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[No.1689]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2017年09月07日[No.1689]号

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紅型デザインコンテスト

 先日、第26回りゅうぎん紅型デザインコンテストの作品展を県立博物館・美術館で見ました。
 どの作品も個性豊かで、とても素晴らしかったです。エイサーやデイゴ、サガリバナ、オオゴマダラ、青い海に魚など、沖縄ならではの風物が色とりどりの色彩で描かれ、どれも身近なものだけに興味を引かれました。沖縄には素晴らしいものがたくさんあるのだなと改めて気付かされると共に、沖縄に生まれてよかったと思いました。
 一般枠の作品はもちろん、未来枠の学生さんたちの作品もとても見ごたえがありました。経験を積み、技術を磨き、沖縄の伝統をつないでいってほしいです。

(うるま市 島バナナ)

(編コメ)琉球銀行のホームページに入賞作品がアップされています。作品は壁紙として無料でダウンロードもできますよ。色鮮やかで美しい紅型の世界をぜひご覧ください。

お泊まり会

 2DKのアパートに一人で暮らしています。昨年から夏休みに、7人の孫と近所の友達を呼び集め、2泊3日のお泊まり会をしています。娘家族はうちの近くに住んでいますが、息子家族は宜野座村に住んでいるため、孫たちがそろう機会があまりありませんでした。  お泊まり会初日。小学生はゲーム、小さい子はおもちゃ遊び。暇そうな子には夕食の準備を手伝ってもらい、沖縄そばとおいなりさん、納豆の細巻きを作りました。
 2日目の朝食は早く起き、女の子3人とサンドイッチを作りました。その後、屋上で水風船を使って遊び、湯船に入り、夕食。21時頃から寝る子もいれば、24時を過ぎてもおしゃべりを楽しんでいる女の子たちもいました。私は夜に2回ほど起き、子どもたちの様子を確認。寝顔や寝相を見ながら、タオルケットをかけました。
 あっというまの2日間。私は今66歳ですが、これからも元気に「お泊りOK」といいたいです。

(那覇市 クリスチーヌ)

(編コメ)これだけたくさんの子どもたちの面倒を見るなんてすごいです! 夏休みの楽しい思い出になったことと思います。

マンゴーに満足

 今年は台風がないからか、マンゴーが安く売られていますね。先日、知り合いの農家から、品質の良いマンゴーを安く購入することができました。
 県外にいる孫に、箱いっぱいにマンゴーを詰めて贈ったところ、「おじぃのマンゴー、満足するー」と電話がありました。横浜では高価すぎて、手が出せないそうです。今年のマンゴーに満足じゃ!
 ところで皆さん、大きいマンゴーよりミニマンゴーが甘いって知っていましたか?

(那覇市 マンゴー)

(編コメ)今年は例年より安くて、私たち消費者からするとうれしい限りですね。農家さんに感謝しきりです……。ミニマンゴーってどれもとても甘いのでしょうか。

夏休みの宿題

 「今年こそは7月いっぱいで宿題を終わらせる」と息巻いていた、中学生の次女。ところが夏休みも後2日となると「わが家くらいだよ。親が手伝ってくれないの」「○○ちゃんはお母さんが色塗りを手伝ったら、賞を取ったって言っていた」など、あの手この手で懸命にアピールしてきました。
 例年通り、「へえー、そうなんだ」と相手にしない私。思い起こせば30数年前。私も夏休み最後の日に、泣きながら色塗りをしたことがあります。その頃にも「お母さんが色塗ってくれたんだよ」と話していた友達が、賞を取っていたなぁ……。
 とはいえ、宿題は自分でしなければ意味がないと思うので、黙って見守ろうと思います。

(沖縄市 竹内りきお)

(編コメ)私も夏休みに、泣きながら習字の宿題をした記憶があります。そして大人になった今も締め切りに追われる日々……。効率よく進めたいものです。

直接話して

 7月20日付、「叱り方を変えて」という投稿を読んで。私は現在、小学校で特別支援に関わる仕事をしています。学校には定年間近なベテランの先生、採用になったばかりで自身も研修を受けながら担任している先生など、いろいろなタイプの先生がいます。先生たちは、自身の信念を持ちながら日々学級経営をしています。
 学校で仕事をするまでは分かりませんでしたが、子どもたちが登校してから、無事に下校指導するまで、先生たちはとても大変な状況に置かれています。一人ひとりの子どもたちに向き合いたいと思いながら、クラス全体を見なければならず、葛藤に苦しんでいる人も多くいます。
 中には給食もゆっくり食べられず、いつ水分補給をしているのか、いつお手洗いにいっているのかと心配になるほど忙しくしている先生もいます。目の前に子どもたちがいる間は、片時も目が離せない状況です。
 だからと言って、どのような指導をしてもいいわけではありません。物を投げたり、子どもたちを怖がらせたりする叱り方を、先生がどのような経緯でしたのかは残念ながら読み取れなかったのですが、叱り方を変えてと要望するのは勇み足ではないでしょうか。子どもたちが指導を受けるまでの経緯も気になります。確かに子どもの心を傷つける指導方法は決して容認できませんが、先生がそうならざるを得ない状況だったのでは……とも思いました。
 家庭でも学校のことを話せる雰囲気作りが大切だと思います。その上で納得できないことや心配なことがあれば、担任の先生と直接話をするのが一番良いと思います。それでもまだ心配でしたら、主任の先生や教頭先生に相談してはいかがでしょう。
 6月1日付で「子どもの叱り方」について投稿されたお母さんも、いろいろな方の意見を参考にするのはとても良いことだと思います。でもお子さんのことを思うなら、直接学校に行ってほしいです。子どもと保護者、先生にとって良い状況になるといいですね。

(浦添市 まだまだ未熟者ですが…)

(編コメ)直接会って話すことで、そのときの状況や気持ちを知ることができるし、今後いい連携がとれるかもしれませんね。先生の多忙化が問題視されている昨今……。先生が子ども一人ひとりと向き合える環境の大切さも改めて感じました。

孫と嫁

 日曜日になると、息子家族が嘉手納から那覇まで来てくれます。忙しい中、時間を作って孫を会わせてくれるのです。7月に3歳になった孫は最近おしゃべりも上手になっていて、かわいい天使だなぁとつくづく思います。孫といると、悩みや疲れも吹っ飛んでしまいますね。
 また、うちのお嫁さんは、料理上手でいろんな話ができます。おしゃれのアドバイスなどもしてくれるし、まだ20代で若いのにすごいなと思います。心が温かく、思いやりのあるすてきな女性です。かわいい孫を生んでくれたし、さまざまな場面で感謝しています。
 これからも夫を支え、子どものためにも健康に気をつけながら、明るく笑顔あふれる家庭を築いていってほしいです。私にできることは、みんなの幸せを毎日心から祈ることです。

(那覇市 ラベンダー)

(編コメ)お嫁さんを尊重し、お孫さんをとてもいとおしく思っているラベンダーさんの投稿に、心が温まりました。これからも楽しい時間を過ごしてくださいね。

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