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[No.1649]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2016年12月01日[No.1649]号

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赤ちゃん返り

 先日、無事に三女を出産しました。弟を望んでいた4歳の長女は赤ちゃんを見た途端、「かわいい! 女の子でよかった」と喜んでいました。
 2歳の次女も、姉の見まねをしながら妹のオムツを替えたり、「いない、いないばぁー」と遊んでくれたりしてかわいがっていたのですが、赤ちゃん返りが始まり、夜泣きをするようになりました。夜中、三女に授乳して寝かしつけた後、次女が大泣きする日が続いていて、長女も三女も夫も目が覚めてしまいます。
 眠ることができないため精神的にきつく、どうせ起こされるという不安感から、最近は寝るのも怖くなってしまいました。夫がいるときはなるべく赤ちゃんの世話をお願いして、次女と過ごす時間を増やすなど対策を考えたいです。

(豊見城市 三人の新米ママ)

(編コメ)大変な時期ですが、まだ小さな次女ちゃんにできる限りの愛情を注いであげてくださいね。赤ちゃん返りもいつかきっと、子育て中のいい思い出になると思います。

ストーキング猫

 僕がこの駐車場に居ついて3カ月。ずっと気になっている人がいる。夕方になると、コツコツと足音を立てながら僕の前を歩いていくあの人だ。あっ、今日も来た。どこへ行くのだろう。ストーキング開始だ。
 次の日の夕方。僕は電柱に隠れ、顔半分としっぽを出し、その人が近づいてくるのを待つ。すると次の瞬間、パッと目が合った。その人が「あれっ」と近づいてきた。僕はすかさずさっと逃げ、一つ先の電柱の陰に隠れて待つ。じりじりと縮まる距離。僕はまた逃げて、建物の角でその人を待つ。コツコツと近づく足音。やばい。僕はまた走り、家の前でお座りした。とうとう、その人が追いついた。「あれっ、いつも駐車場の車の下にいる猫ね」と僕の頭をなでなで。「ニャオーン、ニャオーン」と必死にアピールする僕。「わかった。いいわよ、おいで」と、その人はあっさり受け入れてくれた。「でも、お母さんが許してくれるかなぁ」。
 まだまだ道は遠いかも。野良は嫌だー。

(北谷町 小太郎くん)

(編コメ)頑張ってアピールした小太郎くん。無事、家猫になれたのでしょうか。その後が気になります。

食卓カード

 私たちは夫婦2人暮らし。年を取り、いよいよ2人で一人前だねと話しながら日々を過ごしています。夫は朝型人間で、早寝早起き生活。私は夜型人間で、生活時間帯がややずれています。それは全く構わないのですが、私は1日3回、台所に立たなければなりません。夫はこれまで家事をあまりしてこなかったので、食事の時も「ごはんですよ」と声をかけるまでテレビを見ていたり、食事が済んだ後は片付けずに立ち去ったりするので、どうしたものかと思っていました。
 ある日、ふと思いついたのが、伝えたいことをカードに書いて示すという方法です。聴力の衰えが原因で増えている夫婦間のトラブルも、これならクリアできると思い、試してみることにしました。
 まず100円ショップで購入したカードに、ごはん、パン、おかゆ、ジューシー、ホットケーキ、お芋など朝ごはんのメニューを書きました。「今日の朝ごはんはパンです。準備するもの・コーヒーorティー、ヨーグルト、サラダ、ジャム&マーガリン」「今日の朝ご飯はごはんです。準備するもの・納豆、みそ汁」というように、いくつかのパターンを作りました。
 また、別の色のカードに「今日は月曜日 燃えるごみの日です」「今日は水曜日 資源ごみの日です」などと、ごみ出しについて書きました。
 ある日の朝、食卓に並んだカードを見た夫は「こんなものがほしかった!」と言いました。これまで何をどうすればいいのか分からなかったそうなのです。それ以来、朝の食事作り、ごみ出しをしてくれるようになりました。娘たちに話すと「信じられない」とびっくり。婿には「僕にも作って」と言われました。
 夫は頑張っています。私のストレスもかなり減りました。今一番心配なぼけ防止にも効果があるなら、ひょうたんから駒というところでしょうか。

(沖縄市 憂忘草)

(編コメ)いいアイデアですね。物も言いようで角が立つといいますが、この方法ならその心配も無用だし、いろいろ応用が効きそうです。

6時起き?

 わが家の台所にはホワイトボードがあり、重要なことや、明日やらなければいけないこと、買う予定の物などをそこに書き込むようにしています。家族間の伝言にも使っていて、とても便利です。
 最近、ひらがなを覚えて間もない5歳の三男は「しゃんぷーって書いて」などとお願いすると、楽しそうに書いてくれます。
 すると先日、ボードに「6くじにおこして ○○(三男の名前)」と三男の字で書かれていました。日本語がちょっと変ですけど、お兄ちゃんのまねをしたようです。  「6時に起きて何するば〜」と夫と笑ってしまいました。

(うるま市 みるるん)

(編コメ)知人宅の玄関には大きな黒板があり、それぞれの予定やメッセージを書いたり、子どもたちが絵を描いたりと、楽しく活用しているそうです。ボードはいいコミュニケーションツールですね。

坊ちゃんかぼちゃ

 急に冷え込んできましたね。寒くなると、お鍋などの温かい料理が恋しくなります。  先日、スーパーで「坊ちゃんかぼちゃ」という商品が売っていました。小ぶりで1個150円。売り場には「坊ちゃんかぼちゃ」を使ったレシピが写真&イラスト付きで紹介されていたので、早速夕食で作ってみることにしました。  カボチャを縦半分に切って種を取り、その中に味付けしたひき肉を入れて蒸し煮にするという料理でした。電子レンジや鍋、蒸し器で作ることができ、食べてみるととても甘く、ひき肉とも相性抜群でした。青果担当の人、ありがとう。おいしくいただきました。

(沖縄市 ひまわり)

(編コメ)想像しただけでおなかが空いてきました(笑)。坊ちゃんかぼちゃ、今度探してみます。

自信をつける

 以前、子どもがいじめにあっているという投稿がありましたね。娘も小学生のとき、いじめを受けていました。転校生だったため、なかなか友達ができず、男子グループからいじめられていて、登校時間になると「頭が痛い」「おなかが痛い」と訴えてきました。
 いじめのことを知った私は、自分の身は自分で守れるようになってほしいと思い、学校の先生ではなく、家の近くにあった空手道場の館長に相談しました。すると館長から「空手を習うと、自信がついていきます。自分の身を守るすべを身につけることができるので、自然といじめもなくなるでしょう」と聞かされ、すぐに娘を預けることにしました。
 その数年後、娘はまたいじめにあいましたが、グループのリーダーを打ち負かし、いじめを撃退しました。その後は、そのグループとも仲良くなり、大人になった今でも交流があります。また、娘は空手の世界大会で何度もよい成績を残していて、空手を習わせて本当によかったと思います。人はそれぞれ性格は違いますが、その子にとって自信が持てるような何かを見つけてあげてはどうでしょうか。きっと良い方向に向かうと思います。

(那覇市 レインボー)

(編コメ)子どもたちには毎日イキイキと過ごしてほしいし、何か夢中になれるものを見つけるきっかけを作ってあげることは素晴らしいことですね。

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