沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1647]

  • (木)

<< 前の記事  次の記事 >>

「ワシントコポスト」2016年11月17日[No.1647]号

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真の整理

 最近、よく耳にする「ミニマリスト」という言葉。必要最小限の物しか持たない人のことを指すらしく、そういう部屋を初めて本で見たときはかなり衝撃を受けました!
 モデルルームかと思うような、ガラーンとした部屋。私はあそこまで完璧にはできないけど、引っ越しの予定もあるため、少しずつ物を処分しているところです。
 本と紙類の整理をしたとき、大量にある写真もチェックしてみました。すると同じ場所で撮影した、似たような写真がいっぱい。そういうものは思い切って1枚だけ残し、また自分が不細工に写っているものなどを処分すると、半分近く減らすことができました。いかに無駄な物を持っていたかと気付く良い機会になりました。物の整理はまだまだこれからも続きそうです。

(那覇市 モモ)

(編コメ)ミニマム&シンプルな暮らしを楽しく実践している人に興味がある人は多いと思います。引っ越しは物を減らす良いきっかけになるでしょうね。

飾り付けと掃除

 久しぶりに使っていないクローゼットを開け、たまには掃除しないといけないなぁと思いながらケースの中に敷いていた新聞紙を取り出しました。すると昨年12月の「ワシントコポスト」が載っていて、うれしく思いながら読んでみると、沖縄市のさんごさんの投稿に目が留まりました。
 紙面には「季節の飾り物やお花をディスプレーすること」が来年の目標だと書かれていました。さんごさん、今年の目標をクリアできましたか? 私もささやかではありますが、ディスプレーを楽しんでいます。今年は子どもが巣立ってしまったので、やる気を出すのが大変だったけど、自分にハッパをかけながら何とか頑張れています。
 そろそろ大掃除の準備もしなければいけませんね。年末に向け、飾り付けと掃除を頑張ろうと思います。さんごさんのおかげで楽しくできそうです。ありがとうございます♪

(石垣市 ボロッコリー)

(編コメ)再読してもらえてうれしいです。クリスマスを迎えたら、あっという間に大みそか、お正月ですものね。私も今年こそは掃除&飾り付け大作戦を成功させたいと思います!

公園の小さい秋

 最近、那覇市新都心公園へ行ったことがありますか? 伸び放題だった雑草がきれいに刈り取られ、花壇の花が植え替えられていて、すっごく気持ちがいいですよ。
 炎天下で那覇市シルバー人材センターの方たちが毎日丁寧に仕事をしてくれているのです。飛び交うトンボに、刈られた草特有の匂い。自然の中で、いろいろな発見ができると思います。日差しが強い日もまだまだあるでしょうが、秋を探しに公園を散歩してみませんか?

(那覇市 ぷち・ままん)

(編コメ)沖縄もようやく秋の気配が濃くなりましたね。新都心公園は都市部で季節を発見できる場所。皆さんも秋を探しに出かけてみてはいかがでしょう♪

どぅまんぎる!

 公園で娘たちと遊んでいたときのこと。転んでしまった娘が痛そうな顔をしながら「あがー」と言いました。娘の口から初めてそんな言葉を聞いた私。驚きと同時にかわいらしく思いました。
 すると、その姿を見ていた4歳の長女が駆け寄ってきて、妹が転んだところに手を当てて「あがー、あがー、どぅまんぎる!」と唱え出したのを見てまたまたびっくり。
 「なんね? あがーあがーどぅまんぎる、って」と聞くと、「痛いのがなくなる魔法だよ」と答えてきました。
 娘たちが通っている保育園では、地元のおばあちゃんから沖縄の方言を習っているらしく、子ども同士でオリジナルの呪文を作ったようです。
 帰宅して、娘と一緒にカレーライスを作ろうと野菜の皮をむいていると、「お母さん、ニンジンのことは方言でデークニっていうんだよ」とニンジンを見せながら、自慢げに教えてくれました。
 楽しみながら学ぶ沖縄の方言。私も娘から教えてもらおうと思います。がけはやけどの心配があるので、見守りながらさせています。給食帽のアイロンがけは、余計にしわが付くのでしていません(笑)。参考にならなくてごめんなさい。

(豊見城市 イタイイタイとんでけー)

(編コメ)惜しい! 「デークニ」は「大根」です。間違えて覚えちゃったかな。地元のおばあちゃんから沖縄の言葉を学べるなんて、とても素晴らしいと思います。多くの保育園や幼稚園、学校で実践してほしいですね。

本当のマザコンとは

 9月29日付、みかんママさんとひびままさんの息子さんに関する投稿を読んで。私も2人の息子を育てたので、同感しきりでした。子どもがお母さんのことを大好きで何が悪いの? と思います。マザコン呼ばわりをなしにしようという意見にも大賛成です。
 ただし、結婚した成人男性にはそれなりの抑制やエチケットは必要だと思います。例えば、結婚して何年も経ち、妻との間に数人の子どももいる身でありながら、大事なことは真っ先に母親や姉たちに相談し、妻にはその結果だけを伝えて従わせようとする男性。このような身勝手な人をマザコンというのです。
 マザコンは幾つになっても母親からの「自立心」、「自律心」に乏しいのです。それが原因で離婚してしまった夫婦は少なくないでしょう。これは女性にも当てはまることです。夫婦が互いにエチケットを守りながら、お父さん、お母さんを大好きでいるのなら何の問題もありません。
 今は亡き映画評論家の淀川長治さんは、お母さんがとても大切だったことから、生涯独身を貫いた潔い人です。マザコンもここまで徹底すると誰にも迷惑がかからないし、その純粋さに尊敬の念すら抱きますけどね。

(宜野座村 章と順平)

(編コメ)淀川さんはそういうエピソードがあったのですね。男はいくつになってもマザコンといいますが│。男性でも女性でも、パートナーをないがしろにせず、親やきょうだいを大事にしている人こそ大人なのですね。

おばあと蚊

 今年の夏は暑かったですね〜。そんな中、おじいが「蚊取り線香はまあやが?」とおばあに言いました。するとおばあはブチ切れて「いつもいつも蚊取り線香って! 私なんかは蚊に刺されないよ〜」と怒鳴ったのですが、そんなおばあのおでこに蚊が! しっかり血を吸われていました…。おばあって最強ですね。

(糸満市 おばあ大好き)

(編コメ)これまでは蚊に刺されていても、気付いていなかったのでしょうか(笑)

同窓会

 先日、父の同級生という方から電話があり、「同窓会をしたいのでお父さんと連絡が取りたい」と言われたので、父に急いで電話しました。「あーそうか、そうか」と声を弾ませる父。私までうれしくなりました。
 80歳手前での同窓会。以前、父から聞いた子どもの頃の話を思い出しました。この電話の後、同窓会を待ちきれない数人の方から父に連絡がありました。楽しい思い出話を繰り返し、父はとてもうれしそうに笑っていました。
 地元を離れて家族のため、「仕事が趣味」と言いながらずっと働いてくれた父。幼い頃に戻って楽しんでほしいと姉妹で話しました。

(那覇市 ひまわり)

(編コメ)お父さんたちが同窓会を開くのはいつでしょう? あまくま情報局では同窓会の案内を紹介しています。日程が合うのでしたら、ぜひ活用してくださいね。

>> [No.1647]号インデックスページへ戻る

↑このページの先頭へ戻る

<< 前の記事  次の記事 >>