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[No.1643]

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「ワシントコポスト」2016年10月20日[No.1643]号

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大人への一歩

 9月8日付、キラキラさんの「トイレトレーニング」を読んで4歳半の孫のことを思い出しました。
 トイレで排せつしてほしい娘は、時間を決めてトイレに誘導するものの、なかなかうまくできません。するとある日、便座に座った孫がこんなことを言いました。「トイレに一人で行けるということは、大人になるということ」。
 保育園の先生から教えてもらったそうです。小さいなりに理解し、頑張っている孫。トイレトレーニングは大人への第一歩なのですね。サポートしてくださる保育園の先生と家庭の連携で、孫は日々成長しています。

(名護市 M・U)

(編コメ)おむつを卒業すると、子ども自身ぐんと成長を感じるでしょうね。トイレトレーニングに焦りは禁物といいますから、無理はさせず、様子を見ながら進めましょう♪

妊婦さん

 これまで、妊婦さんを見かけると「何カ月ですか? 赤ちゃん楽しみですね」と声をかけ、おなかをスリスリと触っていました。私が妊娠しているとき、知らない人におなかを触られたり、声をかけられたりするとうれしかったので、そうするようになったのです。
 先日デパートで、荷物をたくさん抱えた妊婦さんを見かけました。「おなか大丈夫ですか? 持ちますよ」と声をかけると「あなたも妊婦ですよね?!」と言われ、2人で大笑い。私も妊婦なのに、ほかの妊婦さんを見たら自分のことをすっかり忘れてしまったのです。
 その方と少し立ち話をすると、私と同じように第3子を妊娠中で、私のおなかの子は女の子、あちらは男の子でした。お互いに「赤ちゃん楽しみですね〜」とおなかをなでなで。”妊婦あるある“な話ができて楽しかったです。
 帰宅後、夫にその話をすると「知らない妊婦さんのおなかを触るなんてなれなれしいよ。妊婦じゃなかったらどうするの? ただ太っている人で、妊婦と勘違いされたから話を合わせた可能性だってあるよ」と言われました。
 確かに…。おなかをなれなれしく触ってくる私に合わせて、妊婦を演じてくれた方もいるかもしれないと反省しました。でも、妊婦さんを間違えないと思うな。おなかの触り心地でも、脂肪ではないと気づくと思います。とはいえ、これからは妊婦さんだと確信が持てるまで、おなかに触らないように気をつけます。

(豊見城市 あさひ)

(編コメ)私も妊婦のとき、スーパーで女性に話しかけられ、おなかをなでられたことがあります。あさひさんだったのかな(笑)。うれしく感じた一人ですが、確かに驚く人もいるかもしれませんね。出産報告楽しみに待っています♪

運転マナー

 8月18日付、ペンギンさんの「交通ルール」を読んで、私も日頃から気になっていたことがあり、投稿しました。
 徒歩で通勤していると、十字路をかなりのスピードで走行する車をよく見かけます。また、横断歩道を渡っているとき、右折や左折をする車が私を見ても停止することなく目の前を横切っていくなど、何度も怖い思いをしています。
 以前、テレビ番組に出ていた県出身の芸人さんが、沖縄の人の運転マナーの悪さを面白おかしく話していたことがありました。ウケ狙いとはいえ、自慢できることではありません。恥かしいと思いました。運転する人は何のための交通ルールか、しっかり考えてほしいと思います。

(那覇市 猫4匹)

歩道なのに

 私はペーパードライバーなので、よく歩いて買い物へ行きます。そのとき、とても気になっていることが二つあります。
 一つは雑草が多いことです。道を埋め尽くすくらい雑草が繁茂していて「歩けないじゃん!」というほど、歩道ではなくなっている所があちこちにあります。
 もう一つは放置されている犬のふんが多いことです。手ぶらで犬の散歩をしている人もよく見かけます。通学路にもなっている道だし、飼い主としての責任を自覚してほしいと思いました。

(那覇市 まる)

(編コメ)危険運転や、雑草・犬のふんの放置…。共感する読者もいることでしょう。良識ある行動が自慢できる県民性でいたいですね。

カバー曲

 日本の歌謡界は、一種のブームのように多くのカバー曲が発表されています。「オリジナル曲を歌う歌手とイメージが合わない」「アレンジされて全く違った曲のようになって好きになれない」など批判的な意見もあるようですが、おおむね好評を博しているようです。
 ジャズの世界では、何十年も前から当たり前のように行われてきたことです。優れた曲は多くのミュージシャンに演奏され、スタンダードとして後世に伝えていかなければなりません。
 ジャズ界は先進的です。世界の音楽を取り上げ、融合してきました。ジャズの帝王と称された故・マイルス・デイビスはスタンダードの名人といわれました。クラシックの「アランフェス協奏曲」、シャンソンの「枯葉」、スウェーデン民謡の「哀愁のストックホルム」など、さまざまなジャンルの音楽にスポットを当て、ジャズの名曲に仕立て上げました。また、マイルスと双璧を成すジャズの巨星、故・ジョン・コルトレーンの大ヒット曲「マイ・フェイバリット・シングス」は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中曲です。
 私もジャズを通して世界中の名曲を知りました。そういう意味では、ジャズの功績は大きいと思います。大好きな古謝美佐子さんの「童神」も、ジャズのスタンダードになることを期待してやみません。

(浦添市 小竹山)

(編コメ)11月13日に今帰仁城跡で開催されるジャズフェスティバルに、古謝さんも女性4人グループ「うないぐみ」の一人として参加するようです。「童神」を歌われるかは分かりませんが、素晴らしい音楽を堪能できることでしょう。チェックしてみてくださいね。

親ができること

 小学1年生の長女がいます。学校で3人の友だちから嫌なことをされたり、仲間外れにされたり、机に落書きまでされて、毎日「学校嫌だなぁ。楽しくない」と話しています。
 そんな娘の話を聞くたびにつらく、なかなか眠れない毎日を過ごしています。今の時間は何をしているのかな、休み時間にまた悲しい思いをしていないかなと、気になって仕方ありません。「他の友だちと遊んだら?」と話していますが、やはりこの3人組に嫌なことをされるみたいです。
 先生にも相談したけれど、答え方がイマイチでした。なんとかしていただけたら助かるのですが、どうしたものかと悩む日々です。毎日、娘の悲しい顔、つらい顔を見ると胸が苦しくなります。寝顔を見ていると、涙がこぼれます。
 同じ体験をした人がいたら、親ができる対処法を教えていただけないでしょうか。以前のように明るい顔を見られる日が早くくることを願うばかりです。

(嘉手納町 三姉妹ママ)

(編コメ)娘さんを思うと本当に心が痛みます。学級担任に相談しても状況が変わらないのなら、ほかの教員やスクールカウンセラーなども交えた話し合いの場を設けてもらうのも一つの手ではないかと思いました。皆さんの意見やアドバイスをお待ちしています。

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