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[No.1644]

  • (金)

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「ワシントコポスト」2016年10月27日[No.1644]号

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LINEの使い方

 9月1日付、ひまわりさんの「スマホ」を読んで。わが家には小学6年生の娘がいます。ひまわりさんのお子さんと同じように、娘の周りにもスマホを持ち始めている子がいて、スマホを欲しがっています。
 まだ持たせる必要はないと考えているので、無料で通話やメールができるアプリ「LINE(ライン)」を使うときは私のスマホからさせるようにしていますが、友だちの友だちに対して「どこの学校? よろしく〜」と簡単につながったり、沖縄に住んでいることが分かるコメントを誰もが見えるところにアップしたりする始末。何度も注意し、使用禁止にしたこともありました。
 親からの影響を考え、子どもの前ではスマホを極力触らないようにしようと夫婦で決めていますが、しっかり守れているわけではなく、反省する日々です。今はやるべきことを全て終えたら、眠るまでの30分〜1時間程度はスマホを使っていいことにしています。しかし、このときに友だちとLINEでやり取りしている内容が目に余ることも多く、このまま使わせていいのか迷う日々です。
 娘の友だちの中には夜12時過ぎに「ひまな人〜?」と連絡してくる子もいて、悩みはつきません。LINEを使わせず、友だちの話についていけないようにしてしまうのはかわいそうでしょうか? 人間関係も複雑化している現代。いろいろと考えさせられる毎日です。

(読谷村 匿名希望)

(編コメ)自由に使わせると心配の種が増えてしまいそう。スマホの取り扱い方や、インターネット上のマナーや危険性についてしっかり教えていくことが大事なのではないかと思います。

感謝の気持ち

 お店でエスカレーターに乗ろうとしたときのことです。赤ちゃんを抱っこしたお母さんと、5歳くらいの2人の子どもが私の前にいました。すると、そのうちの一人の子が、エスカレーターに乗るタイミングがつかめなかったのか、立ち止まってしまいました。先に乗ってしまったお母さんは「大丈夫! 乗れるよ」と声を掛けましたが、その子はなかなか足を出すことができません。様子をしばらく見守ってましたが、手を差し伸べて「一緒に乗ろうか」と話しかけると、その子が「うん」と答えてきたので、手をつないで一緒に乗りました。
 移動中、その子は私の方を向いて「ありがとうございました」と言いました。こんな小さな子が丁寧にお礼を言えるなんてすごいなぁと感心しました。すると、先に降りて待っていたもう一人の子どもも私を見て「ありがとうございました」と言ったので、さらに感動しました。
 日頃から感謝の気持ちを言葉にして伝えるように意識していますが、改めて気持ちを丁寧に伝えることの大切さを感じた日でした。

(那覇市 スマイリー)

(編コメ)お礼の言葉を明るく伝えられると、とても気持ちがいいですよね。この子たちのお母さんや身近にいる大人が、そんな手本となる姿を示しているのでしょう。お礼もですがあいさつも笑顔でできる人になりたいものです。

見て見ぬ振り

 9月1日付、ありがとうさんの「レジのお兄さんたち」を読んで、うちの子が小さかった頃の出来事を思い出しました。
 とある有名なスーパーのレジ近くで、子どもが吐いてしまいました。レジの店員さんからも見える位置です。
「子どもが吐いたので、ティッシュか何かもらえますか?」と店員さんに聞くと「あちらです」と売り場を指差されました。子どもに「ごめんね、ティッシュを買ってくるから、誰も踏まないようにここに立っててね」と話してティッシュを購入し、吐いた物を片付けて帰りました。レジには店員さんが数人いましたが、みんな見て見ぬ振りでした。とても悲しかったです。
 ありがとうさんの息子さんが鼻血を出しているのを見て、ティッシュを差し出してくれた店員さんたちは当たり前のことをしたのかもしれません。でもそういう行動に救われる人は本当に多いと思います。わが子には、困っている人がいたら手を貸すことができる人になってほしい。そうなるように育てていきたいです。

(糸満市 4児の母)

(編コメ)店員さんに非はないかもしれないけど、もう少し思いやりのある対応をしてほしいものですね。私ならそのお店には当分行かないかも…。

父とへその緒

 91歳の父が9月に亡くなりました。約4年間の月日を施設で過ごした父。延命治療はせず、実に見事で穏やかな最期でした。
 父はきちょうめんな性格で、自分が天国に旅立つときの衣類も、下着にいたるまでスーツケースに詰め、準備していました。3女である私はそのことを父から聞いていたので、父が大事にしていた大島紬(つむぎ)を干したり、じゅばんや足袋にアイロンをかけたりと、慌てることなく旅立ちの支度を手伝うことができました。
 6年前に母が急逝して遺品の整理をしたとき、衣類の間からお菓子の空き缶に入った子ども7人分のへその緒が見つかりました。きょうだい一人ひとりに渡そうと思いましたが、父は「そのまま置いておけ。自分があっちに持って行く」と、仏壇の母の写真を指差しながら話していました。本来、へその緒は各自が自分の棺に入れるのが習わしらしいのですが、父の遺言通り、きょうだい一人ひとりが感謝の言葉と共に父のひつぎに納めました。
 用意周到な父は葬儀費用などもろもろの準備が完璧でした。趣味も多く、しっかりと終活していた父。私も見習おうと心に誓いつつ、やっと親離れができたことを実感しています。へその緒が切り離されたともいえるような不思議な感覚です。合掌。

(浦添市 みいこ)

(編コメ)ここまできちんと身を処すことができるなんて、本当に立派なお父さまですね。心よりご冥福をお祈りいたします。

最初の優勝チームに

 この秋、バスケットボールのBリーグが発足し、開幕戦で琉球ゴールデンキングスとアルバルク東京の試合が行われましたね。私はテレビで見ましたが、大勢のキングスファンが代々木体育館で観戦していたようです。惜しくも負けてしまったけど、後半はものすごい勢いで点差を縮めていて、とてもエキサイティングな試合でした。
 私が初めてキングスの試合を観戦したのは4年前です。全国版のニュース番組でキングスが取り上げられているのを見て、興味を持ちました。
 初めて観戦した試合は、ガンガンと流れる音楽、会場を盛り上げるキングスダンサーズ、観客の熱い声援などに最初は圧倒されましたが、気付けば思い切り楽しんでいました。一緒に見に行った友人の5歳の息子もはしゃいで応援していて、これはものすごいエンターテインメントだと感動しました。
 キングスはbjリーグで何度も優勝しているので、Bリーグで最初の優勝チームになるのも夢じゃないと思います。これからも熱い試合でファンを楽しませてください!

(うるま市 ゴールデンクイーン)

(編コメ)優勝を願わずにはいられませんよね♪ 次の試合は11月7日と8日、対戦相手はライジング福岡で会場は沖縄市体育館です。みんなで応援しましょう!

運動会のリレー

 先日、子どもの運動会があり、サッカーの部活対抗リレーで急きょ走ることになりました。  何年も走っていない私は緊張しつつ、柔軟体操をしながら順番を待ちました。バトンを渡されて走り始めましたが、カーブで急に膝に力が入らなくなり、転倒! けがはなかったけどとても恥ずかしく、急に出るもんじゃないなと反省しました。来年に向けて、ジョギングから始めてみようかな(笑)

(那覇市 りんご)

(編コメ)けががなくて何よりです。隠れて練習して、来年はかっこいいところを見せましょう♪

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