沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1777]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2019年05月23日[No.1777]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

絵本の読み聞かせ

 小学校1年生になる長女のクラスで、初めて絵本の読み聞かせに参加しました。保護者や地域のボランティアの方々が毎週、学年の各クラスで朝15分読み聞かせを行っています。
 大勢の子どもたちの前で絵本の読み聞かせをするのは初めてなので1カ月前から緊張しましたが、わが子が「お母さんが学校に来てくれるの、とってーも楽しみ」と大喜び。
 当日、わが子の教室に行くと、「ゆめのおかあさんだー」と拍手をする子。おんぶひもの中から顔をのぞかせる生後8カ月の長男の顔をのぞき込み「かわいい」とほっぺをつんつんしてくれる子。「今日はなんの本?」と興味津々にかばんの中の本をのぞき込もうとする子。「おかあさん」と小さく手を振り照れ顔で迎えてくれるわが子。
 絵本を読み始めると驚くほど静かになり、8カ月の長男もおんぶされながら小学生のお姉ちゃん、お兄ちゃんの姿を静かに見ていました。私も目を輝かせて見てくれる子どもたちの姿を見て、楽しんで最後まで読むことが出来ました。
 「お母さん、来てくれてありがとう」と帰宅すると喜んで絵本の感想を話すわが子。本当に参加してよかったなーと感じました。
 最近、保護者の方々の読み聞かせが少なく、毎週実施していたのが月2回になったそうです。読み聞かせのお母さんの中には小さい子どもを連れて参加したり、読み聞かせの後、すぐに仕事へ行く保護者などさまざまな姿がありました。
 今回参加するまで「私の読み聞かせで大丈夫かな?」と不安でした。しかし、たった15分ですが家では見られないわが子の成長した姿も見ることができたし、目を輝かせる子どもたちの姿も見られたので大変貴重な体験でした。
 今度、他のママ友も誘って読み聞かせに参加し、すてきな気分に浸って仕事に行きたいと思います。

(豊見城市 ゆめママ)

(編コメ)お母さんたちが読み聞かせをしてくれることは、子どもたちにとってとてもうれしいことだと思います。次回も楽しみですね。

偶然の再会

 子どもの入学説明会が長引き、次の予定が間に合わず、猛ダッシュで家に向かう私。それから駐車場に走るつもりが、ふと忘れ物に気がつき…。時間がないので、諦めようかと迷いながらも家に引き返しました。
 乗ったエレベーターの中には、小さい子どもを抱くお母さんが。急いではいたものの、子どもを見るとつい声を掛けたくなり、「何歳ですか」と聞いたら、なんと! 目の前のお母さんは、高校卒業後、連絡が途絶えた友人だったのです! 友人が本土へ進学したあと文通を続けていましたが、いつの間にか途絶え、お互いの連絡先も分からなくなり、友人を通しての連絡も出来ないままでした。
 彼女は結婚して、最近近くのマンションに越し、また偶然にも実母が私と同じ建物に住んでいて、たまたま遊びにきたのだとか。思いがけない14年振りの再会に、興奮しながら慌ててライン交換をしました。ドラマ風な偶然って、あるんですね。

(豊見城市 オレンジ)

(編コメ)何年ぶりの再会だったのでしょう。声を掛けなければ気付かないままだったかもしれませんよね。お互いの驚きようが目に浮かぶようです。

非日常味わう

 ニンジンの産地、津堅島に娘たちと行ってきました。ゴールデンウイークは10日もあるのに家にいるだけじゃもったいないと、離島に行くということですぐに同行させてもらいました。友人には、わざわざニンジン買いに行くの? という人もいましたが…。娘は「古民家1泊貸し切りで20人OK」が気に入ったそうです。
 孫たちは泳いで遊びました。満天の星はとてもよかったです。もうあんなに星空がよく見える空は、浦添にはありません。年がいもなくはしゃぎました。
 夕食を済ませ宿へ向かいました。電灯がないと真っ暗。非日常です。幼いころの東風平を思い出しました。
 孫たち全員、バナナボートに乗せたのはよかったです。水しぶきを体に受け、疾走する。一番楽しめたようでこちらも楽しかったです。今、楽しまないとの心でした。

(浦添市 N・M)

(編コメ)楽しめるときに、思い切り楽しみたいですよね! お孫さんとの思い出もたくさんできたことでしょう。

最高の一日

 「今日、母の日だから。いつもありがとう。俺たちのやることに付き合うだけじゃなくて、たまには自分がやりたいこともやって、たまには息抜きしてよ! それから仕事とか無理しないで体に気をつけてよ。お父さんもお母さんも無理しすぎるから、しっかり体、休ませてよ。あと、ご飯もちゃんと食べてよ。俺は元気だからね〜」
 県外にいる長男が、ラインで送ってきてくれました。
 面と向かっては言えない言葉も、ラインの力を借りて、私こそ、いろいろ経験させてもらって感謝していること、あなたたちがいることの幸せを伝えました。
 思いはあふれるほどありすぎて長文になりましたが、幸せを感じる最高の一日になりました。主人からも、母の日だからといってメロンのプレゼントをいただき、数日後に食べる予定。メロン大好きの次男、三男、長女はその日を楽しみに。長男には、ありがとうの言葉と一緒にメロンを片手に長女と撮った写真を送りました。

(沖縄市 ビックママ)

(編コメ)離れているとお互い心配だと思います。県外に出た息子さんは、親を思う気持ちがより強くなったのでしょうか。しっかりと気持ちを伝えてくれたことがうれしいですね。

ホロホローの森

 連休に、念願のホロホローの森・観察会に行きした。草木の緑のトンネルで、ガイドさんたちの説明を聞きながら、いろんなチョウやオカヤドカリを見つけたり、ウグイスがかなり近くで鳴いていたりして楽しかったです。遊歩道の先には、具志頭の浜が広がり…磯の香りも最高でした。プラスの気を体いっぱいにもらえるお勧めの散策ですよ〜。

(中城村 ひよっこ)

(編コメ)八重瀬町にある森ですね。想像しただけでワクワクします!

手紙が着いた日は…

 先日、職場でお世話になった先輩が定年退職されました。直接ごあいさつできなかった私は、後日、お手紙を出すことにしました。
 数日後、その先輩から届いたお礼のおハガキを読んでびっくり‼ そこには「お手紙の着いた日は、私の誕生日でもあり二重の喜びでした」との一文が。ミラクルな出来事に、私もとってもうれしくなりました。

(沖縄市 いもくりなんきん)

(編コメ)いいタイミングで手紙が届いてよかったですね〜。

>> [No.1777]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>