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[No.1648]

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「ワシントコポスト」2016年11月24日[No.1648]号

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最後の体育祭

 先日、末の息子が通っている高校の体育祭がありました。「弁当はお昼頃持ってきてー」と言うので「えー、見に行かなくていいの?」と聞くと「別にいいよー。友達と一緒に食べるから」とのこと。小学生の頃は、前日に場所取りをして、祖父母やいとこたちと大勢で応援しに行ったのに…。
 それでも最後の体育祭だと思い、夫と見学してきたのですが、父母たちの姿は少なく、ブルーシートを敷いて陣取っている人もほとんどいませんでした。子どもの成長がうれしい反面、寂しさも感じる体育祭でした。

(沖縄市 ほのぼの)

(編コメ)中・高校生になると、親が応援に来るのを嫌がったりする子も多くなりますからね。そういう意味でも、子どもと一緒に楽しく過ごせる時間って短く、貴重なのでしょうね。

たばこのポイ捨て

 ずっと腹を立てていることがあり、投稿しました。運転しているとき、たばこを平気で車窓から捨てる人がいますよね。渋滞の時にそういう人を見かけると、たばこを拾って「落とし物です」と渡しに行きたいくらい、怒りを感じます。
 火のついたたばこを捨てたときにバイクが通ったら、危ないと思いませんか?
 たばこをポイ捨てする人は、法的に厳しく取り締まってほしいとさえ思います。最低限のマナーは守ってほしいです。

(那覇市 かおりん)

(編コメ)マナーをきちんと守っている喫煙者がいる一方、何のためらいもなく吸い殻を道に捨てる人を見るととても残念な気持ちになります。歩きたばこもやめてほしい行為です。

街路樹は誰のもの

 沖縄市の山里交差点から球陽高校にいたる道路沿いの花壇は、手入れが行き届いていて、きれいに花が咲いています。雑草はさほど目立ちません。
 球陽高校の向かいに以前、花屋さんがありました。別の場所に引っ越したのですが、花好きが集うお店でした。ある日、店に来たお客さんから「道路の花壇に花を植えてみてはどうでしょうか?」という提案があり、苗木を作って配布するようになったそうです。私も苗木を作る作業を手伝ったことがあります。地域住民間の取り組みで、成功した例だと思います。
 沖縄市の取り組みに「花いっぱい推進運動」があります。申し込むと、花の苗などが配布され、花壇や歩道などに植栽することができます。
 通り沿いに咲く花々を、定期的に手入れしている人々がいます。道路に捨てられたたばこや、花壇に投げ込まれた空き缶を拾っている人がいることも決して忘れてはいけません。
 先日、私はクバの葉を鉢カバーにしたオブジェを作り、自分の店に飾りました。お客さまからはそれなりの反応がありました。「お店が材料を準備して、お客さんが作るもの」というのは、まだしたことがありません。市役所では道路にあるクバを、費用をかけて処分しています。ただ捨てるのではなく、何かに有効活用する取り組みを実施してみてはどうかと思います。

(沖縄市 シンデレラ)

(編コメ)公共の場に関する話題が続きます。地域の環境を美化するため、もっと主体的に動かなくてはと思いました。家の周りのごみを拾うなど、小さなことでもできることはいろいろありますからね。

ぬか床仲間

 10月13日付、りゅうすけさんの「ぬか床」を読んで。キュウリのぬか漬けを丸かじりしている坊やの姿が目に浮かびました。
 私も小さい頃、「クーリ、クーリ」とよくおねだりしていたので、母に「こんなにキュウリが好きなんてキリギリスみたいね」と言われていました。
 ぬか床を冷蔵庫で管理すると、冷たすぎて漬かるのに時間がかかるので、わが家では夏でも常温で保管しています。野菜を出し入れするついでに日に3回はかき混ぜているせいか、真夏でもカビは生えません。ミニトマトなどは朝漬けると昼食時にはおいしくいただけます。セロリ、ミョウガもおいしくておすすめです。発酵食品は体に良いそうですから、沖縄でもぬか床仲間が増えるといいですね。

(那覇市 キリギリス)

冷蔵庫で挑戦!

 ぬか床に関する話を読んで、久しぶりに投稿しようと思いました。

 わが家では家庭菜園をしたり、玄米や十六雑穀ごはんを食べたりと、健康に気を使うようにしていますが、挑戦してみたかったことの一つがぬか床です。  いろいろ調べてみると、初心者でも簡単にできるぬか床の作り方が紹介されていました。本当は菌を分けてもらうのがいいらしいですね。ぬかを買って準備したものの、毎日ちゃんとできるかなぁ、カビが生えたらどうしようなどの不安があり、なかなか始めることができませんでした。でもりゅうすけさんの投稿から、冷蔵庫でもぬか漬けが作れることが分かってうれしかったです。頑張って挑戦してみようと思います。
 りゅうすけさん、ありがとう!

(宜野湾市 チャーリーブラウン)

(編コメ)りゅうすけさんの投稿を読んで以来、冷蔵庫で使えるぬか漬け専用の容器を買おうかどうか悩んでいます(笑)。これからの季節、ダイコンやハクサイなどの冬野菜をぬか漬けにして食べたい…♪

両親で相談を

 10月20日付、三姉妹ママさんの「親ができること」を読んで。小学1年生の子が、3人から仲間外れにされ、机に落書きもされ、学校が楽しくない。担任に相談しても反応がイマイチということならば学年主任、教頭先生、校長先生に対し、両親で相談することをアドバイスします。
 このようないじめの問題は、どんどんエスカレートしていきます。学校間で連携を深め、教職員全員がいじめ防止に取り組み、また教育委員会も各学校へ聞き取りを行い、対策を講じる必要があると思います。1日でも早く、問題が解決することを切に望みます。

(南風原町 元教員)

(編コメ)学校全体でいじめ防止に取り組むことで、早期発見・解決につながるでしょうし、生徒や保護者が相談しやすい環境を整備することも重要だと思いました。ご意見ありがとうございます。

100歳の母

 私には100歳の母がいます。自宅で介護をしていましたが、足を骨折してしまい、病院に入院することになりました。手術を受け、順調に回復していますが、骨折する前は自力で立つことができました。わが家は4姉妹で、これまでは交替で母の食事やお風呂の介助、部屋の掃除などを行い、週3回は介護サービスを利用していました。でも寝たきりとなると、まずお風呂に入れることができないし、誰かがつきっきりでそばにいなくてはいけません。
 みんな働きながら生活しているため、やむを得ず、老人ホームに入居させることになりました。とても苦しい選択でした。ホームで1泊することすら嫌がる母です。病院へ行くときも、なぜあんなにと思うほど怒っていました。骨折して、尋常ではないほど足は痛かったはずなのです。
 退院するとホームでの生活が始まります。私としては病院で亡くなるほうが幸せなのではないかと考えてしまうこともあります。矛盾した気持ちを抱えながら、せっせと病院へ通っています。母との別れは悲しいのですが、苦しむ母を見るのも悲しいのです。

(名護市 スピリチュアルカウンセラーサチ)

(編コメ)サチさんたちのつらい気持ちが伝わります。後悔しない選択はないかもしれませんが、今の自分にできることは必ずあると思います。お母さんと過ごす時間を、大切になさってくださいね。

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