沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1750]

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「ワシントコポスト」2018年11月08日[No.1750]号

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停電になって

 台風24号で停電になり、とても久々の電気なしの生活。夜は懐中電灯で過ごしました。真夏でも真冬でもなくて良かったと思います。
 改めて電気で動くものって、いろいろあるんだなとしみじみ。「テレビ見たい、DVD見たい、パソコン見たい、曲聴きたい…」。子どもがあれこれしたいって言ったものが、だいたい電気系(笑)。
 電気がなくて、できなくなることはあったけれど、自分のところはガスと水道は使えたので、水もある、料理もできる、お風呂もお湯を沸かせばなんとか入れる。何より、それ以外の被害はなかったので家は無事だし、ちゃんと眠れるし、生活できる。そして、生きてる。
 いろんなところで被災している方たちは、もっと「ないもの」がいっぱいあります。こっちは数日で復旧したけれど、まだまだ避難生活をしている人がいるんだと思うと、「ある」ということが、とってもありがたいです。いろいろ感じさせられた3日間でした。
 冷蔵庫もびちゃびちゃになったけど、おかげでキレイになったぞ! 今回の停電は、時間がかかるかなと覚悟していたけど、早めの復旧でとても助かりました。電気の作業員さんありがとう!

(沖縄市 みどりのつぼみ)

(編コメ)私は夜の帰宅時、家の周辺が真っ暗で不安になりましたが、電柱で作業している人を見つけ心強かったです。これからの季節、避難生活を送る方々が寒さに震えることがなければいいのですが…。

ワラビナー

 9月20日付の琉球新報で「ひなとかのんのおひさま日記」を読んで、幼いころを思い出しました。
 祖母のワラビナー(童名)が「カナー」だったそうで、祖母の妹さんがうちに来たときに「『カナーウンミー』ウンナー(カナーウンミーいるね?)」と聞かれました。まさか、祖母が「カナー」とは知らず、私は「そういう人はいません」と答えたことを思い出し、一人で笑ってしまいました。
 「ウンミー」というのは姉のことらしく、告別式の広告にも、たまに載っていますよね。それを見るたびに祖母を思い出します。
 私たちの時代は、ワラビナーはないですからね。ただ、なぜ名前はちゃんとあるのにワラビナーがあるのか不思議で謎です。県民の中で、いま現在、ワラビナーのある人はどのくらいいるのでしょう。

(沖縄市 H・M)

(編コメ)ワラビナーは戸籍上の名前とは別に、家庭内や近所で用いられた通り名だそうです。おっしゃる通り、ワラビナーがない私たちからすると、他に名前があるというのは不思議なものですね。

一人で横断歩道

 5歳の息子が近所の公文に通い始めました。いつも自宅から一緒に歩いて息子を連れていくのですが、最近になって「横断歩道からは一人で大丈夫」と言い出しました。
 不安でしたが、そこからは見送りだけすることに。すると、横断歩道ではしっかりと片手を上げ、渡りきると両手で大きく丸(できたよ! のポーズ)を作って見せてくれました。
 そして、何度も振り返っては私に手を振り、教室の前まで行ったかと思えば投げキッスまでしてくれ、やっと教室に入っていきました。
 大げさに別れを惜しみながらなので、なかなかたどり着かないでいましたが、息子の小さな自立といとしさを感じた出来事でした。

(沖縄市 あっくんママ)

(編コメ)一人で横断歩道を渡っていくことができてうれしかったんでしょうね。別れ際のやりとりは、まるでしばらく会えない恋人同士みたいです(笑)。

仕事を引退して

 この夏、「終わった人」という映画を見ました。この映画は、定年を迎えた初老の男性が主人公で、これからの「生きがい」を見つけるものです。
 私も、つい最近65歳になり、まったく同じ状況になりました。映画の中では子どものころに育った田舎に帰り小さな仕事を見つけるのですが、実際には「これだ」というものになかなか行き当たりません。
 そもそも「さあ、これから自由に遊んで」なんて言われても、仕事一筋で生きてきた人間に急に何かが見つかるわけもありません。「さあ、頑張って地域活動に、ボランティアに外に出ましょう」なんて、一般論としては分かりますができないものです。
 さて、どうするかな。生きがいを見つけることが一つの仕事と思えばよいのかもしれません。あまり深刻に考えないで、焦らずのんびり行きましょうか。

(沖縄市 名もなきアコスチックマン)

(編コメ)仕事一筋に頑張ってこられたのですから、少しのんびりしてみるのもいいかもしれませんね。「これだ」と思えるものが見つかることを願っています。

たくさんの「いいね」

 もともと写真を撮るのが好きな私。
 最近、わが家の娘たちが何やら楽しそうに写真を撮ってはインスタグラム(写真共有アプリ)に上げて「たくさん『いいね』がついたよ〜」と喜んでいるのを見て、「ならば私も」といまさらながらインスタグラムを始めてみました。
 大好きな海の景色を載せてみたところ、たくさんの方から「いいね」を付けてもらい驚きと感動の毎日。同じ趣味の方ともつながることができて、毎日が楽しくてしかたがありません。
 これからも、たくさんの人とつながっていきたいです。ちなみに娘たちには今でも手取り足取りでアプリの使い方などを教えてもらっています。

(糸満市 双子のママ)

(編コメ)自分の好きなことで共感を得られるとうれしいですよね。これからも娘さんたちにいろいろ教えてもらいながら、楽しんでください!

家庭によって違う

 運動会シーズン突入。弁当の野菜メニューにいつも悩みます。前にチキナーの具についてのお便りがありましたが、わが家はシーチキンと豆腐を入れています。シーチキンが定番だと思っていたのですがポーク派もいらっしゃるんですね〜。
 沖縄ならではのメニューでニンジンしりしり〜も各家庭違うようですよ。わが家はシンプルにニンジンと卵ですが、友人の家は卵とかつお節入りで驚きました。
 それから、義母がゴーヤーチャンプルーをシーチキンで作っていたときは、「ポークじゃないとゴーヤーチャンプルーじゃないよー」と心の中で呟きました。チキナーだけではなく、人参しりしり〜やゴーヤーチャンプルーも、「これ違うよ〜」という家庭がありますよね、きっと。

(宜野湾市 スクイーズママ)

(編コメ)同じメニューでも、家庭によって材料が違ったり、味もぜんぜん違うものだったりして違和感を覚えることもありますよね。やはりわが家の味が一番! ですかね。

バルーン上がった!

 昨年12月29日、放送回数5150回、惜しまれつつ終了したラジオ沖縄の人気番組「チャットステーションL」 。多くのリスナーが「美香ロス」になりました。自分もその一人。ですが、満を持して朝の生ワイド番組に美香さんが帰ってきました! やったー!!
 番組タイトルは「BALLOON(バルーン) みーかーの わははのは!」 。また美香さんの笑い声が、朝から聴ける! 生放送で聴ける喜びをかみしめながら、毎日の仕事も楽しめそうです! 投稿が楽しみになっています!

(沖縄市 ともぶん)

(編コメ)「チャットステーションL」の最終回の日は「みーかーありがとう」と書かれたアドバルーンがROKの屋上に上がっていました。また、みーかーさんの明るい声を励みに仕事も頑張れますね!

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