていました。アロマセラピーを手掛ける方に引き取られ、セラピーキャットとして介護福祉施設などを回っているそうですよ。

父の日は肩身が狭い

 6月16日は父の日でした。私は父の日があることをいままで知りませんでした。母の日が目立ち過ぎて、父の日は申し訳なくひっそりと隠れていたのでしょう。
 女は弱いが母は強い。母の日は誰が見ても堂々たるものです。女は子を産むと母になる。幼い子を守り、一人前になるまで精励、奮闘するのが母です。男(父)は控え目に傍観しているだけです。いずれにせよ、父は母に頭が上がりません。母は力は弱いが、諸事に対して強い親権者です。もろもろの面からいって、父の日があることは父として、そして私自身が納得できません。父の日がないのは、父に対してかわいそうだからということで無理に父の日ができた感じがしてなりません。
 私は子ども時代、大人に「父と母とどっちが好きですか」と聞かれたことがあります。そのとき、私は母が好きだと言いたかったが、父に遠慮して「父も母も好きだ」と答えました。父は毎日がのんきで、父の日は恥ずかしい。私は母の日は大賛成です。

(北中城村 K・A)

(編コメ)父の日はひっそりと隠れていたわけではないと思いますよ(笑)。でも、やはり母の日に比べると地味な感じが…。ところで、16日の父の日は何かいいことありましたか?

 私の父は若いときから健康オタクで、今のように番組で取り上げられる前から、いろいろなものを試していました。毎日ニンニクを食べ、ヨーグルトでドレッシングを作ったりして、もちろん朝晩のストレッチも欠かさず! なので、わが家一番の体力です。  最近のヒットは父が大切にしている庭園を荒らす猫とのバトル。追い払っても何度も訪れる猫の撃退に85歳になる父が何とジャンピングして見事的中(笑)!!
 あの姿を目撃したとき敵わないと思ったのと、あまりの衝撃に笑いが止まりませんでした。誰よりも元気な父にはやはり、おいしいご飯がプレゼントには良さそうです。食欲も誰にも負けないので。

(名護市 アリス)

(編コメ)とても元気で頼もしいお父さんですね。さすが、若いころから鍛えていただけあります。父の日には、おいしいご飯をプレゼントしましたか?

就職活動中

今、大学生の娘が就活真っただ中。先日、ある企業から不採用メールが届きました。大手の企業は選抜も厳しく、手の届かないと親なりに心の中に諦めがありました。ですが、娘は本命中の本命で手応えもあったらしい。そんなときに届いた結果です。
娘はかなり凹んでいました。学生有利と言われていますが、大手狙いの学生は多く倍率はかなり高い。3年生のころから企業訪問やインターンシップなどなど、早い時期からコツコツと活動をしていたのを見てきたので心が痛かったです。
 ところが娘はここで止まらない。先方の人事担当者に連絡を取り、自分のどこが悪かったのか尋ねました。その結果を聞いて娘はとても納得し、明るく前を向いて歩き出しました。
 私はこの企業の人事の方の心温まる返信と、不採用だった一人の学生のためにこんなにも丁寧な対応をしてくれて感謝と感動を覚えました。こういう企業が日本中に増えていくことを願うばかりです。今回は縁がなく残念ではありましたが、今後の就職活動につなげていける大きな力になったようです。

(名護市 サンキュウ)

(編コメ)不採用の理由を聞きたくても聞けない人がいる中、人事担当に連絡した娘さんはすごいです。気持ちを切り替えて頑張っているんですね。娘さんが、よい企業に就職できるよう陰ながら応援しています。

平成最後のバースデー

 平成最後の4月30日は私のバースデーでした。バタバタして、夕飯の買い出しもしていませんでした。
 お出掛けしていた夫と息子から家に電話がありました。「お母さん、夕飯は何?」、私「まだ作っていないけど」、息子「回転寿司屋さん、行こう」、私「OK」。
 平成最後の夕食は、回転寿司屋さんでした。イチゴのパウンドケーキもしっかり食べました。18時前に入店したので、ゴールデンウイーク期間中でしたが、すぐに入ることができました。
 「明日から『令和』になるんだね」。きっと長生きしたら、また新しい元号を生きる私たち。一生、平和が続き、皆が幸せになるよう願いました。

(宜野湾市 昭和の女)

(編コメ)早いもので令和になってからもうすぐ2カ月。平成最後の誕生日は、家族でおいしいものを食べて過ごした、とてもステキな思い出になりましたね!

ばぁばぁはお金持ち?

 4歳の孫は虫が大好きで、いろいろな虫に興味があるようです。よくミカンにつくアゲハチョウの幼虫を虫籠に入れて観察しています。
 葉っぱをたくさん食べさせた幼虫は大きなチョウになります。葉っぱを少なくあげた幼虫は早くチョウになり、とても小さいです。孫は虫を捕まえるたびに事典を開いて調べています。
 そんな孫が突然「ばぁばぁは、お金持ちなの?」と聞いたので訳を聞いてみると、保育園で孫からたくさん事典があることを聞いた先生が「お金持ちだね」って言ったらしいのです。嫁が、「ママも頑張ってお金持ちになるから応援してね」と言ったので家族で大笑いしました。

(南城市 BOB)

(編コメ)お孫さんは虫に興味津々なのですね。三世代の家族で楽しく過ごす様子を想像し、こちらも思わず笑みがこぼれました。

言い間違いジョーク

 私の勤めるデイサービスには、外国人の方も利用されています。その方、Aさんは片言の日本語が通じ、私も知っている限りの英単語で会話していました。
 Aさんは私を指名し、施設近くの公園や住宅街を散歩することが日課です。「フラワー ビューティフル」「ドッグ キュート」との私の英単語にも「OK キレイ」と答えてくれていました。
 そんなある日、いつもの散歩途中でAさんから「ニクスキ? ナンノニク?」と日本語で聞かれ、とっさに私は「バード」と答えてしまいました! この答えを聞いたAさんは「オォ〜オォ〜チキン、バード ノーノー」と大爆笑。いやいや…私も鶏肉って言いたかったんですよ。
 鳥だけに…とんだ鶏違いでした(笑)。その日の散歩はいつもより楽しい時間となりました!

(中城村 さつまいも)

(編コメ)片言の英語と日本語でこんなに楽しいコミュニケーションがとれるなんていいですね! また笑えるエピソードがあれば教えてくださいね。

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