沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1672]

  • (金)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2017年05月11日[No.1672]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

夫に感謝

 夫は昔ながらの亭主関白。今はやりのイクメンには程遠く、子育てに協力してくれるものの、家事は一切手伝ってくれません。夫婦共働きで、私はパート勤め。夫も毎日忙しそうで、特に不満はありませんが、たまには家事を手伝ってほしいと思うことはあります。
 そんなある日、体調が悪く、子どもたちと早めに就寝しました。ふと、洗濯しなきゃ! と目が覚めて寝室から出ると、夫が台所でお茶わんを洗っているではありませんか! 初めてのことに本当にびっくりしました。
 「今までで1番うれしいかも! ありがとう」と話しかけると「そうなの?」と不思議そうな顔をしていました。夫の優しさに感謝。毎日、家族のために頑張ってくれてありがとう。これからもよろしくね。

(与那原町 うーまく達のママ)

(編コメ)これからも協力をお願いしてみてはどうでしょう。「○○してくれるとうれしい」と伝えると、進んでしてくれるかもしれませんよ。楽しく協力し合えるといいですね。

子育て体力、忍耐力

 中学生になった娘が、とうとう私の身長を抜きました。あんなに小さかった子が、スタイルもよく、大きくなって…。私は身長が低いので、あっという間に抜かれるだろうとは思っていましたが、自慢できるほど成長してくれたことに何とも言えない喜びを感じます。
 とは言っても、まだまだ子どもで甘えん坊。寝るときは下の子をはね除け、私の隣を陣取ります。寝相が悪く、手や足をぶつけてくるので、私はサンドバッグ状態。身動きが取れなくなることもありますが、寝ている娘は重くて、押してもなかなか動きません。寝苦しい思いをしています。
 甘えてくるのはうれしいし、かわいいけれど、肩が軽くぶつかるだけでよろけてしまう私。これからまだまだ成長する娘とのスキンシップに、ちょっと恐怖を感じます。

(宜野湾市 キラキラ)

(編コメ)友人が夜寝ているとき、子どもから顔面にかかと落としをされて声も出せないほど痛かった…と話していました。寝相攻撃の防御方法があるといいですね。

あれよ、あれ

 最近、出勤前に玄関先で「あい、あれがない」と口走ってしまいます。
 夫に「何がないの?」と聞かれますが「ほら、あれだよ、あれ」と、言葉がなかなか出てきません。結局、「あれ」に該当する物は見つかるけれど、最後まで「あれ」で終わります。人の名前も同じで「えっと、ほら、あの人。名前なんだっけ」と一生懸命思い出そうとしても、分からないままです。
 子どもたちは私が「あれ取ってきて」と言うと「あれ」を手にして「お母さん。これはね、テレビのね、リモコンって名前だよ。覚えてよ」と、「あれ」をしっかり渡してくれます。年齢と共に増える「あれ」。不思議な言葉です。

(豊見城市 四十歳目前)

(編コメ)物の名前が出なくて„あれ・これ“で会話することってありますね。どうしても名前が思い出せないときに、スッキリしたくてインターネットで検索していますが、そのたびになんだか負けた気分になります(笑)

お箸の保管法

 皆さんはお箸をどうやって保管していますか? 私は手で持つ側を上にして、立てた状態で保管したいタイプです。箸先を上にすると、取るときに箸先に触ってしまいそうで嫌だし、取ってみないと同じお箸かどうか分からないからです。
 ところが家族は箸先を上にして置きたがります。そのため母は、種類が違うお箸を使おうとすることがあります。箸先を下にすると傷んでしまうと思っているのかもしれません。100円ショップの箸だし、気にしなくてもいいと思うけど…。横置きで保管するのが一番良いのでしょうが、場所を取ってしまいます。意見をいただけるとうれしいです。
 話題は変わりますが4月6日付のお便りに、飲み物券で鼻をかんだ方がいましたね。私もティッシュがなくて、ハンカチで鼻をかんだことがあります。お気に入りのハンカチだったので「ごめんよ、帰ったらすぐ洗うからね」と思わずつぶやいてしまいました。それ以来、ハンカチは2枚持ち歩くようにしています。

(那覇市 N・I)

(編コメ)わが家は箸先を上にして立てて置いています。箸先を触らないように取っていますが、良い保管法ってあるのでしょうか。それと世界には、ハンカチで鼻をかむのが当たり前という国がありますよね。緊急事態に備え、多めに持ち歩くのはいい考えですね。

おしゃれさん①

 4歳の次女はおしゃれが大好きです。  保育園が休みの日には、彼女なりのセンスを存分に発揮。ワンピースの下にスカートをもう1枚履いたり、クリスマスにサンタさんからもらった子ども用メークセットで斬新なメークをしたり。
 さらにありったけの子ども用アクセサリーで首、指、手首を飾り付け、おしゃれを楽しんでいます。洋服の好みがはっきりしていて、気に入らない服は着てくれません。女の子だなぁとほほ笑ましく思うこともありますが、洗濯ができない日が続き、娘が着たい服がないときは、ワジワジ〜することもあります。
 つい先日のこと。夫が散歩がてら、次女を保育園へ迎えに行きました。「ただいま〜」と帰ってきた娘に「お帰り〜」と目を向けると、何かが変。なんとTシャツとパンツだけという格好で、ズボンもスカートも履いていなかったのです。「なんでパンツなの? ズボンは?」と聞くと「履いているよ」とすっとぼけた答えが返ってきました。
 急いで保育園のリュックを確認すると未使用のズボンが入っていて、なぜズボンを履かなかったのか分かりました。その日は寒かったので、娘が好きなズボンではなく、厚手の長ズボンを着替え用として持たせていたのです。おしゃれ心に脱帽しました。
 それにしても、ギリギリパンツが隠れる長さのTシャツでしたが、夫や保育園の先生は気づかなかったの? と不思議な1日でした。

(那覇市 N・H)

おしゃれさん②

 5歳の息子はおしゃれさんです。毎朝、洋服ダンスの中とにらめっこ。やっと上着を選んだかと思うと、今度は鏡とにらめっこ。「なんか違うな〜」とブツブツ言いながら着替える日々。気に入った服がないときは、パンツ一丁で30分近くウロウロしていた日もありました。妥協のなさはほんまもんです。その姿がかわいく、愛らしく、朝から幸せな時間を過ごさせてもらっています。
 一方、私の仕事着はスーツの上下で、夏場はYシャツ。すると息子もいつの間にか、夏にTシャツを着なくなりました。理由は簡単。「父ちゃんと同じ服が着たい」です。冬場のシャツは私と同じように、襟にボタンが付いたボタンダウンしか着てくれないようになりました。
 「父ちゃんの服はいいな〜」「ボタンが付いていてカッコいいな〜」。妻は出来るだけ、私の服と同じデザインのものを買うよう心がけているそうです。ここまで息子に愛されると、何だか照れてしまいます。将来はどんなおしゃれさんになるのか楽しみです。

(宜野湾市 りゅうすけ)

(編コメ)小さなおしゃれさんたちに、ほっこりさせてもらいました。これからも自分らしいファッションを楽しんでほしいなと思います。Tシャツとパンツだけで過ごされるのは心配なので、その点は話し合いが必要だと思いますが(笑)

>> [No.1672]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>