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[No.1670]

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「ワシントコポスト」2017年04月27日[No.1670]号

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自家製の甘酒

 数年前、実家に帰省したときに母が作ってくれた甘酒を飲みました。甘酒特有の天然の甘みに魅了され、自分でも作るようになりました。
 甘酒には麹(こうじ)から作るものと、酒かすから作るものがあるようですが、私はもっぱら麹派です。用意するのは米と麹だけで、作り方もいたって簡単。おかゆにしたごはんを60度まで冷ましてから麹を混ぜ、そのまま10時間ほど炊飯器で保温すれば出来上がり。保温するときは、炊飯器のふたを閉めずにふきんをかぶせておくのがポイント。飲むときは水を少し加え、好みの甘さにしてから温めています。
 「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富な甘酒。美容にもいいらしいし、何よりおいしいんです。毎日コップ1杯程度飲んでいますが、ついたくさん飲みたくなります。でも、お米で作っているからか、腹持ちはとてもいいんですよ。これからも甘酒作りを楽しみたいと思います。

(うるま市 甘党)

(編コメ)甘酒って栄養価が高いのですね。インターネットで作り方を調べたところ、水筒などのステンレスボトルやヨーグルトメーカーで仕込む方法もあるようです。チャレンジしてみようかな。

非常識な行動

 子どもが習い事を辞めたときのことです。習い事先には、辞めることと今までのお礼をLINEで伝えていました。
 後日、友人にこの話をすると「非常識! 親なんだから習い事先に直接伺って、ちゃんと会ってから言うべきだよ」と言われました。軽率な行動をとってしまったことに我ながら情けなくなり、反省しています。
 習い事はもう辞めてしまったし、今から連絡するのはとってもへんなーだけど、感謝とお詫びの気持ちを直接伝えようと思います。

(豊見城市 ドジッコ)

(編コメ)私も同じような失敗をしたことがあります。ドジッコさんのためを思って忠告してくれた友人に感謝ですね。会って話すと、習い事先の方もきっとうれしいと思いますよ。

愛犬と愛車

 わが家の愛犬と愛車。同じ年の同じ月にやってきて、今年で12年が経ちました。
 生後2カ月の頃に家族として迎えた愛犬は、今はうっすらと目が白濁し、白内障にかかっています。新車で購入した愛車は、クーラーが故障するなど電気系統が怪しくなってきました。
 どちらも私のそばにずっといてくれる存在として当たり前のような感覚で接していましたが、年を取ってきたんだな…と痛感する今日この頃です。愛犬にも愛車にも、かけがえのない思い出がたくさんあります。これからも愛情をこめて、大切にしていきたいと思います。できる限り、少しでも長く一緒にいようね。私のところに来てくれてありがとう。

(沖縄市 さくら)

(編コメ)さくらさんが日頃から、たくさんの愛情を持って接していることがひしひしと伝わりました。ワンちゃんの写真をレキオのZоо鑑に投稿してくれるとうれしいです。

2年待って

 3月23日付、困ったばあばさんの「保育園落ちた」を拝読しました。
 私も子どもを認可保育園に預けることができず、何度も市役所の窓口に足を運んだ経験があります。空くのを待ち続け、2年後にやっと入ることができました。
 あの頃は、私も夫も両親が他界していて頼れる身内もいなかったため、お先真っ暗状態でした。役所の方からは「働く意志があるなら、家から遠くても空いている保育園を選んではどうでしょうか。無認可保育園もありますよ」などと言われたことがあります。自家用車もなく、バスも通らないような地域の園にどうやって通えと? 窓口でけんかしそうになったことも多々ありました。
 保育園が決まるまでは、どうにか通える距離にあった園の一時保育を利用していました。私の給与のほぼ全額が保育料にとられていましたが、入れることを信じてひたすら待ちましたよ。ここまでしているんだから、何も文句は言わせないぞ! とやけっぱちになっていたときもありました。
 役所および保育園関係者の方には、うちのような家庭の切実な状況を理解してほしい。保育園に子どもを預けられなくて、本当に困っている家庭がスムーズに入所できることを願うばかりです。皆さん、がんばりましょう!

(那覇市 頑張るママ)

2度目の子育て

 「保育園落ちた」はひとごとではない話でした。私も同じ事態に直面しているからです。
 昨年3月、息子夫婦に3人目の子どもが生まれました。
 1年間育休を取得する予定だった嫁は介護の現場で働いていますが、人手不足ということもあり、昨年11月に職場復帰しました。6カ所の保育園に落ちたため、私が仕事のシフトを日勤から夜勤に変更して孫を預かることになり、今にいたります。
 預かって間もない頃、孫は人見知りをしては泣き、ずっと抱っこをせがまれました。生活もだいぶ変わりましたが来ない日は寂しく、孫のかわいらしい仕草に幸せを感じています。しかし、ミルクが終わって離乳食になり、次はおむつからパンツへ…など、一人で悪戦苦闘する日々がまだまだ続くのかと思うと不安も感じます。
 「困ったばあばさん」は、祖父・祖母で協力し合える環境でしょうか。娘さんのお子さんならいろいろと相談も可能ですよね。2度目の子育て、頑張ってください。

(那覇市 K・T)

(編コメ)保護者の方、K・Tさんのようにお孫さんを預かっている方から、多くの感想が寄せられました。先日は琉球新報本紙で、那覇市内認可保育園の半数を超える園で701人の定員割れがあることを伝える記事が掲載されましたね。一筋縄ではいかない待機児童問題。全ての子育て家庭が安心して働ける環境になるよう願うばかりです。

サンキューベル

 3月30日付、R.Oさんの「ファーストフード店」を読んで投稿しました。「あの鐘」とは、県内大手ファーストフード店の入り口にある「サンキューベル」のことです。
 2004年くらいから全ての店舗に設置しているそうで「商品やサービスに満足し、楽しい時間が過ごせたらその合図に鳴らしてください」というものです。
 わが家では、娘が小さい頃から勝手に「幸せの鐘」と呼んでいて、よく鳴らしています。最初は恥ずかしかったけど、今では一人でも平気で鳴らしていますよ。店員さんの対応がよくて、心遣いにありがとう! と感謝しながら鳴らすときは、幸せな気持ちになるし、一日中楽しく過ごせます。
 サービス業は何かと大変なことも多いと思いますが、皆さん笑顔で頑張っていてえらいなぁと思います。サンキューベル以外にも、店員さんに感謝を伝えられる手段があるといいな。 明日もまた鐘がいっぱい鳴りますように!

(西原町 サンキューばば)

(編コメ)A&Wに設置されているのですね。ドライブスルーを利用することが多いからか知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。次は張り切って鳴らしたいと思います♪

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