沖縄の日刊新聞「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」沖縄のローカル情報満載。



[No.1641]

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「ワシントコポスト」2016年10月06日[No.1641]号

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子どもの成長

 8月4日付、ケーキ大好きさんの「紙パンツ」を読んで、とても共感しました。私には6カ月の息子がいます。最近、息子に自分の意思で麦茶を飲めるようになってほしいと思い、ストロートレーニングを始めました。スプーンであげていたとき、息子は両手をぶらぶらさせていて、なんか違うなーとモヤモヤしていたのです。
 ストロー付きのコップを使ったところ、吸うことを覚え始めたようで、時々飲めるようになってきました。ストローをカプカプかんで、ただ感触を確かめているだけのときもありますが…。
 親として子どもの自立を常に意識し、子どもの成長を促すようなサポートをしていかなくてはいけませんね。これからもワシントコポストで皆さんのさまざまな意見を拝読し、生活につなげていきたいと思います。

(宜野湾市 夕やけにうっとり)

(編コメ)食事もトイレも練習して覚えていくものですから、最初はできなくて当然ですよね。親はユーモアを交えて楽しむくらい心に余裕を持って、子どものペースで教えていくほうがいいように思います。

沖縄再発見の旅

 7月末に、大阪の両親と東京に住む妹夫婦が10数年ぶりに沖縄を訪れました。私の結婚式以来です。
 車2台に分かれて、本島のあちこちを観光しました。中でも、家族で一番行きたかったのが南部戦跡でした。子どもの頃、家族で初めて見た映画が「ひめゆりの塔」で、当時小学生だった私と妹は、戦争の怖さ、人が亡くなる悲しさに、ワンワン泣いたことを思い出します。
 また、大阪の何かの番組で紹介されていたのでしょう。私も夫も知らなかった場所にも行きました。読谷村にある「さとうびき畑歌碑」です。見落としてしまいそうな小さな手作り看板の先、ウージ畑の中にひっそりと立っていました。
 観光中、土砂降りのときもあったけど、快晴に恵まれ、真っ青な沖縄の海を見たり、おいしいものをいっぱい食べたりして、あっという間に3泊4日が過ぎました。沖縄で暮らしていても知らない所はまだまだたくさんあって、沖縄再発見の旅を満喫できました。
 空港で見送るときは、人目もはばからず泣いてしまいました。楽しんでもらえたかな〜、少しは親孝行できたかな〜。大阪と沖縄は、飛行機で2時間足らずの距離だけど、やっぱり離れるのは寂しく感じますね。

(糸満市 ひ〜み〜)

(編コメ)ご両親は「さとうびき畑歌碑」をよくご存知でしたね。ひ〜み〜さんの沖縄生活がこれからも楽しく充実した日々でありますように。

漢字が書けない!

 読書が大好きで、漢字も得意! だと思っていた私。先日、子どもに「漢字教えて」と言われて教えようとしたのですが、書けないのです。そんなに難しい漢字じゃないのに…と気持ちは焦るものの、手を動かすことができませんでした。
 読めるけど、書けないんですよね。これからは新聞やレキオの記事をノートに書き写してみようかと考えています。必要なくなると、できなくなることが以外に多くて驚きます。

(沖縄市 匿名希望)

(編コメ)書き写しもお子さんと一緒にやると楽しく続けられそうですね。

宿題オリンピック

 リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックは盛り上がりましたね。子どもたちも影響を受け、卓球が好きになりましたが、中でもすごいのが末っ子です。宿題への取り組み方が変わりました。
 それまではなかなか身が入らず、1時間以上かけて宿題をしていましたが、最近は「20分で終わらせる!」とタイムを計りだし、「やった! 今日は16分50秒。記録更新したよ」とうれしそうに報告してきます。
 子どもの成長を喜びつつ、家庭学習1日1時間を目標にしながら、わが家の「宿題オリンピック」をこれからも応援していこうと思います。

(宜野湾市 応援ママ)

(編コメ)オリンピック効果が勉強面にもでたのですね(笑)。ダラダラやるのと、意欲的に取り組むのは雲泥の差がありますからね。勉強量も増やしていけるといいですね♪

まじむんさんへ

 8月11日号のレキオを拝読しました。その中で特に目をひいたのが「ワシントコポスト」の「ハブにかまれて」です。そのことで、まじむんさんに質問させてください。
 投稿にも詳しく書かれていましたが、とても過酷な体験をされましたね。歩行など、日常生活への影響はいかがでしょうか。
 また、まじむんさんの家の近所でもハブが出たことはあるのですか? 自宅や敷地内のハブ駆除で何か善後策は講じたのでしょうか。教えていただけるとうれしく思います。

(宜野湾市 まちゃー)

経験をバネに

 8月11日付、まじむんさんの「ハブにかまれて」と、あきこさんの「血のつながりよりも」を読みました。私も似たような経験をしたことがあり、涙が出ました。
 15年前、ハブに右足をかまれて1週間入院しました。痛みに耐えて退院した後、周囲から心無い言葉を言われましたが、迷信だと自分に言い聞かせました。まじむんさんは重傷で、本当に大変でしたね。
 また5年前、40年続いた結婚生活にピリオドを打ちました。私は夫の姉から、ことあるごとに言葉の暴力を受けていました。義祖母、義父母を3男の嫁である私が看取ったにも関わらず、悔しい思いを胸にずっと我慢してきました。夫が私の味方をしてくれなかったこともつらかったです。ただただ、子どもたちの成長だけを祈って必死で頑張りました。
 あき子さんは夫が味方してくれる分、頑張りがいがあるのではないでしょうか。私は友人や家族の励ましのおかげで毎日頑張れているし、孫たちの笑顔が最高の生きる糧です。未来は明るいです。つらい経験をばねに、お互い頑張りましょうね。

(うるま市 しおり)

(編コメ)まじむんさんの壮絶な体験に、多くの感想や質問が寄せられました。まじむんさん、まちゃーさんからの質問にお答えいただければうれしく思います。また、同様にハブにかまれたしおりさん。周囲に感謝を忘れず、前向きに過ごされている姿を見習いたいと思いました。投稿ありがとうございました。

ぼうこう炎

 4歳の娘は、難しい言葉を話すようになってきました。大人が会話で使っている何気ない単語も、印象に残って覚えているようです。
 例えば「ぼうこう炎」という言葉。ある日、娘が頻繁に尿意をもよおすようになりました。その時に私が「もしかしてぼうこう炎じゃないか?」と妻に話していたのを娘は聞いていたようです。保育園の先生に「ぼうこう炎かもしれない」と話したらしく、先生も難しい言葉をよく知っていると驚いていました。
 その数日後、「ぼーこーえん、ぼーこーえん」と娘が連呼しています。何だろうと娘を見ると、紙の筒から私をのぞいています。
 妻と目が合い、どうやら娘は「望遠鏡」のことを「ぼうこう炎」と言っていることに気づきました。私も妻も大笑い。ポカーンとしている娘に「それを言うなら、望遠鏡だよ」と教えてあげました。
 「ぼーこーえん」と「ぼーえんきょう」。娘の言い間違いのおかげで、いつもの夕方の食卓がより明るくなりました。

(名護市 真っ直ぐマッスル)

(編コメ)子どもの言い間違いってほんとにかわいくて、その場にいる人を和ませてくれますね。皆さんの言い間違いエピソードもお待ちしています。

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