「ワシントコポスト」2017年07月13日[No.1681]号
梅雨でじめじめすると、うっとうしくなります。妻も洗濯物が乾かないと嘆いています。梅雨があけると、台風というやっかいなものが来ることもあります。
しかし、梅雨・台風シーズンにまとまった雨が降らなければ、ダムは渇水状態になり、農作物の育ちも悪くなります。こうした自然の恵みのありがたさを私たちはつい忘れがちです。地球上の生物は自然の中で生かされています。梅雨も台風も人間にとって必要なものであり、大切な恵みです。謙虚に受け入れたいものです。
(名護市 やんばるのきゃんきゃん)
(編コメ)台風や梅雨期の豪雨は時に災害という試練をもたらしますが、さまざまな恩恵を与えてくれることも忘れてはいけませんね。
6月8日付、「娘との会話」を読んで思い出したことがあり、投稿しました。
わが家にも3歳になったばかりのチビちゃんがいます。その子がある日突然、「蚊にさまれた?」と言いました。なぜ「さまれた」なのか考えてみると、私が子どもたちの前で「蚊にさされた」「蚊にかまれた」と2つの表現を使って話していたからでした。子どもの発想は柔軟で予測がつきませんね。思わず笑ってしまいました。
「さされた」「かまれた」は地域によって言い方が変わるようです。皆さんはどうですか?
(うるま市 さんぴん茶)
(編コメ)子どもたちは時に新しい言葉を生み出して楽しませてくれますね。ちなみに「蚊に食われた」という表現もあるらしいですよ。
先日、わが家に小鳥が飛び込んできて、天井あたりを飛び回っていました。最近よく見かける、スズメよりは大きく、くちばしのとがった灰色の小鳥です。名前は分かりません。
そのうち出て行くだろうとガラス戸を大きく開け、隣の部屋でテレビを見ていると、いつの間にか静かになりました。2時間後に2階に上がると、バタバタと音がします。小鳥は外に出ることができず、2階にきていました。
やれやれと思いながら窓を開けると、すーっと外に飛び出しました。隣の家の屋上に向かったのですが、そこには2羽の鳥がいて、体の大きさからしてお父さん、お母さんのように見えました。鳥たちは再会を喜ぶようにしばらくぴょんぴょんと跳ねていましたが、やがて3羽そろってどこかへ飛び去りました。
思い返すと、「ツー、ツー」という鳥の鳴き声がずっと聞こえていました。おそらく「お母さん、お母さん」「チビどこにいるの」と呼び合っていたのだと思います。親が2時間もの間、わが子の身を案じて外で待っていたのかもと思うととても感動しました。
(宜野湾市 さくらの爺ちゃん)
(編コメ)野鳥に詳しい人に聞くと、イソヒヨドリではないかと話していました。親鳥の愛情を受け、立派に独り立ちできますように。
1年前まで、私は夫や子どもたちに不満ばかり抱いているヒステリックなお母さんでした。「どうして私の言う通りにしてくれないの?」「どうしてあなたばっかり好き放題しているの?」と、いつもイライラ。ガミガミ怒鳴り、しつこいくらいイヤミを言っていました。
その頃は「何とかして夫や子どもたちを変えたい!」という気持ちと「きっと私が素直じゃないんだ、もっと素直になりたい。変わりたい!」という気持ちが行ったり来たりしていました。でもあるきっかけから自分と向き合うようになり、友人たちに支えられ、一人では気づかなかった本当の自分を知ることができたとき、人生は変わりました。
今でもイライラしたり、けんかをしたりすることはありますが、気持ちが全く違います。夫や子どもたちではなく、私が変わったからだと思います。とても楽しい毎日を送ることができて、幸せです。
(嘉手納町 ユッカス)
(編コメ)変わったきっかけは何だったのでしょう。皆さんも機嫌よく過ごすためにしていることなどありましたら教えてください。
ヘチマとトウガンを植えようと思いながら、雨、仕事、介護などでなかなか手を付けられずにいます。草取りは済ませたし、後は植えるだけなのですが、家から畑までの距離が遠いのです。
若い頃は、ヘチマをおいしいと思ったことがそんなにありませんでした。亡き父が毎年作ったヘチマを分けてくれましたが、ゴーヤーをもらうほうがうれしかったくらいです。ところが今は逆。ヘチマのなめらかな食感が好きになり、豆腐、ポークと一緒にみそ炒めにすると、なんともいえないほどまろやかで、深みのある味がします。
これも年を取ったからかな。父もヘチマ料理のほうがおいしいと言っていたような。若い頃に比べて肉も食べなくなったし、野菜中心になりました。食の好みも年齢によって変わるのです。
(浦添市 ケーキ)
(編コメ)最近になって私もヘチマが好きになりました(笑)。焼きナスのようにして食べるのもおすすめですよ♪
6月15日付、竹内りきおさんの「手縫い雑巾」を読んで。うちの母は手縫いにこだわる人です。私の娘たちが学校に持っていく雑巾は、全て母が手縫い。古いタオルの縫い目をほどき、サイズ調整をして作るくらい気合いが入っています。おばあちゃんの雑巾に対し、娘たちは「雑巾って古いタオルでいいの?」と、今時の子どもらしい質問をしていました。
私自身は手縫いに全くこだわりがありません。「雑巾は手縫いに限るんだよ」と力説する母。「分からなくもないけれど、そこまでかぁ?」と思っていた私。でも、手縫い雑巾のよさを理解し、絶賛してくれる方がいらして、とてもうれしくなりました。鼻の穴を膨らませる母を想像しています。ありがとうございました。
(那覇市 ぱっぱ)
(編コメ)すてきなおばあちゃんですね。娘さんたちも今は分からないかもしれないけれど、物を大切にする心を育むきっかけの一つになったのではないかと思います。
5歳になる次女の話です。この子が2歳のときに夜に急に起き、何もないところを見て「怖い〜」と泣いたことがありました。私が「何が怖いの?」と聞いてもずっと泣いて答えず、天井を指していました。それから1年後、3歳になったときにも同じことがありました。このときは「丸い大きいのが近づいてきて怖い」と両手を広げ、話してくれました。4歳のときにも、同じ寝室で、白くて丸い大きなものが見えると怖がることが2、3回ありました。
この子は見えないものが見えるのかな? それとも勘違い? ずっと気になっていたのですが、とうとう先日、「昨日の夜に起きたよ。そしたらおばけとママが手をつないでいた」と言いました。驚きましたが、次女を不安にさせてはいけないと平静を装いつつ、見えたものを聞いたところ、どうやら白い顔の若い幽霊がいたのだそう。
あれから気になって仕方ありません。この子が見えるのだとしたら、親はどうしたらいいのでしょう。上の子たちは、こういうこと全くなかったんですけどね〜。
(那覇市 ままリンゴ)
(編コメ)心配ですね。いつも怖がっている様子なのでしょうか。とりあえずはままリンゴさんが娘さんに優しく話しかけて、安心させてあげることが大切ではないかと思います。