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[No.1732]

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「ワシントコポスト」2018年07月05日[No.1732]号

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今年20歳になる息子

 一人っ子ながら3人も4人もいるような動きや姿を見せてくれた息子。他人の子がみんなお利口に見えたことか。親の思うような育ちをせず「誰かこの子を育てて」と何度思ったことか。
 公園に連れていくとすぐ親から離れ迷い子になり、5歳になると自分が迷子になったのではなく親が迷子になったと放送させていました。おねしょでもずいぶん悩まされました。
 インコに餌を与えず死なせたときは大泣き。公園に行き一緒にインコを埋め「インコは天国に行く」と話すと翌日から毎日、土を掘り返し「お母さん、まだ天国に行ってないよ。いつ行くの」と言い、私は「見ていないときに行くから掘らないで」と説明。
 保育園に行くのを嫌がり隙あらば逃げていこうとし、2回は家を出る寸前に、1回はどこかへ歩いている途中を見つけられ未遂に。
 子育てに疲れ「お母さんの子どもに生まれてこなければ良かったのに」と言うと、「神様のところでぼくは最後だった。どこへ行こうかなぁーと思って、お母さんのところに来たのに」「たたかないで、ギュッと抱きしめるだけでいいから」と泣きながら言った君。あの日から私は子育ての仕方が変わり、保育士としてのものの考え方も変わりました。預かっているすべての子どもたちは、みんなそれぞれの親を選んできたのだと。
 子育てしているあのときは1年をすごく長く感じたけれど、大変だったあのときが幸せだったといま感じています。過ぎてみないと幸せって分からないものだと思います。子どもが浪人し今年、大学生になり島を離れ夫婦2人になって、子どもがいて良かったと息子に感謝しています。

(宮古島市 宏尚の母)

(編コメ)子どもは親を選んで生まれてきたという話は聞いたことがあります。子育てに疲れているときに、息子さんが言った言葉は胸にジーンときますね。子どもが巣立つことは喜ばしいことなのかもしれませんが、やはり寂しいものなのだと思います。息子さんから「幸せな時間」をたくさんもらいましたね。

亀のかめちゃん

 孫から譲り受けた亀を飼い始めて7年余り。種類も性別も不明。名前もそのまま「かめちゃん」と名付けました。
 かめちゃんはベランダで足音などの物音がすると「早く飼育小屋から出してくれ!!」と言わんばかりに首を上げ私たち家族を見つめます。そんなかめちゃんのために私はベランダにプランターと板を組み合わせて広場を作り、さっそくかめちゃんを散歩させてみました。かめちゃんは悠々と散歩をし始め、何やらごきげんな様子。
 だがしかし…。少し目を離した隙にプランターと板の間をくぐり抜け、器用に逃走してしまいました。すぐに気が付いた私は、かめちゃんを飼育小屋に戻しました。絶対に逃亡しないように知恵を絞り、広場を作ったのですが、かめちゃんの力強さと知恵にびっくり仰天しました。
 わが家のアイドルかめちゃん、これからも長生きしてね!

(那覇市 みいこばぁばぁ)

(編コメ)かめちゃんはいろいろな世界を見たかったのでしょうか? 好奇心旺盛なのかもしれませんね。「鶴は千年、亀は万年」ということわざ通り、長生きしてくれるとうれしいですね!

バスの乗り換え

 普段、車で通勤しているのでたまにはバスで出掛けたくなります。
 最近、「YAHOO! 乗換案内」という便利なアプリをゲットしました。現在地と目的地を入力するだけで、経路、時刻、バス停などが分かります。
 さっそく利用してみましたが、思わぬトラブルが発生しました。とある場所で乗り換えが必要でしたが、降りたバス停には乗りたいバスが来ません。焦ってバス停を探しましたが、周囲には複数のバス停があり、走り回ってようやく見つけました。
 同じ名前のバス停が複数ある場所には、案内図があれば便利なのにと感じました。

(八重瀬のこーちゃん)

(編コメ)同じ名前のバス停が、路線によって違う場所にあったりしますよね。バスに乗り慣れていない人、特に観光客は混乱しそうです。おっしゃる通り分かりやすい案内図などあるといいですね。

おじさんと呼ばれて

 6月21日付「変なおばさん!?」を読んで、つい笑ってしまいましたが、私の方がもっと深刻かも…。今46歳の私は、近頃おじさん呼ばわりされることが多いです。
 子どもや10歳離れた夫の友人などから「おじさん入ってる」と言われます。当初は少なくなってきた髪をカバーするために、どんどん短くなっていったヘアスタイルが原因だと思っていました。
 「おじさん」と言われ、「おばさんじゃないの?」と言い返したら「うーん、オンナじゃないんだよな」ですって! あんまり言われるので自虐ネタにしています。

(豊見城市 ひこちゃんの妻)

(編コメ)気にし〜おばさんが言われた「変なおばさん」より、深刻と言っていいのか分かりませんが…。いずれにせよ、ひこちゃんの妻さんは明るく前向きな方ですね!  

「マーマーのパンツ」を読んで

 私もおっちょこちょいなので、いろいろなことをやらかしている母です。パーカーのフードの中に靴下が入っていたりします…。
 一番思い出に残っていることは、末娘が2歳くらいの頃、保育園へお迎えに行くと先生が不思議そうな顔をして「今日はかばんにビールが入っていました」と言われたことです。缶ビールが2本、リュックの外ポケットに入っていました。前の日に娘が父さんのビールを入れたようで…。
 毎日、パタパタと準備していたので、そのときには全く気付かず…。娘は何を思っていれたのか…。その娘も1年生。もう保育園の準備はないので少し寂しいです。

(糸満市 4児の母)

通園バッグは最終チェックを!

 6月21日付の「マーマーのパンツ」を読みました。4歳の娘さんの保育園のかばんにママのパンツが間違えて入っていたお話…。
 お母さん、恥ずかしかっただろうな〜と思いながらもクスッと笑っちゃいました。 私は保育士をしていますが、結構このたぐいのパターンって保育園では「あるある」なんですよ。私の場合はママの下着を発見したら、その子にそっと話します。「これはママのだから、保育園では出さないでママに返してね」と。
 まだ、いいほうです。もっとすごいものが子どものかばんから出てくることもありますよ(笑)。世のお母さん方、くれぐれも通園バッグは最終チェックを忘れずに!

(うるま市 クマゼミ)

(編コメ)パンツやらビールやら…通園バッグには、いろいろなものが入っているんですね(笑)。なんだかのぞいてみたくなりました。クマゼミさんの言う「ものすごいもの」ってなんですか!? ものすごく気になります!

ふるさと納税

 「ふるさと納税」というニュースを最近は耳にしなくなった気がします。
娘が嫁いで20年。孫たちを見せるため毎年、県外から帰ってきてくれます。「ボーナスが出る間は帰ってこれるよ」と言って笑っています。婿殿に感謝です。
 婿は沖縄好きで、軍払い下げの商品が好きです。友達にも頼まれて毎年たくさん買い物をして帰っていきます。「これって『ふるさと納税』じゃないかしら」と娘は笑っています。
 孫も短大生と高校生になったので、もう来なくていいよ。今度は私たちが遊びに行くから。今年の夏は娘たちのところへ行く予定です。

(八重瀬町 ジャンボママ)

(編コメ)毎年、娘さんがお孫さんを連れて帰ってきてくれるなんてうれしいですね。沖縄好きのお婿さんも買い物など楽しんでいるようで、良かったです。今年はジャンボママさんが娘さんたちのところへ行く番ですか? 楽しんできてくださいね!

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